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産婦人科の看護師は大変?求人を探す前に把握しておくこと

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看護師ライタージュプン

産婦人科は、一般病棟での怪我や病気の患者の看護とは違い、より専門性のある分野であるため希望する看護師が多い人気の科でもありますが、生命の誕生という素晴らしい場面の裏に様々な大変な仕事を併せ持っています

そこで今回は、産婦人科の看護師の仕事の中で大変だと感じる3つの内容をご紹介します。

1.産婦人科の看護師は忙しい

忙しい産婦人科の看護師

産婦人科は「産科」と「婦人科」に分かれます。

それぞれの主な仕事は、以下の表の通りです。

産科 ・産前後の母子の観察とケア
・助産師の分娩介助
・中絶手術の準備と補助
・妊娠中に何らかの経過異常で入院をしている妊婦のケア
婦人科 ・子宮筋腫や子宮がんなどの婦人科系疾患の術前後の看護
・抗がん治療の補助とケアなど

それでは、産婦人科の看護師の忙しさについて、詳しく見ていきましょう。

 

出産があると予定が立たない

出産は「何日何時」というように予定が立たないため、「仕事終了間際に何件もの入院がある」「何人ものお産が重なる」等の場合もあり得ます。

さらに、お産自体も予定通りにはいくとは限りません。

 

残業を余儀なくされることもある

お産の途中で母子に何らかの危険がある場合は、帝王切開に切り替わることもあり緊急で手術の段取りを行わなければならず目の回る忙しさとなるため、残業を余儀なくされます。

 

抗がん剤治療・婦人科術後の対応が重なる

婦人科の看護師として抗がん剤の点滴治療のケアを行う場合は、細やかな全身状態の観察が必要になることが多いため、受け持ち患者数人が同日に行う場合は非常に忙しいです。

抗がん剤治療に加えて、婦人科では子宮筋腫などの手術も多く行われる場合もあり、非常に過密なスケジュールとなります。

 

産科と婦人科を兼務することもある

1つの病棟で産科と婦人科が混合しているところでは、婦人科担当であってもお産の状況によっては産科を手伝う場合があります。

助産師はお産がメインですが看護師の場合は、

  • 助産師の介助
  • 出産直後の褥婦や新生児のケア
  • 褥婦・新生児のケア
  • 各種指導

等、お産の直接介助以外のことを幅広くこなすことが必要です。

 

2.精神的につらい産婦人科の看護師

精神的につらい産婦人科の看護師

産婦人科の看護師は、肉体的だけでなく精神的につらいこともあります。

精神的につらいことについて、代表的な3つを以下にご紹介します。

 

流産・死産などでリアリティショックを受ける

産科では、「授かった命を中絶する」「出産を希望していても何らかの状況で流産や死産になってしまう」「生まれてきた子供に疾患・障害がある」等の場合の患者や家族の心情は計り知れず、そのケアを産婦人科の看護師は行うことになるため、精神的につらく耐えられないことが多いです。

 

クレームが多い

産婦人科は、数多い診療科の中でも特に生と死の両方に関わるデリケートな科であるため、他の科と比べると患者や家族からのクレームが圧倒的に多い診療科です。

クレームばかりが続くと精神的につらくなるため、きちんと仕事をしていても大変な思いをするでしょう。

 

対応に不満があるとクレームに繋がる

出産というのは、女性にとって人生最大のイベントと言っても過言ではなく、「こんなお産がしたい」など理想の出産をイメージしている女性がほとんどです。

そして、生まれてきた赤ちゃんに対しての心配事が多くなり、その対応等で少しでも不満があるとそれがクレームに変わることも多いです。

 

実際に合ったクレーム

実際にあったクレームとして、「看護師は自分の赤ちゃんだけ大切に扱ってくれない」など、ありもしない理不尽なクレームを言ってくる患者や家族がいました。

 

助産師との関係性がよくない

産婦人科は、お産に関わる場であるため助産師と看護師が同じ職場で働いていますが、助産師と看護師は同じ看護職であっても仕事内容は大きく違います。

助産師だけではカバー出来ないことを看護師が行う等、互いに協力して尊重し合って働くことが大切ですが、お産に関わるという仕事柄、看護師は助産師の指示で動いて助産師の補助をすることが多くなるため、看護師を下に見てしまう助産師がいることもあります。

 

補足説明!

