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脳神経外科の看護師が大変なことを2つの方面から紹介します!

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外科の看護師が大変なことを2つの方面から紹介します!

「頭がいい」「できる人が多い」という高評価をいただくことが多い、脳外科看護師。もちろん、その陰では様々な苦労をしてきています。今回は、脳外科に着目して、脳外科での大変なところ、また、その大変なところが後々どのように生かされてくるのかをお伝えしていきます。これから脳外科を検討している人は業務の参考に、現在脳外科で働いている人は、将来的にこの業務が生かされる日が来るのか!というような参考にしていただければと思います。

1.看護師の脳神経外科勤務で大変なこと~業務編~

看護師脳外科大変

まずは、日常の業務での大変なところ。もちろん、脳外科以外にも当てはまるところはあるかと思いますが、脳外科ならではというところも一緒にお伝えしていきます。

 

体重の重い患者が多い!

脳血管障害にかかる人は、もちろん遺伝による人もいますが、そのほとんどが、生活習慣によるものです。生活習慣による障害であることから、体重がかなり重い人が多く、トランスだけでなく、体位交換でさえも一苦労なことが特徴です。

 

男性看護師が多いのにはそれなりの理由がある?

そのため、女性一人で行うことが難しく、数人で行ってやっと体を動かすことができるという人も多くいます。男性看護師が異動してくることが多かったり、他の診療科よりも男性看護師がいるのもこのことからではないでしょうか。

 

トランスおいては一目置かれる存在になる

また、脳外科でのトランスに慣れてしまえば、他の診療科に行ったときに、1人でも楽々トランスをすることができ、他の診療科出身の方から一目置かれます。

 

補助なしで歩ける人=独歩が少ない

麻痺により、四肢のどこかしらに障害を持っている人が多くいるのが脳外科です。そのため、1人で歩ける人が少なく、何かしらの介助や自助具が必要となります。なので、たまに検査入院などで、入院に独歩の人が来ると驚きと喜びがナースの間で起こります。介助せずとも1人で全て行えるということは本当にありがたいことです。

 

効率の良い仕事ぶりが求められる

また、どこに行くにも何をするにも介助が必要となるため、トイレ動作1つの介助にも時間を要することから、時間の配分が重要なポイントとなってきます。そのため、自分の仕事を手早くこなし、患者さんの介助のために時間を確保している人が多く、仕事の効率がいい人が多いのも特徴なのではないでしょうか。

 

転倒リスクの高さはおそらく院内でナンバーワン

前述してきたように、四肢のどこかに麻痺があることから、転倒のリスクが非常に高い人が揃っているのが脳外科です。そのため、動作を行う様々なタイミングで転倒へ留意していかなければなりません。特に入浴時や起床時、夜間の転倒リスクは高く、常に患者さんを注意してみていなければなりません。

 

ちょっとした転倒が大事になりやすい

脳外科の患者さんは四肢麻痺があるため、転倒したときに他の診療科の患者さんと違って受け身を即座にとることが難しく、骨折や頭部挫傷にもつながりやすいというのも特徴ではないでしょうか。そのため、脳外科出身の看護師は転倒転落にかなり敏感な人が多いのではないかと思います。

 

転倒はしてほしくないけど自立は促したい・・・

また、転倒転落に注意しつつも、機能回復を促すためにある程度の自立を促さなければならないという難しさもあります。そのため、例えばセンサーなどの徘徊対策に関しての選別や方法をいろいろ知っているのも脳外看護師ならではです。

治療に大事な管を抜かれないように必死!

脳外科の手術後は様々な管に繋がれていることが多いです。脳を損傷していることから、自分の現状をしっかりと理解できるという人が少なく、年齢や性別にかかわらず、暴れてしまったり、管類を抜こうとしてしまう人がかなり多くいます。しかし、脳実質付近のつながっている管であるため、抜かれてしまったり、少しでも位置が変わってしまうと生命に直結する事態を招きかねません。

 

自然と危険予知能力が上がる

もちろん、管の位置も毎度チェックしますが、それだけでなく、患者さんが管を抜かれないよう、位置を変えられないように必死です。そのため、危険予知能力や管理能力も日々の業務の中で鍛えられていくというのが特徴なのではないでしょうか。

 

