看護師が介護保険認定調査員になるには?仕事内容とメリット

介護保険認定調査員 仕事内容 メリット

介護保険認定調査員とは、要介護認定を必要とする申請者の元へ訪問し、その方がどの程度の介護を必要としているのか見定める人です。

介護保険認定調査員が記録した調査票は、コンピューターで一次判定がでます。そして、調査票・申請者の特記事項・主治医の意見書をもとに、介護認定審査会で要介護、要支援、非該当の判断が下されます。

つまり、介護保険認定調査員の仕事は在宅療養する方にとって、非常に重要な役割を果たしているのです。

1.看護師が介護保険認定調査員になるには?

パソコンの前にいる笑顔の女性

看護師資格を保有していれば、介護保険認定調査員になるために特別必要な資格はありません。その他の詳しい応募条件については各自治体によって異なるため、確認が必要です。
 

自治体のホームページから求人を確認する

介護保険認定調査員の求人は自治体のホームページで見つけることができます。当時私が勤務していた市役所では、看護師、介護支援専門員(ケアマネジャー)を持っている人が応募資格がありました。

なお、自治体によっては、介護施設での経験や介護保険認定調査員研修を受けておくことが必須なケースもあります。

 

ポイント!

ポイント

面接の際には「調査した結果をパソコンで記入する事が多いが、パソコン入力は得意なほうか」「記録がとても多いがこなせる自信はあるか」などといったことを質問されました。

 

2.介護保険認定調査員の実際の仕事内容

高齢者と話す女性

冒頭でも説明した通り、介護保険認定調査員の仕事は、介護保険を申請した新規の対象者、更新の対象者を訪問して聞き取りをすることです。

訪問先は、在宅だけでなく、病院・介護施設など多岐に渡ります。そして、調査票に沿って、対象者の日常生活動作、問題行動等を確認していきます。

なお、1日の訪問件数は2~3件程です(自治体や対象者によっても異なります)。

 

電話で訪問日と時間を決定する

対象者の在宅等に訪問する時は、電話で訪問日、時間を決めます。対象者と実際に介護している家族がいる時に訪問するようにします。そして、対象者、家族に聞き取りをします。
 

対象者とその家族に、調査票に沿って質問していく

訪問した現場では、対象者とその家族に、調査票に沿って質問していきます。調査項目はとても多く、対象者の細かい日常生活動作を確認する必要があります。

選択に迷った時はマニュアルのテキストを確認し、ベテラン介護保険認定調査員に質問します。なお、最初の数回は、ベテラン介護保険認定調査員と2人で対象者の元に伺います。
 

調査票の詳細

調査票の詳細としては、例えば、寝返り、起き上がり、歩行状態等があります。それらが自力で可能か、柵などを利用しているかどうか、実際に動作を行ってもらって確認していきます。

また、対象者が生年月日を言えるか確認する項目もあります。物忘れ等、問題行動等についての項目は介護者に質問していきます。調査項目が多く、聞き取りには1時間程度はかかります。

 

デイサービスに電話で聞き取りをすることもある

デイサービスを利用している対象者に対しては、デイサービスに電話をし、日常生活動作、問題行動等を聞き取りします。そして、ここで得た情報も全て調査票に書き込んでいきます。
 

3.看護師が介護保険認定調査員として働くメリット

ファイルをもつ笑顔の女性

最後に、看護師が介護保険認定調査員として働くメリットについて見ていきます。「在宅」や「地域医療」に携わるからこそのメリットがあることが分かります。
 

在宅での闘病生活の大変さを知る事ができる

医療の現場だけでは把握できなかった在宅での闘病生活の大変さを知る事ができます。

これまで病棟や外来でしか関わりのなかった患者の「リアル」が分かるため、病院で働いていた時よりも患者の全体像を把握しやすくなります。
 

看護師としての経験が存分に活かせる

看護師としての現場経験があると、申請者の病歴を見ただけで、症状、日常生活に気を付けている事等がすぐに理解しやすいです。

例えば、対象者に呼吸器疾患がある場合、酸素療法を使用しているかどうか、外出している時に留意している事はあるかなど細かいところまでチェックすることができ、より正確なジャッジを下すことができます。
 

子供中心の生活を考えて仕事ができる

介護保険認定調査員の仕事は各自、訪問日や時間を調整して在宅訪問します。そのため、自分で休日を設定することができ、急な休みにも対応可能な環境です。

もちろん、学校行事等の日程調整も行いやすく、子供中心の生活を考えて仕事をすることができます。

 

まとめ

介護保険認定調査員の仕事をする事で、介護の仕事の重要性を知る事ができます。そしてここでの経験は、仕事だけではなく自分自身の両親の介護にも活かすことができました。

しかし、介護保険認定調査員の仕事は医療現場とは離れてしまうため、病院勤務に復帰するとなると看護技術の低下がネックとなります。

とは言っても、介護保険の現場を知ることは病院看護師にとっても決して無駄にはならないはずですので、看護師として経験値を増やしていきたい方はおすすめの仕事だと言えます。

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監修者

亀岡さくみ看護師

この記事は「」さんが執筆しました。

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