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そらの

看護師ライター

そらの

( 看護師 )

患者との関わりに悩む看護師へオススメの本4冊

公開:、更新:2018年03月30日
患者と関わる女性看護師

看護師は、毎日多くの人々と関わりながら仕事をしています。

中でも、患者との人間関係が上手くいかないとトラブルになり、クレームを言われることもあります。

ここでは、患者と良好な関係を築くためにはどうすれば良いのか、看護師にオススメの本を紹介します。

1.心の状態に気づける「対人援助職のメンタルケア」

退陣援助職のメンタルケア

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タイトル 対人援助職のメンタルケア ~看護師、心理士、教員などとその家族のために~
著作 多田ゆかり/村澤孝子
出版社 ミネルヴァ書房
出版月 2006年7月

この本は、患者との関係に悩み仕事を辞めようと考えている看護師や、いつも頑張りすぎている看護師、そして子育てと仕事の両立で苦しんでいる看護師に是非読んでほしい1冊です。

辛いのは自分だけではないと気付くことで、少し前を向いてみようと思えるはずです。

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「自分を犠牲にして成り立つ対人援助職」と無意識に思込んで働いている人って大勢いらっしゃるのではないでしょうか?(私もその一人です。)
この本は今までの専門書とは違います。
援助技術などの他人への関わりの前に「まず、自分が幸せであること」が大切だということが語られています。
読んでいくうちに腑に落ちました。大事なことを忘れていたことに気づきました。
「私が幸せでなければ、人を幸せにできるはずがない」ということをすっかり忘れてしまっていた自分に気づかせてもらいました。

 

本の内容と詳細について

この本では、自分の感情に気づきにくく、燃え尽き症候群になりやすい対人援助職に就いている人に対して自分の感情を取り戻す方法や、自分を支えてくれる家族の心の状態に気づく方法について紹介されています。

また、エネルギーを補充する方法として自分のパワースポットを見つけたり、励ましてくれるノートを作ったりと、試してみようと思える具体的な対策についても知ることができます。

この本の著者は、小学校の養護教諭の経験がある方と児童心理士として児童相談所の勤務経験がある方なので専門用語が出てきますが、分からない用語も解説が書かれているためスムーズに読み進めることができます

 

ポイント!

ポイント

この本での対人援助職は、医療従事者だけではなく学校の先生や保育士なども含めた人の世話やケア・育成に関わる人たちのことを指します。

 

2.人生に迷っている看護師へ「アドラー心理学」

アドラー心理学あなたが愛される5つの理由

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タイトル アドラー心理学 あなたが愛される5つの理由
著作  内藤誼人
出版社  ぱる出版
出版日  2016年4月15日

患者との関わりに疲れてしまった看護師や、幸せになるとはどういうことか人生の道に迷っている方にオススメの1冊です。

また、アドラー心理学に興味があり勉強したいと考えている看護師は、ぜひ手に取って読んでみてください。

 

本の内容と詳細について

この本では、「人を愛する」「人と交わる」「働く」「生きる」「幸せになる」ためにはどうすればよいのか、その考え方について書かれています。

「アドラー心理学」とは、アルフレッド・アドラーが提唱した心理学のことで、アドラーは「性格はいつでも変えることができる」と述べています。

つまり、私たちはいつでも自分が望むように変わることができるということです。

心理学と聞くと、「難しいことが書かれているだろう」と思われがちですが、この本はアドラーの言葉をもとに著者がわかりやすく解説しているため、大変読みやすい内容です。

 

看護師にという職業にピッタリな内容!