点滴の時間の管理が細かい

脳神経外科は他の診療科に比べて、点滴の量は少ないのです。しかし点滴数が少ない分、時間の管理がかなり細かくなります。ほとんどの点滴が脳神経や血管系などにダイレクトに効果を来す薬剤であるため、投与時間や投与量が少しでも違うと大変であり、特に、1日かけて続けていくため、後々の点滴の投与時間にも影響が出てきます。そのため、点滴の時間管理にことさら厳しい目をもつことができるようになるのが脳神経外科ならではなのかと思います。

 

2.看護師の脳神経外科勤務で大変なこと~患者編~

看護師脳外科大変患者

脳外科は業務も大変ですが、なにより大変なのは患者さんの相手です。脳外科の患者さんの場合は、脳の損傷部位によっては、理性を失っていたり性格が豹変していたりといろいろとあるのです。それでは、具体的にどういったところが大変か、患者さん編を見てみましょう。

 

意思疎通が困難な人が多い

その人の人間性というわけではなく、脳疾患による高次機能障害や失語などの症状により、言葉が上手く発せなかったり、言っていることが支離滅裂だったりという人が多いのが患者層としての特徴ではないでしょうか。例えば患者さんが全失語であれば、会話はほとんどジェスチャーに頼ることになります。

話せたとしても聞き取りづらいことが多い

また、失語でなくても構音障害で話していることがそもそも聞き取りにくいということもあります。そのため、話している内容がしっかりとしていても何を話しているかわからないなんていうこともあります。

 

失語省や構音障害の患者さんとのコミュニケーションスキルが上がる!

そのため、脳外科にいた看護師が、他の診療科や施設に行くと、失語症や構音障害の人とのコミュニケーションがスムーズに成り立つことが多く、周囲から尊敬のまなざしで見てもらえることもよくあります。

こだわりが強い患者さんが多い

麻痺によって自分の思い通りに体が動かせなくなり、リハビリによってなんとか機能回復してくると、その人の生活スタイル、すなわちこだわりが出てきます。特に麻痺が重かったり、疾患との付き合いが長ければ長いほど顕著であり、そのこだわりを人にも強要してくるような患者さんが多いのが脳外科ならではかと思います。

脳外科の看護師に求められるのは忍耐力?

そのようなこだわりに付き合って対応していると、その人にだけ30分以上の時間を要するなんて言うこともよくあることです。そして、その時間にわずらわしさを覚えると、その人のこだわりを覚えて、言われる前に先にやってしまうという人もいます。脳外科の患者さんと関わることで、その人の生活スタイルに合わせた看護ができる人が多くなるため、他の診療科の患者さんに重宝される人が多いようです。

患者さんから八つ当たりされることが多い

今まで自分でできてきたことができなくなる、伝えたいことが伝えられなくなるということから自分自身にもどかしさと苛立ちを覚える人が多くなるため、患者さんから八つ当たりをされるというのも良くある話です。

 

脳外科の看護師は自然と打たれ強くなる?

しかも、日替わりで違う人から八当たられ、下手したらほぼ毎日八つ当たりをされているなんていうこともあります。そして、だんだん言われていると、受容や共感など相手の想いをくみ取るコミュニケーション能力も高まります。そういったことから、打たれ強い、メンタルが強い看護師が多いように思います。

 

まとめ

まとめ

意外と大変な脳外科の看護師ですが、ここで学んだスキルは意外にも、看護業界では役立つものばかりです。
今後、幅広い分野での活躍を考えているのであれば、自身のスキル向上を目指して、脳外科の道へ進んでみるのもいいのではないでしょうか。また、現在脳神経外科への転職検討している看護師の方は脳神経外科に看護師転職|求人を探す前に注意する事も併せてご参照ください。

 


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この記事を書いた人

趣味は海外旅行や美味しいものを食べてお酒を飲むこと。現在は旦那さんと2人暮らしをしています。看護師歴20数年になり、総合病院や専門病院などの病棟を15年ほど経験し、その後はクリニックでのパートや、今までの経験を生かして美容クリニックや検診などのスポットアルバイトをして今に至ります。
現場でずっと働いていたので、他の仕事に興味があり記事を書いていますので応援よろしくお願いします。


カテゴリー:看護師の仕事内容・業務

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この記事を書いた人:Ivy
(公開日:)(編集日::2017年06月13日)

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