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( 看護師 )

パート看護師の割合が多い職場とは?

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パート看護師の割合が多い職場

皆さんが転職を考えるとき、その職場で働く看護師の多くがどのような雇用形態で働いているのかまで、考えたことはありますか。

同じ看護師資格をもって働くとしても、雇用形態により勤務時間や業務内容が異なります。

そのため、正職員が多い職場とパート看護師が多い職場とでは雰囲気が全く違うのです。

看護師の場合、一般的に正職員が多い職場のイメージはつきやすいと思いますので、ここではあえてパート看護師の割合が多い職場について、ご紹介していきます。

1.パート看護師の割合が多い職場5選

女性のパート看護師

まずは、実際にパート看護師が在籍している割合の多い職場を5つご紹介します。

なお、ここでは「パート看護師の割合が多い=職場にいる看護師の50%以上がパート」という前提で話をすすめていきます。

また、以下でご紹介する職場は、当社サイト調べのものであるため、あくまで「目安」として読み進めていくようにしてください。

 

(1)大学病院や規模の大きい総合病院の外来

大学病院や規模の大きい総合病院では、パート看護師の割合が多いです。

こういった外来では複雑な疾患を抱える患者も多く来院するため、パート看護師の働き方でも十分知識や技術を深めることが可能です。

そのため、大学病院、規模の大きい総合病院の外来で働くパート看護師の特徴としては、

  • パートで働きながらスキルを磨きたい看護師
  • いずれは病棟看護師の正職員として復帰したい

などのように、今後を見据えて働く意識の高い看護師が多い印象があります。

 

(2)回復期・慢性期・療養型病院

回復期、慢性期、療養型などの病院では、穏やかな環境で働くことができ、また残業も少ないことから、パート看護師の割合が高いです。

そのため、こちらで働くパート看護師の特徴としては、私生活重視で働きたいパート看護師が多い傾向にあります。

 

同じような境遇の看護師と協力し合える

前述した大学病院や総合病院は、急性期の患者が多く勤務中は慌しく、パート看護師であっても定時で退勤できないこともあります。

その点、回復期・慢性期・療養型の病院は、病棟勤務であっても定時で帰ることができ、また同じような事情を抱えるパート看護師が多いため、協力し合って働くことができます。

 

補足説明!

ポイント

実際、回復期・慢性期・療養型の病院には、子育て真っ盛りの看護師や、親の介護を担っているパート看護師が大勢います。

また、そういった「家庭の事情」がある看護師は、看護師転職サイトの担当者から積極的に復期・慢性期・療養型の病院を勧められる現状もあるようです。

 

(3)介護施設(老健・特養・有料老人ホーム)

介護施設は前述した回復期・慢性期・療養型病院と同じように、さほど忙しくはなく残業もほぼないため、パート看護師の割合が多いです。

また、介護施設は「病院」ではないため、複雑な医療処置はほとんどありません。

そのため、

  • 看護スキルに不安がある若手やブランク明けの看護師
  • 医療処置が得意ではない看護師

などといったようなパート看護師が多く働いています。

特に、ブランク明けのパート看護師にとっては、社会復帰第一弾の職場として人気があります。
 

(4)クリニック

クリニックは、正職員看護師とパート看護師の割合が半々なところが多い傾向にあります(ただ、美容クリニックの場合は正職員の方が多いことが一般的です)。

なお、クリニックは少人数の看護師でまわしており、即戦力が求められる職場であるため、スキルに自信のあるパート看護師が多いです。

ただこれは、言い方を変えれば、決められた時間内で働くパート看護師は、スキルがあって仕事が一人前に出来なければ、かえって居づらいのかもしれません。
 

主婦のパート看護師に人気な理由とは

クリニックは、昼休みが2時間程設けられているところが多いです。

もし、自宅近くのクリニックで働けば、その間に買い物をしたり家事をしたりすることもできますので、主婦のパート看護師に根強い人気があるのです。

 

(5)健診センター

最後にご紹介するのが「健診センター」です。

特に、独立型の健診センターはパート看護師の割合が多いようです。

その理由はあまり定かではありませんが、おそらく業務内容が非常に単調であることが影響しているのではないでしょうか。

 

問診と採血がメインの仕事

こちらで働くパート看護師の特徴としては、主に問診と採血がメインになるため、

  • 患者とのコミュニケーションが得意な看護師
  • 採血に自信のある看護師

などのようなパート看護師が多いです。

 

2.パート看護師の割合が多い職場へ転職するメリット・デメリット

二人の女性のパート看護師

ここでは、パート看護師の割合が多い職場へ転職するメリット・デメリットを、パートと正職員の両方の立場から見ていきます。

 

