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看護師ライター

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看護師の巡回健診アルバイト・パートの体験談と注意点

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看護師ライターM
看護師が初めて巡回検診

巡回健診は看護師のアルバイト・パートとして行う方が多いですが、看護師が初めて巡回健診の仕事をする場合の注意点は以下にまとめています。確認をして巡回健診の仕事を行いましょう。

  • 巡回健診では集合時間を遅れないこと
  • 基本は遅くても集合時間の5分前に集合すること
  • 数分だから、といって自分の判断で遅れない
  • 巡回健診では荷物の積み下ろしがある(その時間も考慮する)
  • 重い荷物は無理して運ばない
  • パートやアルバイトであれば特に、自分の身は自分で守る
  • 健診車に乗っている間は自由に時間が使える
  • 巡回健診では採血は必須となることが多い(採血技術が必須)
  • 巡回健診は季節によって仕事量が変動する(それだけでは稼げない)
  • 一般的な健診内容を理解しておくことが必要
  • 巡回健診ではすぐにトイレにいけないことも多いので注意

 

看護師の巡回健診の仕事内容とは

看護師の巡回健診の仕事内容とは
春先や秋口になると増えてくるのが健診のお仕事です。よく「巡回健診」として募集されていることがありますが、今回はこの巡回健診についてお話したいと思います。巡回健診とは、ことばの通り、健診車に乗って企業や自治体などさまざまな場所に巡回して行う健診のことです。通常は、看護師のほか医師や放射線技師、臨床検査技師や事務の人、そして運転手さんといった方々とチームを組んで出向きます。

 

健診仕事の集合時間は5分前が基本

仕事は、集合場所に決められた時間に集まるところから始まります。当然のことですが、健診の仕事は朝がとても早いです。寝過ごして集合時間に遅れると、スタッフをはじめ、健診を行う自治体や企業にも迷惑をかけてしまうので、健診の前日は夜更かしなどせずに、次の日にそなえて早めに就寝することをお勧めします。

私の経験からですが、朝の早い仕事では必ずといっていいほど遅刻をしてくる人や、出発時刻ギリギリに来る人などがいます。ずいぶん前の話しになりますが、少し私の体験をお話します。

 

巡回健診の仕事に遅れたら大変なことになる

私が以前、巡回健診の仕事をしていた頃のことですが、何故かいつも出発時刻から3~4分ほど遅れてくる人がいました。3~4分程度ならたいして遅れていないから大丈夫だろうと思われそうですが、ドライバーさん曰く、この数分が大切なのだそうで、ちょっとした時間のズレで大渋滞に巻き込まれてしまうことがあるというのです。

毎回数分遅れてくる看護師の彼女をいつもみんなで車に乗って待っていました。毎日のように走ってやってきて、彼女が健診車に乗ると出発です。ところが、あまりにも毎回遅れてくるため、がまんも限界に達したようで、ドライバーさんが「もう少し早く来るようにして下さい」と少々強い口調で彼女にいいました。

車内には10人弱ほどのスタッフがいましたが、その瞬間ピーンと張り詰めた空気になりました。彼女は何か言い訳をしていたように記憶していますが、その内容についてはよく覚えていません。そしてその翌日の朝から、彼女の姿を見ることはありませんでした。後で聞いたところによると、前日付けで仕事を辞めるとの連絡があったとのことでした。性格は明るく、楽しい人だっただけに、とても残念に思ったことをいまでも覚えています。

 

「2~3分程度なら大丈夫だろう」と思うのは大間違い

「2~3分程度なら大丈夫だろう」と自分で勝手に判断すると、スタッフみんなに迷惑をかけてしまうことになります。どんなに遅くても集合時間の5分前には到着しておくという心構えが朝の早い仕事では必要なことだと思います。遅れたりして皆に迷惑をかけてしまったりすると、朝からイヤな気持ちになってしまいます。それは遅れた本人だけではなく、周りのスタッフも同じです。でも、どうしても遅れるという場合には、いまは携帯があるので、早めに連絡を入れるといいでしょう。

 

ポイント!

ポイント

ただでさえ、眠い目をこすりながら早起きをして仕事をするのですから、気持ちよく仕事はしたいものです。朝の早い巡回健診の仕事では、集合時刻に遅れないこと。当然のことなのですが、これがとても大切になります。

 

看護師の巡回健診報酬・給与について

看護師の巡回健診報酬・給与
報酬に関しては、さまざま形態があって一概にはいえませんが、基本的には契約内容によって決まると考えていいと思います。契約社員などであれば、日給制の固定報酬だったりすることが多いようですが、半年などと契約期間が決められていることもあって、契約期間が過ぎると仕事は終わりです。

また、契約社員として日給制で勤務する場合は健診が早く終わったとしても、規定の時間まで事務所で仕事をしなければなりません。

 

期間が決まっているので安定収入ではない

契約の期間中は報酬が固定しているので給与面においては比較的安定していますが、その先の安定はありません。次の仕事が決まるまでにまとまった期間があるといったような時などにはいいのかも知れません。雇用保険については健診機関によって入れる場合もあれば、入れない場合もあるようですが、入れることが多いようです。

 

健診が早く終わっても固定収入は変わらない

一方、パートやアルバイトで日給制の場合は、健診が早く終わっても、遅く終わっても固定の報酬となります。早く仕事が終わるとそれだけ早く帰ることができるので、おのずとみんな効率的に仕事をするようになるようです。効率よく健診を進めて、早く帰宅できる時は、やはりうれしいものです。

 

ポイント!

