手術室での看護師の仕事内容と平均年収(オペ室のオペ看転職)

手術室での看護師の仕事内容と平均年収(オペ室のオペ看転職)

やりがいを求めて、転職を考えている看護師や、年齢が若い看護師の方、看護学生が憧れとして希望する場合が多い手術室看護師(オペ室のオペ看)ですが、一般の看護師とは違った知識と技能が求められるのが特徴です。

しかし、「具体的にどんな仕事をしているのかイメージ出来ない」と考えている方も多いのではないでしょうか。

専門性が高く、看護師としてやりがいを感じやすい手術室看護師(オペ室のオペ看)の仕事内容、平均年収、転職に必要な知識を説明していきます。

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1.手術室で働く看護師(オペ看)の仕事

手術室

手術室で働く看護師の主な仕事内容は、器械出しと外回りという2つに大きく分ける事ができます。

【看護師の体験からお伝えします】

看護師の体験からお伝えします手術室看護師の仕事内容は、手術を安全に円滑に行うことが出来るよう支援することです。手術は執刀医や助手、麻酔科医、臨床工学技士など多くの他職種と一緒に行います。

手術室看護師には、皆が連携してベストを尽くせるよう調整役として立ち回る必要があり、手術室という非日常的で極度の緊張状態に置かれる患者に一番近い存在として、代弁者となることも大切な仕事です。(35歳・総合病院手術室勤務(7年間))

看護師1日のスケジュールとそれぞれの仕事内容について紹介していきます。

 

(1)手術室の1日のスケジュールについて(日勤)

時間看護師の仕事内容
08:30当日の手術患者の確認、状態把握
09:00手術患者受け入れor術前訪問
10:00手術準備
11:30昼休憩(1時間)
12:30午後の手術患者情報を最終チェック
13:00~17:00・手術患者受け入れ
・手術終了後、記録・物品などのカウント・補充
・片付け終了後 退勤

上記のような流れが手術室で働く看護師の1日です。

手術室で働く看護師は手術が終わってもすぐに帰れません。術後のガーゼカウントや使用した器械類の数量確認、使用物品の確認、それらの洗浄や片付け・補充、室内清掃など、またすぐに手術室を使える状態にまで戻さなければ帰ることはできません。

遅番の場合は、手術自体が長引いたりすると帰れるのは日付が変わってから、などという日も少なくありません。

また、手術が終わると一気に緊張が解けるせいか、手術中は感じることがなかった肉体的な疲労が片付けの時間になるとどっと押し寄せます。

夜勤の手術室看護師の体験談

看護師 口コミ

オペ室看護師の夜勤の仕事は日によって本当に忙しさが異なります。17時にはほとんどの手術が終わっており、翌朝まで何もない平和な日もありますし、日勤帯の手術がたくさん残っている上に緊急手術が何件も入ってしまい、朝まで休む暇もないような夜勤もあります。

病院によっては、手術のない時間は病棟や救急外来に駆り出されるところもあります。(32歳・大学病院手術室勤務(6年間))

1つの手術に対して2~3人の看護師で対応(病院による)する

看護師 体験談私が勤務していた病院では、1つの手術に対して2~3人で対応していきます。

一般的な全身麻酔の手術では、器械出し(手術に必要な器械を準備し手術操作の介助をする直接介助看護師)が1人、外回り(麻酔科医と共に麻酔や手術準備・介助を行う直接介助看護師)が1~2人でした。(29歳・総合病院手術室勤務(2年間))

 

(2)器械出し(直接介助)

器械出し(直接介助)

1つ目が器械出しと言われる仕事です。

これは、手術中、医師に対するサポート全般になっており、主に医師への手術器具の手渡しの他、手術中の滅菌状態の保持、確認や手術中の患者の患部に直接、器機で介助する事もあります。

器械出し(直接介助)を行う手術室看護師の仕事内容は以下のような流れで進みます。

手術準備・使用予定の器械と資材を準備
・器械と資材を清潔野に出す
・手洗いし器械展開を実施
・ガーゼ、針、器械などの術前カウントを実施
患者入室・医師に必要なものを確認
・外回りオペ看と共に麻酔導入の準備と介助
手術開始・適切なタイミングで執刀医や助手に器械類を渡す
・外回りオペ看に手術の進行状況を伝える
・足りない器械や資材を外回りオペ看に準備
・検体の取り扱いを医師に確認
・ガーゼ、針、器械のカウント
手術終了・器械類のカウント
・レントゲン撮影の介助
・患者の退室まで外回りオペ看の支援
患者退室・手術室の片づけを行う

