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看護師手術室(オペ看)求人|転職を考える前に確認したい4つの事

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オペ看求人

看護師手術室(オペ看)求人を探す上での注意点は以下の通りです。

  • オペ看の待遇は病院によって差がある
  • 手術室の求人数は全体的に少ない傾向にある
  • 配属先を必ず面接時等に条件交渉すること
  • 部署移動の頻度なども聞いておくこと

病院の手術室はその造りのためか、スタッフにもやや閉鎖的な雰囲気があります。ですが、実際に働いてみると、そんなに閉鎖的ではないということがわかります。

初めてオペ看に転職しようと思う看護師も、手術室から手術室に転職を考える看護師も、以下の内容をチェックしながら、良い転職活動を行いましょう。

1.手術室(オペ看)で働く看護師の仕事内容

手術室で働いている女性看護師
手術室で働く看護師の仕事は、主に以下の2つに分けられます。

  • 直接介助(器械出し)
  • 間接介助(外回り)

直接介助は、その名の通り直接医師に器械出し介助を行う役割で、間接介助は手術を円滑に行うために様々なサポートを行う役割です。1つずつ、詳しく説明していきます。

 

直接介助(器械出し)を担当するオペ看の仕事内容

直接介助担当の手術室看護師は医師の介助を直接行う役割、つまり器械出しを行います。

手術開始から終了まで医師が使う器械を言われたら手渡し、ときには次に何を使うか予測してあらかじめ準備し、手術が滞りなく行われるよう介助します。

補足説明!

ポイント

直接介助担当の看護師は医師と同じように手洗いを行うことから、「手洗い看護師」とも呼ばれます。

 

間接介助(外回り)を担当するオペ看の仕事内容

間接介助は、いわゆる外回り的な役割です。主に以下のような仕事を行います。

  • 直接介助の看護師のサポート的な役割
  • 無影灯の医師の調整
  • 使用した薬品の把握や手術の記録
  • モニター状況を医師に伝える

また、緊急事態が発生した際には、他部署への連絡調整なども行う役目があります。

 

2.手術室(オペ看)に必要なスキル

オペ看スキル

直接介助・間接介助によって求められるスキルは若干異なります。間接介助のほうが手術室全体を見渡して状況把握をしなければいけないため、直接介助よりも高いスキルを求められます。

直接介助・間接介助のどちらの場合でも、手術室で働く看護師には常に先を読む状況判断力が必要となります。

以下で、それぞれが具体的に求められるスキルについて記載します。

 

(1)直接介助(器械出し)に必要なスキル

直接介助を行う看護師に求められる主なスキルは以下の通りです。

  • 医師が求める器械を素早く準備し、安全に手渡す
  • 次に必要になる器械をあらかじめ予測して準備しておく

手術で使用する器械は鋭利なものがほとんどです。常に感染のリスクと背中合わせの手術室ですので、医師と看護師、双方の安全を守ることはとても大切です。

また、できるだけ手術時間を短くするためには、先を読んだ器械類の準備が必要です。手術の流れがわかるようになると、次に必要な器械がわかるようになります。

 

ポイント!

ポイント

緊急時に必要になるものもすぐに使える位置に準備しておくことでリスクを最小限に抑えることができます。器具や機械の名称はもちろん、手術の流れや、どのタイミングでどの器具が必要になるのか、場合によっては医師の癖まですべて覚えて、瞬時に判断し、適切な器具を手渡すことが求められます。

 

(2)間接介助(外回り)に必要なスキル

間接介助を行う看護師に求められる主なスキルは以下の通りです。

  • 手術室全体を把握できる視野
  • 細やかな配慮
  • 素早い行動力・判断力

間接介助を行う看護師の役割は、手術が滞りなく行われるためのサポートです。そのため、手術室全体を把握できる視野が必要になります。

また、患者の術野には関係がない部分の身体のケアも行うため、患者への細やかな配慮が出来る必要があります。そして、緊急事態が発生した際には、輸血の取り寄せなど外部との連絡係も担うため、素早い行動と判断力が求められます。

 

ポイント!

