退職して後悔するのはどんな時?ベテラン看護師が対処法までお伝えします。

看護師が退職して後悔するのはどんな時?

看護師は一度辞めても転職先が選べるほど恵まれた仕事なので、簡単に辞めてしまう人も多いのです。

しかし、退職してからやっぱり前の職場の方が良かったと後悔することもあります。

ここでは、看護師として退職すると後悔する可能性が高いときはどんな時か、退職を行わないための対象法は何か、現在40歳のベテラン看護師である私が様々な看護師を見てきた経験からお伝えしていきます。

【特集】看護師の3人に1人は転職に不満足で失敗!?

看護師の3人に1人は転職に不満足で<p>失敗!?成功するために! 転職を検討している看護師の方必見です。転職を成功するためには何が必要でしょうか。「転職が失敗した」「転職後にすぐに退職してしまった」「転職が不満足に終わった」などの回答をいただいた看護師に、失敗のポイントとは?

看護師の3人に1人は転職に不満足で失敗!?

1.給料に不満で退職する時

給料に不満で退職する時

他の職場の友達などから給料の話を聞くと「自分の仕事状況と毎月の給料額が見合っていないのではないか?」と不満に感じることがあるかもしれません。

しかし、給料だけを見て退職し、その後転職すると、賞与や他の手当などを含めた年収は想定と大きく異なるときがあることや、税金など徴収されたあとの手取り額はまた異なり、結局は前職の方が良かった、など退職に後悔することがあります。

また、転職後に給料は上がったものの、人間関係が悪い職場であることや、自分が行いたい仕事が出来なかったりして後悔してしまうケースもあります。

 

(1)自分の本当に行いたい看護は何かを考えることが大事

給料だけを重視していると、業務状況や他の待遇、人間関係などの面で今の自分の看護師としての働き方を見失います。

総合的に見れば、多くはその業務に見合った給料であることに気付くことができるでしょう。

給料が不満で退職する前に、

  • 自分が本当にしたいこと
  • 何を重要視するのか

という自己分析をしてみることをお勧めします。

現在の病院で自分が行いたいことが難しければ、キャリアアップやスキルアップを考えて前向きに円満退職しましょう。

 

(2)給料が不満な場合は年収と福利厚生で比較をする

給料面での改善を求めるなら、年収と福利厚生での比較をする方が良いです。

一度退職してしまうと基本給が低くなり、それに応じて賞与額も下がります

月給は基本給に各種手当が合算されていますが、賞与は基本給に対して計算されるため、思い違いされている方が多いので注意しましょう。

 

補足説明!

ポイント

また、病院の福利厚生によって退職金が出る職場と出ない職場であれば、生涯年収が大きく変わってきます。様々な福利厚生に助けられている面もあるため、是非チェックしてみてください。

 

2.楽な仕事を求めて退職する時

楽な仕事を求めて退職する時

大学病院や総合病院での病棟勤務の場合など、看護師は時間に追われて忙しい職場は多いです。

しかし、「楽な仕事が良い」というだけで退職し、転職をすると時間に余裕はありますが時間を持て余しすぎて、やりがいがないことに不満を感じることも多いです。

「結婚や出産などの生活環境の変化があって、看護師として負担のない業務をしたい」と退職する場合は納得できると思いますが、そうでない場合は割り切れずにやりがいを求めて転職後、再び退職することもあります。

 

(1)忙しさの中で得られるものを考える

看護師の仕事が現在忙しいのは辛いことかもしれません。

しかし、その中で「看護師のキャリア」として得られることの大きさを考えてみてください。

忙しい中でのやりがい、技術の習得、経験。それらを捨てても楽に仕事をする方が良い、と思えるなら退職するのもありかもしれません。

 

期間を区切って働くことも大事

「こんな忙しい中ずっと働けない」と思っている場合は、期間を1年~3年で区切り退職を考えてください。

自分の中で期間を設定することで、現在の職場で1つでも多く学ぼうという姿勢になりますし、自分のキャリアも考えることも可能です。

 

(2)業務を改善する方法を考える

忙しい場合は、業務の効率化や無駄を省くことなど、忙しいというストレスを減らせるよう自分自身でも努力しましょう。

もしもやり方の手際が悪く時間がかかってしまうなら、スムーズにできるよう練習すれば良いですし、業務量が多いのなら上司に相談して改善してもらうのも一つの方法です。

 

補足説明!