また、医師への手術器具の手渡しにおいては、医師が手術に集中する事ができるよう全面的にサポートする事が重要で、自分で判断し的確に手術器具を手渡しする事ができる知識も重要になってきます。

チームワークを大切に仕事していました

看護師の体験手術中はいつ何時状況が変わるかわからないため、患者を初め、その手術室で対応する全ての医療従事者のチームワークを大切に仕事していました。

術式変更、患者様の状態変化等が生じた時は状況を把握している必要がありますので声を掛け合っていました。

また、手術ではメスや注射針、縫合新など危険物を取り扱う場面が多く、とても危険です。(29歳・総合病院手術室勤務(2年間))

 

(3)外回り(間接介助)

外回り(間接介助)

外回りと呼ばれる看護師の仕事内容おいては、手術室全体の流れにおいて重要な役割を示す仕事になっています。

手術中はもちろんの事、手術前、手術後のサポート全般の仕事を行う必要があり、具体的には手術中に急遽必要となった薬品・輸血・物品の準備や手術後の患者の清拭などを行います。

外回り(間接介助)を行う手術室看護師の仕事内容は以下のような流れで進みます。

手術準備・手術室のセッティング
・ME機器の確認
・点滴ライン等固定するテープの用意
・手術中使用する薬の用意
患者入室・病棟看護師から申し送り
・患者にモニター類を装着(患者の不安の軽減に努める)
・麻酔導入の介助を行う(ライン確保や挿管介助など)
・バルーンカテーテルを挿入
・体位固定を行う(患者の安全安楽を意識)
・医師や器械出しオペ看が動きやすいようセッティング
手術開始・ME機器や無影灯の調節
・適宜患者の体位の確認
・看護記録を入力
・器械類や薬剤を準備
・出血量のカウントを行う
・医師の代わりに電話に出る
・医師の汗を拭いたりする
・術後病棟へ帰るベッドを準備
手術終了・清拭
・レントゲン撮影の介助
・患者の麻酔からの覚醒を確認し、抜管介助を行う
・衣服を着用させ病棟へ帰室するベッドへ移乗させる
患者退室・回復室で患者の状態を観察する
・病棟看護師へ申し送りを行う

また、手術が無事に終了した後は、外回りの看護師が看護記録の作成や病棟看護師への申し送りを行います。

器械出しとは違い、手術全般に対してのフォローが求められるため、広い視野を持って仕事にあたる必要があります。

手術室勤務の看護師と言っても、2パターンの仕事内容があり、それぞれ役割に応じた知識や経験が必要でどちらも重要な仕事内容になっているという事が言えますね。自分自身が手術室の看護師に向いているかどうかは「オペ室に向いている性格の看護師とは?」を確認してみてください。

 

2.手術室で働く看護師の平均年収・平均給与

お金

手術室看護師は高いスキルや豊富な経験が必要とされる職種だといわれます。

看護師の象徴ともいえる、テキパキとした動きや医師をサポートして患者の命を救うその姿は若い看護師の憧れでもあり、看護師という職業の花形といっても過言ではないでしょう。

そんな手術室看護師の給与事情はどのようになっているのでしょうか。

 

(1)平均年収は430万円〜480万円

実際の手術室看護師の給料や年収は、夜勤ありの場合で、平均給料が31万円程度、平均年収が480万円程度で、夜勤無しの場合だと、平均給料が27万円程度、年収が430万円程度になります。(当サイト2018年1月調べ:看護師の平均年収は全国で478万円です。)

これはあくまでも平均的な金額であり、都市部や地方といった地域差や病院の経営状態、経営者の方針などによっても異なります。

 

(2)転職してすぐには夜勤で働けない病院もある

手術室看護師の場合は、仕事が一般病棟の看護師と違うため、「未経験での転職」や「一般病棟からの異動」の場合、すぐに夜勤勤務出来ない病院も多いです。

そのため、異動や未経験の転職の場合、年収や給与は下がると言って良いでしょう。

また、手術室看護師は残業が少なく、夜勤の回数も病院によっては一般病棟より少ない場合が多く月2回程度の病院も多いです。

様々な手術をマスターし、どんな緊急手術が来ても対応できるようになってから夜勤勤務ができる病院がほとんどです。

 

(3)病棟看護師とほぼ同じ給与水準?

