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あい

正看護師

あい

( 保健師 )

オペ室に向いている性格の看護師とは?

あい
正看護師 あい
オペ室に向いている性格の看護師とは?

オペ室はてきぱきとかっこよく仕事をしている看護師をイメージしている人が多く、一度は経験してみたいと思ったことのある看護師は少なくないでしょう。

私はオペ室勤務を経験し、実際にオペ室には「どのような看護師が向いているか」「向いていないか」を目の当たりに感じることができました。

【オペ室の看護師に向いている?チェックシート】
※「Yes」の数を数えてみてください。

  • 問1:どちらかと言えば、機転が利く方だ
  • 問2:私はマイペースな看護師ではない
  • 問3:どちらかと言えば落ち込むことはない性格だ
  • 問4:どちらかと言えばミーハーで新しいことが好き
  • 問5:人から怒られても打たれ強い方だ
  • 問6:動きも考え方も速くせっかちな性格だ
  • 問7:私はあまり緊張しない性格だ
  • 問8:仕事で怒られるのは当たり前だと思っている

4つ以上当てはまれば、あなたもオペ室の看護師に向いている性格の看護師ではないでしょうか。

少しでもオペ室に興味のある看護師に知ってもらえるよう、私の経験を基に「どのような看護師が向いているか」「向いていないか」お話していきます。

オペ室に向いている性格の看護師

オペ室看護師に向いている性格

どんな性格の看護師がオペ室に向いているか、体験談を交えて詳しく説明していきます。

 

(1)自然と機転が利く性格の看護師

オペ室では機転が利くかどうかは、「医師が手術をしやすいかどうか」に関わってくる大切なポイントです。

オペ室では、医師がスムーズに手術を進めることができるように看護師は可能な限り機転を利かせながら業務をこなすことが求められています。

手術中には、直接介助、間接介助のどちらを担当することになったとしてもその時の進行状況や状態を把握して次にすべきことを予測し、どのような方向になったとしても対応できるよう身も心も準備をおくべきです。

 

臨機応変に対応できることも大事です

本来の手術予定とは全く違う状況になったとしても、オペ室の看護師は状況に応じて臨機応変に素早く対応していく必要があります。

以上のことにより「自然と機転が利く性格である看護師」はオペ室には向いており、頼りにされる存在になるだろうと思います。

 

(2)打たれ強く前向きな性格の看護師

打たれ強く前向きな性格の看護師

打たれ強い心を持つということは、看護師としてどの診療科で働く上でも大切なことですが、医師が最も神経を使い慎重になる手術室では普段の医師の人柄とは異なることもある為、より打たれ強い看護師であるべきだと思います。

例え医師に怒鳴られたとしても、しっかりと受け止めて、次は同じ失敗をすることは絶対に避けようという前向きな気持ちを持てるような、打たれ強い看護師であることがオペ室には向いていると思います。

 

オペ室では医師がピリピリしがちであることが多い

手術は、たった少しのミスであっても患者の命にかかわることにつながる為、医師はオペ室では気を引き締めておりピリピリしがちであることが多いです。

その為看護師がオペ中もたもたしたり、医師が求めることをできなかったりすることは、医師にさらに精神的な悪い影響を与えてしまい怒鳴ることにつながるのだと思いますが、患者の命がかかっているため当然のことだと思います。

私が打たれ弱かった体験談

私は手術担当のデビューのときに、あまりに多い数の針と糸の処理が追いつかなくなってしまい、針に糸がくっついたものを一時的に1本なくしてしまうというミスを犯した為怒鳴られてしまいました。「何をやっているのだ!患者の身体の中に入ってしまったらどうするのか!」と執刀していた医師に強く言われてしまいました。

幸いなことにすぐ糸つき針は見つかったのですが、自分が100%悪いことは分かっているもののやはり怒鳴られたことで気持ちがかなり沈んでしまいました。「こんなことで毎回落ち込んでいるようでは、オペ室は務まらないよ」と先輩看護師に言われ、オペ室では打たれ強くあるべきであることが痛いほどよくわかりました。

 

(3)緊張感を楽しむことが出来る性格

緊張感を楽しむことが出来る性格

手術室には常に緊張と張り詰めた空気が流れています。

私が勤務していた総合病院では、必ず週に2回程心臓血管外科の手術があり、新人の全員が1年目の終わり頃に担当することになっていました。

手術中に一旦心臓を止めることもあり、緊張感と慎重さを大いに伴うことが多く、心臓血管外科の手術は全診療科の中で最も重圧感がある雰囲気でした。

そのため、緊張感を楽しむことが出来る性格の看護師はオペ室の看護師に向いていると思います。

 

(4)いつも新鮮さを求めている性格

いつも新鮮さを求めている性格

病棟のように毎日同じ患者を受け持つ継続した看護に不満な気持ちやマンネリの気持ちを抱いていているような新鮮さを求めている看護師にとっては、オペ室は最適であると思います。

オペ室では、担当する患者も手術も医師も毎日異なり、その日その日がフレッシュな気持ちで仕事に打ち込むことができます

いつも新鮮さがある環境で働きたいと思っている看護師は、オペ室勤務が向いていると言うことができます。

 

補足説明!