(1)パートとして転職するメリット

パート看護師の割合が多い職場へ、パートとして転職するメリットはなんと言っても同じ境遇の仲間が多いことです(当然のことですが)。

自分と同じようにパート看護師として働くスタッフが多い職場の方が、同じような生活スタイルでの悩みや不満、また良いことなどさまざまな情報共有ができ、良い関係性を築けるため働きやすく感じるでしょう。

 

(2)パートとして転職するデメリット

一番のデメリットは、パート看護師が多いためかえって融通が利きにくい場合があることです。

実際、パート看護師として求めたいメリットは働く時間の融通です。しかし、既に同じように考えるパート看護師が多く集まっていると、雇用側は他のパート看護師の穴を埋められるパート看護師を求めてきます。

そのため、他のパート看護師の出勤が少ない日や時間帯に勤務を組まれてしまうことがあります。

また正職員が少ないため、たとえば学生指導や新人指導、研修担当など本来正社員がおこなうべき業務をパート看護師に依頼しなければならない状況になることもあります。そうなると、せっかくパート看護師として気楽に働きたいと思っても責任を持ってやらなければならない業務を任されてしまうことになります。

 

(3)正職員として転職するメリット

正職員であってもパート看護師であっても、仕事中の業務内容はほとんど同じです。

しかしパート看護師の場合は、働いた時間分だけの給与であり、正職員のように有休があったり、ボーナスがあったり、福利厚生を利用できる職場はほとんどありません。

同じように働いていても、正職員であることで待遇面ではメリットを感じられます。

 

早い段階で役職につけるかも

その他、正職員が少ない職場では子どもが病気になったときの病児保育を優先的に利用できたり、早い段階で役職につけたりすることも期待できます。

 

(4)正職員として転職するデメリット

正職員の一番のデメリットは、パート看護師が多いことで正職員の負担が多くなる場合があるところです。

パート看護師は、基本的には残業が難しいので、もし残業せざるを得ないことがあったり、パート看護師がやりきれなかった仕事があったりすれ、それらを引き受けなければなりません。

 

パート看護師の勤務変更に合わせなければならない

また、ある程度自由に休み希望を出せるパート看護師に対し、正職員はパート看護師が少ない日に希望休が取れなかったり、感染症が流行する時期になると、子育て中のパート看護師の欠勤も増えるため勤務変更にあわせて出勤しなければならないこともあります。

その他にも、研修や勉強会への参加などパート看護師にはない業務があるなど、パート看護師と比較してしまい不満に感じることが多くなるでしょう。

 

3.転職する際の注意点とは?

考えている女性のパート看護師

最後に、パート看護師の割合が多い職場へ転職する際の注意点についてお伝えしていきます。

 

(1)パートとして転職する場合

パート看護師の割合が多い職場では、自身のパートとしてのメリットを最大限活かすために、自分自身の希望や働きたい曜日、時間に勤務が可能かどうかを確認し、どの程度融通が利くのかをしっかり把握しておきましょう。

そして、デメリットでもお伝えしたような負担が実際に起こりそうなのかも確認しておきます。
 

(2)正職員として転職する場合

正職員の場合、まずは正職員とパート看護師の業務内容についてと残業の量について確認しておきましょう。

先にも述べた通り、パート看護師の割合が多い職場では、やはり正職員にかかる業務負担が心配です。

しかし、全ての職場がそうではありません。たとえば、パート看護師は受け持ち患者を少なくしたり、主に清潔介助をおこなってもらったり、採血や検査担当というように正職員とパート看護師の業務をうまく分けることで正職員に負担がかからないよう意識している職場もたくさんあります。

また、雇用形態が違っても看護師としてのチームで協力し助け合えているところもたくさんあります。

 

補足説明!

ポイント

希望する職場で、正職員とパート看護師がどのように働いているかを、実際に見たり質問するなどして、しっかり把握しておくようにしましょう。

また、働きはじめてからは、正社員であっても勤務歴の長いパート看護師に教えてもらう必要がありますので、あまりプライドを高くせず、パート看護師ともよい関係性を築けるよう関わり方を意識しましょう。

 

まとめ

今回お伝えしたように、パート看護師が多い職場で働く場合、正職員とパート看護師のメリット、デメリットは紙一重な部分が多くあります。

そのため、働く前にしっかり職場の情報を把握して自分の求める条件に合っているのか、納得できるのかをよく考えてから志望するようにしましょう。


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この記事を書いた人

高校卒業後、大学に進学したものの将来の方向性に悩み中途退学。その後、学生時代から勤めていたアルバイト先で看護師という仕事に魅力を感じ、社会人経験を経て看護師になりました。

看護師としての経験はまだ浅いですが、他の職種での経験を活かした視点で、どんなときも患者さんを思った優しさのあるケアができる看護師になることを目指しています


カテゴリー:看護師パート・非常勤

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この記事を書いた人:azuki
(公開日:)(編集日::2017年12月01日)

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