上記からも分かるように手術室看護師のお給料が特別高いというわけではありません

むしろ手術室看護師の魅力は、収入面ではなく、やりがいやステータスということがいえます。

【体験談】病棟勤務の同期よりも10万円ほど低い月給

看護師 口コミ私が大学病院で働いていた20代の頃の給料で、だいたい月に10万円ほど病棟勤務の同期(看護師)よりも低くなっていました。

とにかく稼ぎたい看護師に向いている職場ではありません。(32歳・大学病院手術室勤務(6年間))

 

3.看護師として転職するメリット

看護師として転職するメリット

一般病棟などから手術室看護師へ転職する場合のメリットは、

  • (1)残業が少ないことが多い
  • (2)看護師として働きやすい
  • (3)看護師としてやりがい・スキルアップにつながる

などのメリットがあります。

実際に手術室看護師として、勤務した体験談と合わせて確認してみましょう。

 

(1)残業が少ない

手術室看護師の場合は、集中力が必要となる仕事のため、残業を行う病院が少ないといえます。

そのため働く看護師はプライベートが充実しやすい傾向にあります。

残業は少なく、看護師が交代してくれる

看護師の体験からお伝えします私が勤務していた病院では、手術中で合っても、勤務終了時間の少し前には次の勤務帯の看護師が交代してくれることが頻繁にあり、残業は少なかったです。

プライベートと仕事の両立がしやすく、友人との約束などで遅れることはありませんでした。(35歳・総合病院手術室勤務(7年間))

プライベートが充実し、QOLの高い職場

看護師 口コミ私が勤務していた大学病院では、残業が非常に少なかったです。夜勤の回数も月2回程度でした。

その分、お給与は少なくなりますが、プライベートを充実させることができ、手術室はQOLの高い職場だと感じます。

医師は手術が終わるまで交代することが出来ませんが、看護師は基本的に時間で交代が来てくれるので、残業はありますが、病棟勤務の看護師に比べると少ないです。(32歳・大学病院手術室勤務(6年間))

残業申請も行いやすいのは手術室の特権です

看護師 体験談病棟勤務の場合、残業は特に「仕事量」と「自分の仕事の速度・処理能力」が関係しますが、手術室看護師の場合、「残業は手術に時間がかかったため」となり、誰が見ても明確です。

そのため、残業申請に申し訳なさなどはありませんし、自分の仕事した分はきっちり申請することができます。(29歳・総合病院手術室勤務(2年間))

 

(2)看護師として働きやすい

手術室では、通常は手術を担当したその日でその患者に対する仕事は終わりとなり、毎日の仕事を新鮮な気持ちで臨むことが出来るメリットがあるといえます。

また、医師が常にそばにいるため安心して働ける職場だと言えるでしょう。

明日は「頑張ろう!」という気持ちになる

看護師の体験からお伝えします私はその日の手術で例え不快な気持ちになるような嫌なことがあったとしても、明日はまた違う患者で違う手術だから頑張ろうという気持ちになっていました。

その日その日で気持ちを切り替えることができ、働きやすかったといえます。(29歳・総合病院手術室勤務(2年間))

どこか安心して勤務できる

看護師 口コミ病棟では医師がすぐそばにいるような状況はあまりなく、看護師が緊急時には医師にすぐ連絡をして来てもらうという流れになっています。しかし、手術室ではすぐ近くに医師がいる為、看護師が緊急時に1人でいるという状況はほとんどなく、どこか安心して勤務できていました。

気持ちが違うだけで、働きやすいと思います。(32歳・病院手術室勤務(8年間))

 

(3)看護師としてやりがい・スキルアップにつながる

手術室看護師は「やりがい」がある、看護師としてスキルアップにつながることをメリットに考える看護師が多いです。

他の診療科では経験できないことを学んだ

看護師の体験からお伝えします手術の術式や器具など専門性が高いことや解剖生理、麻酔についての知識も身につき勉強することができる為、他の診療科では経験できないことが多く、スキルアップにつながったと感じています。

私の手術室勤務は、2年間という短い間でしたが、手術室で学んだ術式や器具、解剖整理などは、後に外科病棟やクリニックに勤務したときに生かすことができました。(29歳・総合病院手術室勤務(2年間))

専門性の高い仕事で得られるやりがい

看護師 口コミ私は新卒の頃からずっとオペ室看護師として勤務していますが、残業が少なくon-offの区別がしやすいこともあり、常に高いモチベーションを保ちながら働くことが出来ています。

また、オペ室看護師ほど専門性が高くやりがいのある仕事は他にないと思っています。オペ室という専門性の高い仕事で得られるやりがいは特別です。(31歳・病院手術室勤務(7年間))

 

4.手術室看護師のデメリット(辛いこと)

手術室看護師のデメリット(辛いこと)