ポイント

病棟のように毎日継続して同じ医師と一緒に同じ患者の看護をするわけではないので、もし前日に落ち込むことがあったとしてもいつまでもひきずったまま仕事に臨むことはあまりなく、心機一転して翌日の業務に取り込めることができるでしょう。

 

(5)せっかちな性格の看護師

せっかちな性格の看護師

オペ室では患者は決められた時間にオペ室に入り、終わる時間は状況によって変わってくるものの可能な限り予定された時間の中で終えることがベストです。

医師が手術をスムーズに進めやすくするためには、看護師がスピーディーに動ける必要があります。

そのため、早く正確にこなしながらせっかちな性格の看護師が向いているといえます。

 

スピードと正確さがオペ室の看護師には大事

オペ室では担当する看護師が「どのくらい早く正確に仕事をこなすことができるか」によって、手術の時間が短縮できると言っても過言ではないくらいスピードが大切だと思います。

医師が手早く手術を進めるにあたっては、必要な物品や器械を滞ることなくスピーディーに用意するなど迅速な動きができる看護師が必要とされる人材であり、オペ室に向いている看護師であると思います。

 

オペ室に向いていない看護師の性格

オペ室に向いていない看護師の性格

オペ室に向いていない性格の看護師の特徴は2つです。

もし、当てはまる場合、改善して努力すれば十分にオペ室の看護師として行っていけると思います。

 

(1)マイペースな性格の看護師

マイペースな看護師は手術中急に慌ただしくなる状況についていけないことが多く、医師や一緒に手術介助を行うもう一人の看護師にも迷惑をかけてしまう可能性があります。

そのため、いつでもマイペースな看護師はオペ室の看護師に向いていないと私は思います。

 

TPOに合わせて急ぐ看護師であれば問題ありません

急ぐときは急ぐ、ゆっくりでよいときはゆっくり動くとTPOによって自分を変えることのできるマイペースな看護師であるならば全く問題ありません。

しかし、いつもマイペースであるため急ぐべきときについていけず、一杯一杯になるような看護師はオペ室では難しいといえるでしょう。

そのため日頃から早く仕事をする努力が必要です。

【体験談】マイペースな看護師はオペ室を辞めてしまった

私の同期には7人中1人だけとてもマイペースな看護師がいました。

周りの人がてきぱきと動いていようともあまり気にすることなく何をするときもゆっくりでした。

そのマイペースな看護師は、新人の時からとにかく先輩によく「そんなにのんびりしていて大丈夫?」と言われており、手術前の準備や後片付けが遅いのは日常のことでした。

手術中も医師に「まだ?」と何度も言われていることもあり、その度に急いではいるのですが手術中に慌ただしく予想外の展開になると一杯一杯になってしまい、思うように仕事を進めていくことができなくなるのです。本人も「私はマイペースだからオペ室には向いていないと思う」とよく話しており、後に退職をしてしまいました。

 

(2)すぐに落ち込む性格の看護師

すぐに落ち込む性格の看護師

オペ室では普段穏やかな医師であってもイライラすることや看護師に対して荒々しくなることもよくあります。

そのようなことに対してもしっかりと構えて強い心で受け止める必要がある為、すぐに「くよくよする」落ち込む性格の看護師にはオペ室は向いていないと思います。

 

オペ室はベテラン看護師でも医師から小言を言われる

経験を積み、慣れていくにつれて怒られることは徐々に減っていきますが、オペ室の場合はその日の医師のコンディションや手術の進み具合によって何十年目のベテラン看護師であっても医師にあたられることや、小言を言われることはごく普通にあることなのです。

その為すぐに落ち込んでくよくよするような看護師は、オペ室勤務を続けることで精神的に悪い影響を及ぼしてしまうことがあります。

【体験談】落ち込み続けた看護師の末路

私がオペ室2年目の時に新人として入職してきた後輩の中で、1人だけすぐに落ち込む看護師がいました。オペ室10年以上のベテランの先輩がプリセプターとしてついていたのですが、少しでも先輩に注意されるだけで気が沈み、休憩時にも明らかに落ち込んだ様子でご飯を食べているのです。

1年近く経ってその看護師は医師や先輩看護師に注意をされることはかなり少なくなったものの、手術中医師に「早く!」と急かされるだけでも「やっぱり私は遅いからオペ室に向いていない」とすぐに落ち込んでおり、1年勤務した後、異動の希望を出しオペ室を去ってしまいました。

 

まとめ

オペ室は病棟や外来勤務とは違い独特の業務である為、看護師として「向いている性格」「向いていない性格」がはっきりと分かれる職場であると思います。

向いている性格の看護師は天職でありずっとオペ室看護師として働き続ける人が多いという印象です。

しかし、例え向いていない性格の看護師であってもオペ室勤務が好きな気持ちとやる気さえあれば必ず向いている方向に傾けることができるはずです。

もし転職や部署異動などでオペ室看護師として働く場合は、

  • 強い口調に耐える覚悟をしていくこと
  • 何事も素早く行う努力をすること

を忘れずに取り組みいましょう。

後々オペ室看護師としての強みになるでしょう。

少しでもオペ室に興味のある看護師は、私がお話ししたことを参考にオペ室看護師への一歩を踏み出していただけたら嬉しく思います。

オペ室の看護師転職詳細は「オペ室看護師へ転職前のチェック事項7つ」を確認してください。

記事の内容に関しては、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用をお願いいたします。


私は4年間大学病院で慢性期と急性期を経験し、その後5年間クリニック、美容クリニックに勤めました。また、空いた時間に様々な単発アルバイトも経験しました。私の経験したことを転職や就職を考えている看護師に分かりやすくお伝えできるよう努めて参ります。現在は2児の母として子育てに奮闘中です。

看護師としての経歴

保有資格 ・正看護師・保健師
年齢 ・東京都/33歳
職務経験 ・大学病院(慢性期病院・急性期病院)・クリニック・美容クリニック
診療科経験 ・手術室 ・一般外科(消化器外科、呼吸器外科) ・内科 ・皮膚科、美容皮膚科

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(公開日:)(編集日::2018年03月12日)

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