ポイント

ここで注意しなければならないことがひとつあります。巡回健診の特徴のひとつとして、季節によって仕事が多かったり、少なかったりと仕事量が変動するということです。特に冬場はほとんど仕事がないので、パートやアルバイトといった形態で健診業務に従事する場合には、仕事が少なくなる時期のため、他の仕事を確保しておくことをお勧めします。

 

巡回健診の大まかな流れと注意点について

巡回健診の大まかな流れ
巡回健診の仕事は冒頭でも触れたように、集合場所に集まるところからがスタートです。健診機関によっても異なりますが、朝、必要な荷物を健診車に積み込む場合もあります。先ほど、集合時間の5分前には着いていることが基本とお伝えしましたが、荷物を積み込む場合においては、当然もっと早くに着いていなければなりません。

荷物の量にもよりますが、15分や20分ほど早く来てみんなで積み込むこともあります。

 

1.健診車に乗車して、目的地まで向かう

健診車に乗ってしまえば、それから目的地に着くまでの間、健診車の中では自由に過ごすことができます。うとうとと居眠りをする人もいれば、スタッフ同士でおしゃべりをしたり、本を読んだりする人もいたりと、さまざまです。健診はいろいろな場所に出向くわけですが、結構田舎町へと行くことも多かったので、自然に囲まれた風景を見るのは楽しみのひとつでした。

のどかな風景と澄んだ空気に触れることができ、ホッとするひとときでもあります。(仕事に慣れるまではそんな余裕はないかも知れませんが)

 

車酔いする人は注意が必要

その一方で、車に酔いやすい人は要注意です。遠い所だと1時間半以上かかるようなことも少なくありません。着いた頃には気分が悪くて仕事にならないといったことでは困るので、酔い止めの対策が必要になるでしょう。

 

2.健診会場の準備等

目的地についたら、朝出発時に積んだ荷物を健診会場まで運びます。結構重い荷物もあるので、体力勝負のところもあります。現地の施設にあるテーブルや椅子などを並べて会場の準備(設営)もしなければなりません。力仕事が多いので、ケガなどしないよう十分に注意することが必要です。

 

重い器機のものは無理して運ばない、労災は出ない可能性大

例えば、眼底検査の装置などといった重い器機のものは無理して運ばすに男性のスタッフにお願いするといいでしょう。落として装置を壊してしまったり、腰を痛めてしまったりすることもあるので、無理をして運ぶ必要はありません。特にケガなどしてしまったら、仕事ができなくなります。

正職員であれば、勤務中の労災として保証されるところが多いと思いますが、パートやアルバイトであれば、そういった保証はないいと考えていた方がいいと思います。

 

3.健診の担当割り振り

どの検査を担当するのかということについては、健診機関側が決めることが多いようです。多少の希望は聞いてもらえるかも知れませんが、基本的にはどの検査も一通り行うことになると思います。ローテーションで各検査をまわしていく形をとるのが一般的だと思います。

というのも、例えば聴力検査と採血業務を比較してみると、技術面でも負担面においても雲泥の差があって不公平感があるからです。時給制にしろ、日給制にしろ、看護師としての報酬は同じですから、看護業務としての大変さが違うので、公平を期するためにも皆が平等にそれぞれの検査にあたるように配慮されて組まれることが多いようです。

 

4.健診のスタート

会場の準備ができたらいよいよ健診のスタートです。健診といっても、さまざまな種類の検査があって、多くのスタッフと協力しながら行います。

巡回健診で行われる主な検査は以下の通りです。

  • 血圧測定
  • 尿検査
  • 聴力検査
  • 採血
  • 身長・体重測定
  • 腹囲測定
  • 視力検査
  • 眼底検査
  • 心電図
  • 骨密度検査
  • レントゲン撮影

健診の中には検査技師さんやレントゲン技師さんが行うものもありますが、受診者に聞かれたりすることもあるので、一応全ての検査内容について理解しておいた方がいいでしょう。健診先によっては、一般健診とがん健診も同時に行う場合もあります。

 

巡回健診の注意点

注意点

その他にも、特殊な職場で勤務する場合などにおいては、別途その職場に応じた検査が行われます。ひとつ例をあげると、人体に影響を与えるような物質を扱う業務に従事している場合などです。危険物質のリストなどは健診機関にリストがあるので、それらをみて確認するといいでしょう。

また、粉じんなどにさらされる職場環境にある人たちの健診などもあります。これらについてもマニュアルがあるので、事前に十分にマニュアルに目を通して理解しておくことが必要となります。

巡回健診は、一人の受診者が複数の検査を受けるので、とにかく健診がスムーズに流れるように配慮しなければなりません。自分が担当している検査が終わったから仕事は終わり、ということではなく、その時には、まだ終わっていない検査を手伝うという協力の姿勢が求められます。健診はチームで行うので、同業の看護師のみならず、他の職種、例えばレントゲン技師さんや臨床検査技師さんなどとも日頃から良好なコミュニケーションをとっておくことも大切なことだと思います。


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この記事を書いた人

看護師の資格をとってから、気がつくともう数十年が経っていました。振り返るとあっという間です。これまでの経験が誰かのお役に立てばいいなと思っています。よろしくお願いします。


カテゴリー:看護師パート・非常勤

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この記事を書いた人:M
(公開日:)(編集日::2017年08月05日)

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