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妊娠が発覚したら!働く看護師の5つの注意点

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妊娠が発覚したら!働く看護師の5つの注意点

看護師として働きながら、妊娠や出産される看護師は多いと思います。その際に出産で知っておきたいことと妊娠中で看護師として働くための注意点について説明しています。

1.妊娠が発覚したら速やかに上司に報告する

速やかに上司に報告する

安定期に入ってから報告を行う方も多くいらっしゃいますが、看護師の場合はシフト制で働く場合がほとんどです。今後のことも考えてなるべく早く発覚した時点で上司に報告を入れましょう。

報告が遅くなればなるほど、現場に迷惑がかかってしまいます。

「生む」「生まない」の判断もあるとは思いますが、赤ちゃんを安全に授かるためには、対応は早い方が良いです。

 

妊娠発覚!看護師の体験談~現役看護師たちの意見

看護師の体験談
妊娠が発覚した場合に、実際に現役看護師たちはどのような対応を行ってきたのでしょうか。初めての経験の方は生の意見を参考にしてみてください。

 

安定期を待たずに私は報告したほうが良いと思います

こもこもさん【現役看護師】

現役看護師こもこもさん

まずは上司に報告すること。初期はつわりなど体調不良になることもあるため、安定期を待たずに報告したほうがいいと思います。病棟にもよりますが、夜勤があったり力仕事がある場合は配慮してもらえる環境がベスト。

看護師は切迫早産や流産を起こしやすいし、言いづらくても伝えるべきです。赤ちゃんを守ることができるのはママだけですから。

 

医師に理解がなくても、周りの看護師に伝えておけばフォローしてくれる

匿名さん【現役看護師】

女性看護師
きちんと報告をしたほうが良いと思います。第2子妊娠時クリニックに勤めていた時にレントゲンのセッティングの仕事がありました。妊婦なのですが、医師にはなかなか配慮してもらえませんでした。

でもほかの看護師にきちんと伝えておけば、さりげなく配慮してもらえました。先生も理解していただいたのかその時併設していた透析室のほうへの仕事が多くなりました。また、その時はつわりがあったので、仕事中にトイレに行くことも多くそういった意味でも他スタッフに迷惑をかけるので。

 

パート(非常勤看護師)で妊娠が発覚した際の体験談

たなごころさん【現役看護師】

看護師たなごころさん

夜勤専従で働いており、夜勤の身体への負担を考えて妊娠発覚して、すぐに上司に報告しました

上司からは夜勤から日勤への勤務時間の変更を勧められましたが、そこで日勤で働くメリットがなかったので退職を申し出ました。夜勤専従が他におらず、勤務者の調整が難しかったようですが、比較的早い時期に退職できました。

 

仕事への価値観が変わると予想し、退職を選んだ

正社員ではなくパートだったために産休や育休などの手当もなしだったので、退職を選びました。周りでは出産されて産後に復帰されている方もいましたが、保育園に行っていれば、呼び出しがかかって欠勤しないといけないなど、働くことに制限がかかったり人間関係にも影響することを考えました。

また、自分自身、出産や育児でライフスタイルが変わることによって仕事への考え方も変わっていくのではないか、という思いもあり退職の道を選びました。

それまでにも色々な職場で働き、看護師として復帰したいと思った時には選り好みしなければいつでも復帰できると思っていたことも退職を選んだ1つの理由です。実際に退職して、失業手当ては受けとることができ、思ってた通り、仕事への価値観に変化が出たので、「退職」を選んで良かったと思いました。

 

できるだけ妊娠が分かった段階で報告すること

くるみんさん【現役看護師・管理職】

この記事を書いた人 くるみん

まずは、妊娠が発覚した時点で上司に相談します。そこで、今後の仕事内容について相談します。妊娠初期の場合は、流産の危険性も高く、移乗介助など身体に負担があるような内容の仕事は避けるようにお願いします。

それだけでなく、悪阻などもあると、仕事もままならない可能性もあるため、症状がひどいようであれば休みをもらえるか確認します。早めに報告をしないと、勤務などの調整をかけないといけませんので、できるだけ妊娠が分かった段階で報告するようにしましょう。

 

同期の看護師には先に必ず報告します!