手術室看護師は、手術中は器械出し看護師も外回り看護師も基本的には仕事中、立ちっぱなしとなり、体力的に辛い看護師も多いです。

手術室看護師として働く、転職するデメリット(辛いことは)2点です。体験談と共に確認していきましょう。

 

(1)患者と接する時間が短い・看護処置を行う機会がない

手術室では、点滴や注射は麻酔科医が行うことが多い為、手術室看護師は、ほとんど看護処置をする機会がありません。

また、患者と接する時間も限りなく少ないと言えるでしょう。

患者との会話は30分に満たない

看護師 口コミオペ室にいると、意識のある患者と接する時間は本当に短いです。全身麻酔の場合、麻酔導入までの30分に満たない時間しか会話することができません。

術後は麻酔覚醒直後のため意識が朦朧としている患者が多く、まず患者の記憶に残ることは稀です。(術前訪問や術後訪問でベッドサイドへ出向くこともありますが、それでも患者の一瞬一瞬を見ているだけです。)

そのため「看護師としてこれで良いのだろうか?」と疑問を持つ場合もあります。(32歳・大学病院手術室勤務(6年間))

看護処置が少ないこと、処置をスムーズにできないことは困った

看護師の体験からお伝えします私は新人看護師から手術室勤務でしたが、採血や注射のスキルを身に着けることができないまま3年勤務したので、その後の転職に困りました。

この先もずっと手術室勤務だけをしていきたい看護師にとっては問題ないのですが、一般的な看護処置が少ないこと、処置をスムーズにできないことは大きなデメリットです。(27歳・総合病院手術室勤務(3年間))

どこか物足りなさを感じる

看護師 体験談私は看護師として働き始める頃に「患者とたくさんコミュニケーションをとり、治療に対する不安を軽減できるような関わりがしたい」と思っていました。

しかし、手術室に配属され勤務してみると、患者と関わる時間がほとんどないという現実を実感し、どこか物足りなさを常に抱いていました。(29歳・総合病院手術室勤務(2年間))

 

(2)人間関係が辛い可能性がある

手術室看護師の場合、多くは看護師2人1組などで動く場合がほとんどです。(ずっと夜勤をペアの看護師と行っているような感覚です。)

性格が合わない看護師の場合は、人間関係に苦労する場合があり、デメリットといえます。

新人に対して風当たりが強い

看護師 口コミオペ室看護師は新人に対しての風当たりが強い傾向にあり、外回りの先輩に資材をお願いしても出してもらえなかった、といった嫌がらせの話はよく聞きますし、実際にありました。

このようなことが続くと、せっかく身に付けたスキルを放り出してでも辞めたくなってしまうのは、当然のことかもしれません。(32歳・大学病院手術室勤務(6年間))

合う人、合わない人が分かれる職場

看護師の体験からお伝えします手術室は仕事内容が特殊である為、自分に合うと感じる看護師と合わないと感じる看護師にきっぱり分かれる職場だと思います。

スムーズに看護師業務ができなければ医師に強く叱られることもよくあり、合わない看護師にとっては大きなストレスとなる職場だと感じます。(31歳・病院手術室勤務(7年間))

医師に理不尽なことを言われる場合がある

看護師 体験談医師にとって手術は失敗の許されない緊張の場です。そのため普段と性格が変わってしまう医師や、苛立ちで助手の医師やオペ室看護師に当たり散らしてくる医師もいました。

患者の命を預かるので医師のストレスは大きいと思いますが、心無い言葉を投げられて傷ついてしまったことは多かったです。(29歳・総合病院手術室勤務(2年間))

 

5.看護師が手術室へ転職する際の注意点

悩む看護師

最後に、手術室看護師へ転職する際の注意点について紹介していきます。

オペ室で医師とともに手術に当たる手術室看護師は、特殊な分野と言えるため、しっかりと確認していきましょう。

 

(1)病棟での経験があまり役に立ちません

初めて手術室で働く場合、病院によってはとにかく覚えることが多く、大変になります。

さらに、病棟での経験はあまり役に立たないと言えるでしょう。

看護師の体験からお伝えします【看護師の体験談】

手術室勤務(異動)となって何より辛かったのは、病棟で学んだ事がほとんど役に立たないことです。

ほとんどゼロからのスタートとなり、看護師というよりは器械を扱っている企業の新人サラリーマンのような感覚です。備知識としては必要でしたが、疾患や散々勉強してきた看護の展開は業務には使えませんでした。(29歳・総合病院手術室勤務(2年間))