ポイント

看護師と助産師の関係性に一線を引きたい看護師がいるのも確かで、助産師の言動に対立ばかりする看護師がいる場合もあります。

 

3.他の科に異動しづらい産婦人科の看護師

他の科へ異動しづらい産婦人科の看護師

産婦人科の看護師をある程度の年数勤めると、次に他の科に異動した場合に大変だという話がよく聞かれます。

実際にどんなことが大変であるか、以下で見ていきましょう。

 

産婦人科専門の知識・経験以外が身についていない

産婦人科は、がん看護や手術等の婦人科系疾患に関する看護を除いて、妊娠や出産の周産期、新生児に関わる知識や技術が特有のものであるため、学ぶ内容が非常に限られます。

そのため、長年産婦人科で働いた場合その専門性から、産婦人科以外の知識や技術・経験が身についておらず、他科へ異動した場合に1から学ばなければならないことも多く、働くことが大変になる場合があります。

 

注意点!

ポイント

「将来は助産師の資格を取りたい」という場合は、産婦人科の知識と技術をより深く習得すれば問題ありませんが、看護師の一過程として産婦人科勤務を考えている場合には注意が必要です。

 

4.産婦人科の看護師求人の探し方

産婦人科の求人を探す看護師

産婦人科の看護師の就職先は、大学病院・総合病院・個人病院・助産院・クリニックなど様々な種類があります。

病院の規模や形態によって業務内容には大きな違いがあり、それぞれの特色や方針をよく理解しておくことが大切であるため、ポイントを抑えて慎重に求人選ぶことが必要です。

産婦人科の求人選びについては、以下の通りです。

 

病院のホームページを見る

産婦人科の看護師求人探すためには、転職を考えている病院のホームページを見て、求人が出されているかを確認し、その病院の特徴をしっかりと読み取ることが大切です。

ホームページを見て、気になった点を病院に直接メールで質問してみるのも良いでしょう。

 

補足説明!

ポイント

実際に病院へ見学に行き、病院全体の雰囲気や働いている職員の様子を見るだけでも感じ取れることはたくさんあるでしょう。

 

総合サイトなどの口コミを参考にする

ネット上には、全国各地の病院の口コミを集めたサイトが数多く存在しており、他者評価を求人選びの参考にすることも1つの方法です。

患者の目線から見て、「この病院はどうなのか」という情報を得ることができますが、あくまでも顔の見えないネット上のことであるため、参考程度に留めておきましょう。

 

転職のプロのアドバイスを受ける

看護師の求人では、専門性の高い産婦人科を扱う転職・求人サイトがあります。

求人サイトには、その方面に知識と経験のあるプロのアドバイザーが存在するため、自分の条件に沿った求人を探す手助けをしてくれます。

 

補足説明!

ポイント

転職・求人サイトでは、実際に病院の雰囲気や実際に勤務している(勤務していた)看護師のリアルな声を情報として持っていることも多いため、上手に活用してみると良いでしょう。

 

5.まとめ

産婦人科は、生命の誕生に関わることのできる素晴らしい職場ですが、メリットだけでなく当然デメリットも存在します。

産婦人科の看護師の大変さを知った上で、自分自身が持っている理想と照らし合わせて、実際本当に産婦人科領域に関わりたいかを考えましょう。

産婦人科への転職を考えている看護師は、是非参考にしてみて下さい。


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この記事を書いた人

三児の男の子の母と看護師の両立に奮闘しながら総合病院の看護師として勤め、その勤務経験は10年以上。
常勤看護師として小さな子供を抱えながら夜勤もやっていました。現在は夫の都合で海外在住で、看護師はしていませんが看護師ライターとして活動しています。様々な科での勤務経験と、看護師と出産・育児との両立経験を生かし、皆さんが知りたいという内容を分かりやすくお届けしたいと思います。


カテゴリー:看護師に人気の科

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この記事を書いた人:ジュプン
(公開日:)(編集日::2017年09月14日)

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