ポイント

間接介助は「臨時で必要になった器械を直接介助の看護師に渡す」「不足しそうな物品を準備しておく」といった、臨機応変な対応を求められる仕事です。

そのため、間接介助はそれなりに手術室での経験がないとできません。

 

(3)その他必要な基本的な看護師スキル

事前に身に着けておくスキルとしては、基本的な看護スキルがあれば十分ですが、手術室で行われる手術の種類はもちろん、そこで使われる器具などは恐ろしく多く、しかもどんどん新しくなっていくので、常に勉強する意欲と記憶力は必須です。

また、モタモタしていると患者の命に関わるため、ミスや遅れがあると医師に怒鳴られることも日常茶飯事なので、それでも冷静に仕事が続けられる精神力と打たれ強さも必要でしょう。一般の病棟勤務で行う業務とはかけ離れているため、看護スキルの低下を心配する人もいますが、人体について学ぶことの多い手術室での経験は必ず一般病棟の勤務になっても役立つものです。

 

3.手術室(オペ看)に転職するメリット

メリット

手術室で働く看護師は医師との連携が重要になります。そのため、手術室看護師の方が病棟看護師よりも医師と密な会話が出るようになります。

また、常時患者の顔色をうかがう必要がないのもメリットといえるのではないでしょうか。

 

(1)医師と対等な立場で話をすることができる

病棟で働く看護師に比べ、手術室で働く看護師は、医師とのコミュニケーションが重要になります。手術前の打ち合わせから始まり、手術が終わるまで連携が必要になるため、医師のほうも対等な立場で話を聞いてくれるようになります。

時間外に緊急で手術を行う場合は、むしろ医師のほうが看護師に頭を下げる場面も見られます

 

(2)看護師としてのスキルアップ

看護師としてのスキルアップが望めるという点もメリットです。

患者の「看護」を行うわけではないので、基本的な看護スキルが低下するのではと心配する人もいますが、手術室の看護師として働くにはそれ以上に身につくものが多くあります。

 

ポイント!

ポイント

手術で使う器具や機械などを覚えるのはもちろん、解剖学を実地で学ぶことができて、しかも手術の内容や流れなども広範囲に勉強することになりますから、その後一般病棟の看護師になってからも看護を行ううえで確実に役に立ちます。

 

(3)看護師としての”やりがい”が高い

手術の緊張感の中で、経過に応じて適切な器具を出すなど、患者の命を預かる仕事をすることにやりがいと感じる人も少なくありません。

最近は医療ドラマなどでも活躍するシーンを目にすることが増えており、憧れを抱く看護師も多いのではないでしょうか。看護師になったからには一度は手術室の看護師を経験してみたいという人も少なくありません。

 

(4)一般病棟と比較すると残業が少ない

一般的に、手術室の看護師は一般病棟の看護師よりも残業が少ない傾向にあります。

また夜勤業務も、緊急手術が入らなければ、患者対応はないため、かなり楽な現場が多いです。オペ看は、慣れてくるとプライベートと両立しやすと言われています。

 

ポイント!

ポイント

手術室から一般病棟に異動した看護師などからは「病棟がこんなにも忙しいとは思わなかった・・・」という声も聞かれるほどです。

 

4.手術室(オペ室)に転職するデメリット

デメリット

長い間手術室で働いていると、病棟での治療の流れなどから離れてしまいます。そのため、最新の治療やリハビリ方法などの情報に疎くなってしまいます。

また、手術室では、内科的疾患患者を診ることがありません。そのため、そういった看護からも遠ざかってしまい、病棟勤務に戻った際に覚える仕事が多く、大変に感じる場合もあります。

 

(1)看護師によっては合う、合わないがある

手術室(オペ室)で働く看護師のデメリットとしては、やはり仕事の内容が特殊であるために人によって「合う人」「合わない人」は存在します。覚えることはとにかく多いですし、手術法はどんどん新しくなるため、常に勉強し続けなければなりません。

スムーズな仕事ができないと医師に怒鳴られることもありますし、医師や麻酔医、看護師といった少人数のチームで仕事に行われるため人間関係も難しく、人によってはストレスの多い職場になるでしょう。