匿名さん【現役看護師】

女性看護師まず、検査薬でわかったら病院へいき、胎児の心拍確認が済んでから、直属の上司にのみ報告する。

あとは同期に内密に報告しておきます。しばらくその状態で勤務をこなしますが、同期が知ってくれていると危険な処置や少し気分が悪い時などにさりげねフォローしてくれるので助かります。

その後1ヶ月くらいしてつわりが始まる時期の少し前に病棟会などで全体に周知します。安定期を待ってからの報告にすると、つわりがひどい人の場合は結局バレてしまい、報告を受けていなかった人があまりよく思わないです。

そのため、報告の順序は間違えない方が良いですが、しかしながら早めの周知によって、万が一流産してしまった場合はみんなにも結果的に知られる事にはなると思います。とにかく、おめでたい事なので、よっぽど性格の悪い同僚がいない限り、職場全体で妊婦をフォローする体制を整えてくれると思います。

 

2.出産費用について知っておこう

出産費用

妊娠をしたら考えることの1つである出産時にかかる費用になります。これは看護師に限ったことではありませんが、妊娠診断と出産費用を合わせると、おおよそ50万円~100万円程度の費用がかかってきます。

【費用項目】 【おおよその金額】
検診費用 平均10回で10万円程度
出産費用 30万円~70万円程度
出産準備・マタニティ費用 15万円~20万円程度
合計 約110万円程度

上記のように、出産を行うだけで多くの費用がかかってきますので、出ていくお金として考えておきましょう。

ただ、お金がかかるからといって出産をあきらめる必要はありません。現時点で看護師として勤務していたらまずは辞めないことが重要です。以下の内容でご説明します。

 

3.妊娠しても、出産しても病院は退職しないこと

出産しても仕事は辞めないこと

突然の妊娠が発覚した場合に、病院等のことを考えて自主退職する方もいらっしゃいますが、妊娠しても、出産しても病院は退職しては駄目だとということを覚えておきましょう。「今の病院を辞めて家庭を優先したい!」と考えている方も、少し踏みとどまってください。

例えばですが、現在の看護師の給料が30万円の場合、勤務先を退職しなければ、公的機関から以下のようなお金が貰うことができます。

【制度】 【給与30万円と過程】
出産一時金 一律42万円
(健康保険組合加入者は10万円増額)
出産手当金 約64万円
育児休業給付金 約240万円
合計 346万円

現在の職場を退職することなく、産休や育休を取得することによって、勤務先以外(病院以外)の公的機関からお金を貰うことができ、またこの貰えるお金は非課税になります。

 

子供を出産すると貰える出産一時金が貰えなくなる?

子供も出産すると原則として1人の子供につき42万円の出産一時金を貰うことができます。この出産一時金の条件が「健康保険」に加入していることが条件になります。(また、健康保険組合に入っている方は10万円加算されます。)基本的に病院で勤務している看護師は職員となりますので、健康保険の加入が義務付けられているはずです。(小さな個人病院は確認してください)

そのため、退職をしてしまうと、健康保険に加入していないこととなり、出産一時金を貰うことができなくなります。

ポイント!

ポイント

もし、先に退職してしまった場合は、夫(旦那さん)の扶養に入ることで、健康保険の加入者となるので、そのように対応してください。

 

産休を取得して国からお金を貰う

産休・育休を認めてくれている病院がほとんどです。病院側から育休や産休の際に給与が出る病院は非常に待遇が良い病院といえますが、基本的には給与を出す病院はないと思います。

ただ、育休や産休を取得しておかないと、「出産手当金」が健康保険から支給されなくなってしまいます。つまり病院側から給与が貰えなくても、その病院で育休や産休を取得しておけば、お金がもらえるのです。