可能であれば(転職活動中などに)「解剖生理をしっかり整理して勉強し直すこと」をお勧めします。

先輩手術室看護師からのアドバイス

看護師 口コミ転職先の病院が総合病院の場合でしたら、最初は基本的な開腹手術を行う外科や婦人科、侵襲度の低い耳鼻科や形成外科の手術から担当することが多いことが考えられます。

そのため、それらの診療科の手術に関連するような疾患や解剖を重点的に見ておくと良いでしょう。個人病院や規模が小さな病院などの場合でしたらその診療科に絞ってください。「OPE nursing(メディカ出版)」などの雑誌を見てみて、手術室看護師ってどんなことをしているのかイメージを膨らませてみても良いかと思います。

ただ、どんなに事前に勉強したつもりでも、実際に働き始めると思うように動けるようになるまでには、時間がかかると思います。オペ室看護師の皆が通る道ですので、焦らずに1つずつ習得してください。(32歳・大学病院手術室勤務(6年間))

 

(2)オンコール制を取っている病院もある

オンコール制を取っている病院もある

規模の小さい病院の手術室看護師の場合、オンコール制を取っている場合もあり、夜間に呼び出しがあります。

そのため、

  • 精神的拘束
  • 病院のそばにいる必要がある
  • 飲酒などできない

などのデメリットが発生するため、転職時、面接時に確認することが重要です。

 

(3)手術室看護師としてどのようになりたいかを考える

手術室看護師
大学病院・総合病院
(規模が大きい病院)
・診療科が多くたくさんの手術が勉強できる
・幅広い手術に対応できる力が身に付く
・手術室看護師のジェネラリスト
(初めての場合、覚えることも多い)
単科病院・一般病院・手術の種類が少ない
・手術室看護師のスペシャリスト
(規模が大きい病院と比較すると大変でない)

上記のことを考慮し、手術室看護師としての自分はどうなりたいのか、しっかりと考えてから転職先を選びましょう。

初めて手術室看護師として転職する場合は、なるべく規模が大きな病院で幅広い手術に対応できる力を身につけたほうが、看護師人生のプラスになりやすいといえるでしょう。

 

(4)手術室看護師の教育体制を確認すること

看護師としてどんなに病棟経験がある場合でも、手術室看護師は専門性が高い仕事です。

そのため、

  • 中途採用者にもプリセプター制度があること
  • 手術室看護師の勉強会の頻度
  • 術式が勉強できる方法やマニュアルの有無

など、詳しく確認していきましょう。

自分から病院に聞きにくい場合は、看護師転職サイトなどを利用して、確認してもいましょう。

 

(5)手術室の看護師求人は意外と少ない

他の診療科と比較すると、手術室看護師求人は意外と少なくなっています。

また、病院の規模が大きければ大きいほど、希望の診療科(手術室)へ配属されるかどうかも難しくなります。

そのため、看護師転職サイトを利用し、非公開求人も狙っていきましょう。

  • 担当者から手術室勤務が可能な病院を紹介してもらう
  • 条件面に合う病院を定める(交渉してもらう)
  • 面接の際に配属されるように交渉し確約をもらう

などの対策が必要です。

条件が良いといわれる非公開求人が多い看護師転職サイトは「看護師非公開求人|5つの理由と裏側を調査!探し方と方法」を確認してください。

 

最後に

【参考文献】
手術室看護の知識と実際  /メディカ出版

手術室は病院の中でも非常に特殊な職場です。そして、看護師として身に付けられるスキルもかなり専門的ですので、こういった手術室の特性を十分に理解した上で転職を決めていかなければなりません。

向き不向きはありますが、「手術室で働きたい」と思う気持ちがあれば問題ないと言えるでしょう。

また、手術室看護師はとても覚えることが多く、働きだして最初のうちは苦労することも多いはずです。ただ、病棟とはまた違う「やりがい」があるのも確かですし、病棟看護に少し疲れてしまった看護師にもおすすめの職場だと言えます。

いずれにしても「特殊な職場」であることは重々承知した上で転職活動に励んでいくようにしてください。

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はたらきナース

監修者

亀岡さくみ看護師
監修 亀岡さくみ看護師
  • 2011年3月:日本赤十字看護学校卒業
  • 2011年3月:看護師免許取得
  • 2011年4月:日本赤十字医療センター入社(3年間勤務)
  • 2015年3月:株式会社peko勤務
  • 2015年4月:はたらきナース監修

現在は、今までの経験を活かし「はたらきナース」を執筆・監修を行っています。

この記事は「」さんが執筆しました。

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