その分やりがいもあり、難しい手術が上手くいくと、自分のスキルが上がったことを実感できるのではないでしょうか。

 

(2)責任も重大な仕事です

もちろん失敗すれば患者の命に関わりますから責任も重大で、ミスの許されない職場です。しかも患者と直接交流を持つわけではないので、自分が参加した手術の患者が順調に回復しているのかどうかも分からないという側面もあります。

そのため、患者ひとりひとりとコミュニケーションを取ながら看護を行い、日々元気になっていく姿がモチベーション、という人には向いていない職場になります。

 

(3)給与は普通の看護師と変わりません

これだけハードな職場にもかかわらず、給料は普通の看護師と変わりありません。病院によっては夜勤がなく、夜間手当がつかないのでかなり低くなってしまうこともあります。

常に勉強必要で、緊張感を強いられる仕事の割には、特に給料が良いわけではないので、お金よりもやりがいを求めて働く人が多い職場といえます。
 

ポイント!

ポイント

夜勤がなくてもオンコールや、当直がある場合もありますので、面接などの際によく確認しておくようにしましょう。

 

(4)一度オペ看をやると、もう病棟では働けない?!

手術室で身につけるスキルは専門性が高すぎて、一般病棟ではあまり役に立ちません。

手術室と病棟で業務の流れも全く違うため、手術室から病棟に異動してくる看護師は苦労することが多く、中には病棟の雰囲気に馴染めず手術室に戻ってしまう人もいます。

 

5.手術室(オペ室)の看護師求人の探し方

探し方

手術室(オペ室)の看護師求人の探し方は、他の科と何ら変わりはありません。

病院によっては一般病棟である程度の経験がある看護師しか手術室では働かせない方針である場合もあるので、病院選びには注意が必要といえます。

 

(1)初めてオペ看へ転職する場合の注意

手術室(オペ室)で働く看護師に必要なスキルは、配属前に身につけとくべきことは特にありません。希望することは可能です。

しかし、手術室で働くということは、一般の病棟看護師とは全く違う働き方になり、仕事の内容は一からおぼえなければならない上に、覚えることが膨大にありますので、努力と熱意が必要になります。

また、教育制度が整った病院を必ず選びましょう。

 

(2)他の科に比べると求人は少ない傾向にある

オペ看の求人の絶対数は他の科に比べると少ないといえます。

そのため、看護師専用の求人サイトを利用して、担当につくエージェントと相談し、希望条件に当てはまる病院をピックアップしてもらいましょう。

 

(3)転職後もオペ室に配属されるために

転職した場合、すぐにオペ看になれるとは限りません。一度違う診療科に配属になってしまうケースもあるので、必ず内定をもらう前に条件の交渉が必要ですので、注意してください。

 

ポイント!

ポイント

転職後はオペ室だったとしても、すぐに部署移動になる可能性もあるため、その点もしっかりと面接時等に確認してください。

 

(4)転職サイトの担当者選びの注意

転職サイトの利用の注意点としては、良い担当者を見つけることです。良い担当者を見つけ、条件の良い転職をするためには、幅広く求人を探すことが大切です。

 

まとめ

手術室看護師は、一般病棟の看護師と比較するとかなり特殊な業務を行うことになりますが、一度はまってしまうと「もう病棟には戻りたくない!」と感じる人が多いです。そこには、手術室ならではの「やりがい」だけではなく、残業が少ないといったような職場環境の良さも要因としてあるようです。

繰り返しになりますが、手術室はとにかく「特殊」ですので、メリット・デメリットも両方踏まえた上で転職を検討してみてください。


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この記事を書いた人

都内の大手総合病院で3年、その後保育園看護師として1年勤務し、パート看護師・派遣看護師として様々なジャンルを体験。現在は、今までの経験を活かして看護師ライターとして活動中です。現役看護師や潜在看護師の皆さんの転職成功をサポートできるような情報を発信していきたいと思います。


カテゴリー:看護師の仕事内容・業務

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この記事を書いた人:kameko
(公開日:)(編集日::2017年06月15日)

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