ポイント

忙しい業務を改善することは、看護師にとって大変なことですが、チャレンジすることなく諦めてしまうのはもったいないです。是非前向きな姿勢で取り組んでみてください。

 

3.仕事に疲れて退職する時

仕事に疲れて退職する時

毎日が忙しく、もう疲れたからしばらく休みたい、と退職する看護師もいます。

しかし、「看護師ならいつでも再就職できるし」という安易な気持ちで退職すると後悔する可能性が高いです。

なぜなら心身の休養が取れた時、いざ看護師の仕事に戻ろうとしても、一度楽なことを覚えてしまうとすぐに辞めたくなってしまい、看護師として長続きしなくなります。

看護師の仕事は命と向き合う厳しい仕事であり、それはどのような職場でも責任という形でついてきます。

また、逆にしばらく休んだときに、

  • 「やっぱり看護師の仕事がやりたい」
  • 「社会と繋がっていたい」

と思うときがあります。

そうなってから転職活動をするのはまた気力と体力を使わなければならず、後悔する声が多いのです。

 

(1)まずは、まとまった休暇を取ることが大事

気軽に退職したい気持ちを払拭できる方法としては、有給休暇を連続で使ってリフレッシュする方法をお勧めします。

それでも気持ちが回復しない場合は、退職を真剣に検討しながら自分の看護師としての人生を考えていきましょう。

また、毎日が忙しくて心や身体が疲弊したときには、上司に相談して配置換えしてもらうことや、病気休暇を申請することもできます。

 

補足説明!

ポイント

上司に相談してできるだけ連続で取らせてもらい、しばらく現場から離れて心身の充電期間を作るとネガティブな思考も少し減ります。

 

(2)人に話すことでモチベーションを維持してみてください

仕事に疲れてしまったと感じるときは様々な理由があり、自分を過小評価している看護師が多いようです。

上司や先輩看護師などの同僚に、現状の悩みや気持ちを話すと、自分が思っているよりも役立っているのだと自信を持つことができ、自分を認めることができます

人は、「やりがい」や「人の役に立っている」と感じることができると、モチベーションを維持することができます。

1人で考えて決断するのではなく、人に話してみることをお勧めします。

 

4.ミスをして退職する時

ミスをして退職する時

看護師としてインシデントを起こす、またはミスをしたことがきっかけで職場に居づらくなり退職する看護師もいます。

インシデントを起こしてしまうと、それが患者の死や重症化に繋がらなくても責任の重さを改めて感じるものです。

しかし、そのミスをきっかけに退職したときは、ずっと心にしこりが残ります

退職した事実を後悔するよりは、看護師としての自分の人生に後悔することがあるのです。

 

 

(1)仕事で起こしたミスは仕事でしか取り返せない

ミスで退職してしま事は、仕事としてやってはいけない行為の1つです。(責任を取って懲戒免職になるのとは別です。)

仕事で起こしたミスは、仕事でしか取り返すことが出来ません。

たとえ、現場から離れれば忘れられると思っても、現場から離れたからこそ最後の印象が塗り替えられず、看護師としての自分を思い出すたびにずっと忘れられない出来事になってしまうのです。

そのため、仕事で起こしてしまったミスは取り返してから退職を考えましょう。

 

(2)原因分析と対策を考えることが責任です

インシデントやアクシデントを起こしたときは、次に同じような失敗をおかさないように対策を講じることが大切です。

インシデントを起こしたことを悔やむのではなく、原因分析と対策を考えて業務にあたること、他のスタッフへの啓蒙になるよう周知することが正しい責任の取り方です。

次に同じ失敗をおかさないよう原因分析と対策を考えましょう。

 

どうしても責任の重圧に押し潰されそうなときは相談しよう

どうしても責任の重さに押し潰されそうだと思ったら、上司や同僚に気持ちを話して心の重荷を軽くしてください。

一緒に働くスタッフの中に、同じ立場であなたを受け入れてくれ、必要としてくれる人が必ずいるはずです

同じような経験をした先輩看護師の話を聞くことで、自分だけではないと思えることや、良い対策をとることもできると思います。

 

まとめ

退職してから後悔しても、簡単に元の職場に戻ることはできませんし、雇用される条件もマイナスに変わる可能性も高いです。

安易に退職を決めるのではなく、他の対処法をよく考えてみて、後悔のない選択をしてください。

そして、退職だけではなく、次のキャリアを考えて転職を行い、是非とも看護師を続けてください

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はたらきナース

監修者

亀岡さくみ看護師
監修 亀岡さくみ看護師
  • 2011年3月:日本赤十字看護学校卒業
  • 2011年3月:看護師免許取得
  • 2011年4月:日本赤十字医療センター入社(3年間勤務)
  • 2015年3月:株式会社peko勤務
  • 2015年4月:はたらきナース監修

現在は、今までの経験を活かし「はたらきナース」を執筆・監修を行っています。

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