金額は平均給与の3分の2の額が貰えるので、辞めない方が得です。

例)給与が30万円の場合は30日計算で約6,600円の「出産手当金」が貰うことができ、産休期間は98日なので、総額で98日×6,600円で646,800円の「出産手当金」が貰えることになります。これは先ほど説明した出産一時金とは別になります。

 

育休を取得して国からお金を貰う

産休に引き続き育休も同様になります。雇用保険制度から「育児休業給付金」を貰うことができます。

  • 180日までは賃金の67%
  • その後は50%

上記の計算で子供が1歳になるまで「出産手当金」の計算方法で貰えるため、最大で支給されるので、給与が30万円だった場合、約240万円にもなってきます。

 

4.妊娠前にできれば医療保険に入っておく

保険に入っておく

妊娠前の話になりますが、できれば医療保険に入っておくことが重要です。

早産や子宮外妊娠、合併症や出産時の帝王切開での手術・入院をした場合には医療保険から給付金が支払われるためです。保険内容によって様々ですが、おおよそ10万円~20万円程度は状況によって給付されるので、医療保険に加入しておくことをお勧めします。

 

5.妊娠中の看護師の働き方の注意点

妊娠中の看護師の働き方

労働基準法では、出産予定日からさかのぼって6週間から産休を与えなければなりません。良く現場の状況によって休まない方もいらっしゃいますが、看護師の仕事はハードなので流産する危険が出てきます。

ただ、この労働基準法では、本人が出産直前まで働くことを希望した場合には休む必要がないということです。そのため、周囲に気を使って休まない看護師もいますが、必ず休むようにしましょう

 

看護師の労働実態調査:妊娠時のリスクについて

看護師の労働調査を日本医療労働組合連合会が2014年度に行った調査結果です。

ランク 【妊娠中の看護師の状態】 【割合】
1位 悪阻がひどい 37.5%
2位 切迫流産(早産) 29.8%
3位 順調 27.1%
4位 貧血 24.3%
5位 むくみ 22.6%
6位 出血 14.7%
7位 尿蛋白 12.2%
8位 流産 9.2%
9位 早産 4.2%
10位 妊娠高血圧症 3.9%

このように切迫流産などのリスクが非常に高いことが分かります。

 

夜勤についての制限

看護師の場合は夜勤についての制限が適用され、「本人が希望すれば夜勤をしなくても良い」というものがあります。夜勤をすると体調やホルモンバランスの変化により、体が疲れやすく、おなかの赤ちゃんに負担がかかる傾向が強いです。

なので、妊娠が発覚した場合は必ず「希望して夜勤をしない」という選択肢を取りましょう。

 

働き方を注意する

  • 妊娠中の看護師の働き方は以下の通りになります。
  • 産休は休める権利なので無理はしない
  • 夜勤は入らない・避ける
  • 職場・周囲の理解を得ることが大事
  • ストレスはかからないように気を付ける
  • 自己管理をしっかりと行う

一番大事なことは職場や周囲の理解を求めることが第一条件になります。一番は赤ちゃんのことを考えて周囲に理解を得ることです。

例えば師長が「夜勤シフト組んだからいまさら無理よ!」などと言われたとしても、必ず自分の意思を伝え、労働基準法の話もしておきましょう。また辛いときに辛いといえない方も多いので、はっきりと「辛い」といいましょう。

 

まとめ

ここまで出産費用と一時金等のお話をしましたが、赤ちゃんのことを大切に思えない勤務先であれば、辞めてしまった方が良いケースもあります。

一番に赤ちゃんのことを考え、行動するのが母親ですね。

最後までご確認いただきましてありがとうございました。


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都内の大手総合病院で3年、その後保育園看護師として1年勤務し、パート看護師・派遣看護師として様々なジャンルを体験。現在は、今までの経験を活かして看護師ライターとして活動中です。現役看護師や潜在看護師の皆さんの転職成功をサポートできるような情報を発信していきたいと思います。

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カテゴリー:看護師の退職


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この記事を書いた人:kameko
(公開日:)(編集日::2017年09月12日)

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