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看護師退職時の有給消化 | 出来た例と出来なかった例をご紹介

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看護師が退職の際に有給休暇

いよいよ退職となった時に、気になるのが、使い残した「有給休暇」。常勤の看護師であれば、年に20日ほど、年々使い残したのであれば、多い人で40日ほど残っていることもあると思います。こんなに休んで、かつ、お給料が出るのなら、当然有給休暇を使い果たしたいですよね。

今回は、自身の退職経験を通して、有給休暇を消化出来たパターンと出来なかったパターンについて振り返り、有給消化をするための手助けになればと思い、この記事を書きました。

まずは、それぞれの病院の情報を記載します。

有給消化できなかった例:A病院

  • 在職年数:10年弱
  • 退職時期:梅雨時
  • 退職理由:転居
  • 退職希望を伝えた時期:1年以上前
  • 有給消化希望の伝え方:もし他のスタッフの休暇等に影響がないようなら、少しでも良いので辞める月に有給をください。
  • 実際に取ることのできた有給:1日(退職月)

 

有給消化できた例:B病院

  • 在職年数:1年
  • 退職時期:秋口
  • 退職理由:転居
  • 退職希望を伝えた時期:半年弱前
  • 有給消化希望の伝え方:特に自分からは伝えていないです。上司から、「月の半ばに退職するなら、有給をつけて月末付けに退職というのはどうか」という提案があった。
  • 実際に取ることのできた有給:10日(退職月、それまでに使った分の残りを全部 )

上記の条件をもとに、A病院とB病院の違いや、なぜこのような結果になったのかを考えてみました。

1.在職年数や退職時期と有給消化の関係

在職年数や退職時期と有給消化の関係

有給消化できたB病院に比べ、A病院の方が格段に長く在職していました。長く在職していた方が有給休暇を取りやすいイメージがありましたが、実際はそうではありませんでした。

 

他スタッフの有給消化率の高い時期は避けて退職しよう

A病院、B病院共に、退職時期は年末や年度末などのキリの良い時期ではなく、なんとも中途半端な時期でした。B病院では、中途半端な時期にも関わらず、有給を消化することができたことから、年末や年度末などの、他のスタッフの有給休暇消化率についても調整な時期を外すというのは、一つ、有給休暇を消化できる可能性を上げる手段です。

 

2.退職理由と有給消化の関係

退職理由と有給消化の関係

A病院、B病院共に、転居が理由の退職でした。ですので、自身の経験上での比較ができないのですが、「転居のためになるべくなら有給を消化させたい」という気持ちはどちらの病院の上司にもあったようです。

 

退職に時間的なリミットがある場合は伝えておこう

実際、仕事をしながらの転居準備は困難を極めたので、有給をもらえたB病院の時はとても助かりました。転居や転職など、時間的なリミットを伝えておくと、有給を消化しやすいかもしれません。

 

3.退職希望を伝えた時期と有給消化の関係

退職希望を伝えた時期と有給消化の関係

退職希望を早く伝えた方が、有給休暇を消化しやすいのではないかと思っていましたが、実際は退職希望を伝えた時期が遅かったB病院の方が有給消化をすることができ、あまり関係ないようです。

 

退職の意向はできる限り早く伝えた方が良い

退職希望間際に退職の意向を伝えた場合、もともと組まれていた勤務を組み直さなくてはならないなど、物理的に有給休暇を消化すること自体が厳しい状況になるので、退職の意向はできる限り早く伝えていた方が、有給休暇は消化しやすいと思います。

 

4.有給休暇消化希望の伝え方と有給消化の関係

有給休暇消化希望の伝え方と有給消化の関係

A病院では、有給休暇をできる限り消化したい意向があることを、自分から伝えましたが、実際に取ることのできた有給休暇はわずか1日でした。残りの有給は、残念ながら捨てるという結果になってしまいました。B病院では、自分で伝えるよりも先に、病院側からの提案があり、残っていた有給を全て消化することができました。

 

退職時の有給消化について事前リサーチしておこう

上記のことから、有給休暇の消化については、病院側の意向の影響が大きいと思いますが、勇気を出して自分の意向を伝えることは必要だと思うので、これまで退職した人はどう伝えていたかなど、事前にリサーチしておくことで、最低限の有給を消化できる方法が見つかるのではないかと思います。

A病院では、退職する人は、有給を取りきれずに退職する人が多かったです。後から同僚に聞いた話では、有給休暇を消化する権利を、幹部クラスに直々に訴えた人に関しては、仕方なくという感じで有給を消化できたそうです。

B病院では、退職する人に対して、比較的有給を消化できるように調整する傾向がありました。しかし、その分勤務の変更を余儀なくされるなど、他のスタッフにかかる負担は大きかったように思います。このことから、上記でも述べたように、やはり病院側の意向が大きく影響しています。

 

ポイント!

ポイント

A病院の方が、B病院に比べて、病院自体が忙しかったことも、有給消化の可否に影響していたと思います。

 

まとめ:退職時に有給休暇を消化する鍵は病院側の意向

まとめ 退職時 有給休暇

退職時に有給休暇を消化する鍵は、病院側の意向が大きく握っていると考えられます。事前に、退職した人がどのくらい有給を消化できていたかをリサーチしておくと、その病院のキャパシティを知ることができるでしょう。

また、退職の意向、有給休暇を紹介したい旨を、なるべく早い時期に病院側に伝えておくことで、少しでも多く有給休暇を消化できるように調整してもらえる可能性が高くなります。どうしても残った有給を全て使い切りたい場合は、病院の規則や雇用制度などを詳しく調べ、粘り強く訴える必要があるかもしれません。

そうした場合、病院側や同僚に負担がかかる可能性があるので、少し関係がぎくしゃくしてしまうことを考えておいた方が良いでしょう。以上、退職の際に少しでも参考になればと思います。

 

最後までご確認いただきましてありがとうございました。


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看護師を初めてから、旅行が大好きになり、休み希望を出しては色々なところに足を運んでいます。病棟看護師歴が長いですが、結婚を機に、主婦になった経験もあります。
臨床を離れて気づいたこともたくさんありました。少しでもお役に立てるような記事を書いていきたいと思います。


カテゴリー:看護師の退職


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この記事を書いた人:Tabilove
(公開日:)(編集日::2017年07月26日)

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