アドラーの考えの中には「共同体感覚」という言葉があります。

共同感覚とは、「社会のためになるように行動することが大切だと思う感覚を持つ」ことが幸せへとつながるという意味を指し、看護師は、まさに「共同体感覚」を持ちながら仕事をしていると言えるでしょう。

 

3.患者の真意を理解「医者と患者のコミュニケーション論」

 

医者と患者のコミュニケーション論

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タイトル 医者と患者のコミュニケーション論
著作  里見清一
出版社  新潮社
出版日  2015年10月16日

「患者と自分の考えにはなにかズレがある」と感じる看護師や、すでに患者との関係がこじれている看護師に読んでほしい1冊です。

この本を読むことで、患者の真の希望は何なのかヒントを得ることができます。

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以前、「医者とはどういう職業か」
と言う本を新聞広告で見付け
あの価格で読みやすく面白く内容充実
して、医師の事がよく分かり、
作者は商売上手と言うか、
前作〇〇で詳しく書いたが
と記載されていたので、
とりあえず、そのまま買って読んでみました。
筆者の性格はともあれ、
読みやすく、医者はどの様に考えているのか、
よく分かりました。

 

本の内容と詳細について

日本赤十字社医療センター化学療法科部長である里見医師が実際に体験した、患者と医師との関わりから学んだことについて執筆してある本です。

告知の場面など医療現場でのやり取りも細かく書かれているため、看護師にも大変参考になる内容となっています。

この本は、「患者と仲良くなる方法」「安心させる方法」のほか、治療など医療者として「何もできなくなったとき」に看護師はどのようなコミュニケーションを取ればよいのか、アドバイスしてくれます。

また、「がん告知はしない」「患者からからの贈り物は受け取らない」など、医療界のしきたりに対する変化に戸惑いつつ、患者と分かり合うとはどういうことかを考えさせられます。

患者だから、看護師だからと言った視点ではなく、人と人との関わり方や人に対する洞察力について学べる内容になっています。

 

4.対人技術向上「疲れる相手の話をきちんと聞く49のコツ」

疲れる相手の話をきちんと聞く49のコツ

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タイトル 疲れる相手の話をきちんと聞く49のコツ
著作  西多昌規
出版社  実務教育出版
出版日  2013年10月29日

人との関わりが難しいと感じている看護師や、自分のコミュニケーションを1から振り返って勉強したい新人看護師にオススメです。

また、この本には必要な箇所に水色の線が引かれているため、忙しくて本を読む時間が無い看護師は、その部分だけでも読んでみると参考になるでしょう。

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疲れてしまってからでも、役に立ちます。
自分が、疲れないように心を守ってくれます。
コツをつかむことで。意欲を維持できます。

 

本の内容と詳細について

精神科医であり、講演や雑誌などで見かける西多昌規氏が筆者された本です。

この本には、人間関係において必要なスキルを得るためのノウハウが詰まっています。

話の聞き方だけではなく、「八つ当たり気味に攻撃的な相手」「何か言いたそうな相手」などの特徴的な相手に対して具体的な対策を知ることができます。

また、中には友だちや店員とのやり取りから、「どこが間違っているのか」「より良い方法は何なのか」について解説しているところもあるため、理解しやすくなっています。

題名にある、疲れる相手が患者とは限りませんが、患者との信頼関係を築くために参考にしてみて下さい。

 

まとめ

「対人援助職のメンタルケア」では、人間としての自分を大切にすること、そして「アドラー心理学 あなたが愛される5つの理由」では、患者と接するときの心のあり方について学ぶことができます。

また、「医者と患者のコミュニケーション論」では、里見医師が経験した出来事を参考に自分のコミュニケーションの問題点を探ることができます。

そして、「疲れる相手の話をきちんと聞く49のコツ」では、具体的な対処方法について知ることができます。

どの本にも、「人間関係で苦しんでいるのは私だけではない」と感じることができる内容が記載されているため、読むと心が軽くなることでしょう。

特に、人との関わりで悩み疲れている看護師に読んでいただきたい4冊です。

DIYと野球観戦、うさぎの飼育で気晴らししながら妊活している看護師です。中でも、うさぎと暮らしていると病んだ心が癒されます。これから動物を飼おうかなという方には、おすすめです。
現在、離職中ですが、主に大手の総合病院で5年、小児科の看護師として働いていました。
これまでの経験と知識を活かして、少しでも皆さんのお役に立つことができればと思っております。

看護師としての経歴

保有資格 ・正看護師・保健師
出身/年齢 ・山口県/42歳
職務経験 ・総合病院・看護学校
診療科経験 ・小児科 ・循環器 ・内科・消化器科・眼科


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