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ゆうゆう

現役看護師

ゆうゆう

( 看護師 )

小児科の看護師は辛い!対処法は?

ゆうゆう
現役看護師 ゆうゆう
小児科の看護師は辛い

看護師として小児科で働き、辛いと感じる場合の対処法には、どのようなものがあるのでしょうか。

小児科看護師は、非常にやりがいのある仕事ですが精神的にも身体的にも辛いと思うことが多いため、どうすれば解決できるのかしっかり考えることが必要です。

今回は、小児科で働く中で看護師が辛いと感じる場合の対処法を理由別に、私の経験と交えて紹介していきます。

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1.子供の闘病の看護で辛い場合の対処法

子供の闘病の看護が辛い

小児科の看護師は、子供が闘病している姿を見ることや、子供の死に直面しなければならない場面もあり精神的に辛い仕事です。

私は以前、小児科で白血病の女の子を受け持ちました。
本来ならば小学校に行ったり、友達と楽しくオシャレなどをして遊んでいたりする年頃なのに治療のために入院を繰り返していました。
自分の病気のことをよく理解しており、薬剤の影響で毛髪が抜けてしまっても「また生えてくるから大丈夫なんだ」と笑顔で話しかけてくれる子でした。

しかし、骨髄穿刺を受けている時「痛い、痛い」と泣きながら耐えている姿をみてなんて声をかけていいのか分からず私も泣きそうになりました。

小児科の看護師として子供に寄り添い看護をしていく中で、看護師自身も辛いと思ってしまう場合の対処法について紹介していきます。

 

看護師として何ができるのか考えること

小児科で看護師として勤務し、子供と関わっていると看護師自身も辛いと感じてしまうことがありますが、1番辛い思いをしているのは子供です。

そのため、辛い思いをしている子供に対して、小児科の看護師として何ができるか考えるようにしましょう。

 

補足説明!

ポイント

闘病中の子供は、看護師に辛いと思ってもらいたいわけではないため、ただ一緒に寄り添うだけでもいいですし、それだけで安心する子供も多くいます。

 

仕事のオンオフを切り替えること

小児科の看護師は、子供の闘病の看護で「悲しい・辛い」等と思うことがあっても、勤務中は耐え「仕事が終わったら思いを吐き出す」といったオンとオフの切り替えをすることをお勧めします。

「辛いと思ってはいけない」と思いながら仕事をするのは難しく、ストレスにもなるため「辛いと思ってもいい」と思うことができれば、少しは気持ちが楽になるでしょう。

 

2.保護者への対応で辛い場合の対処法

保護者の対応をする看護師

小児科の看護師は、

  • 看護師に多くの質問をしたり何度も同じことを尋ねたりする保護者
  • 看護師に明らかなクレームを言ってくる保護者
  • 育児中に情緒不安定になりやすく育児ノイローゼになる保護者

等、様々に対応することが必要であるため、子供との関わりだけではなく保護者それぞれのケアが重要です。

小児科の看護師が様々な親との接し方で辛いと思った時は、どのように対処すれば良いか見ていきましょう。

 

保護者からの質問は曖昧に答えないこと

保護者は、1%以下の副作用でも「自分の子供がその1%になったらどうしよう」と不安になり100%でなければ安心できなくなるため、小児科の看護師は保護者に説明をする時や質問をされたときに曖昧な返事をしてはいけません。

 

ポイント!

ポイント

「たぶん大丈夫です」と答えてしまえば「たぶん」という言葉に不安を抱き、余計に混乱してしまう可能性があるため、看護師が分かる範囲であれば的確に答え、分からないことは医師から説明してもらいましょう。

 

看護師としての経験を伝えること

「初めての子供」「生まれて間もない子供」等の場合、親は何をするにしても心配で小児科の看護師に様々な事を質問してきますが、看護師としての今までの経験を伝えましょう。

子育て経験のある看護師は、自分の経験を伝えることができるため、子育て経験がない看護師が対応すると保護者から「〇〇さん(子育て経験のある看護師)は良く知っているからあの人と代わってもらえますか?」「あなたには分からないでしょ」などと言われることがあります。

保護者に看護師としての経験を伝えた体験談

私は、よく医師が親に対して言っていたことを応用して別の親にも伝えるようにしていました。
耳かきの仕方や、保湿剤のぬり方など些細な事でしたが、試しに自分で行ってみて自分の感想も踏まえて指導するようにしていました。

 

クレーム対応は責任者に代わってもらうこと

前述の通り、保護者は情緒不安定になっていることが多く、小児科の看護師は思いもよらないところでクレームを言われたり、突然怒られたりすることがあるため、必ず責任者へ代わってもらうようにしましょう。

病棟であれば師長へ伝え、クリニックであれば院長へ伝えます。

私がクリニックで働いていた時は、子供の予防接種中に突然泣いてしまう母親がいました。その母親は「もうどうしていいのか分からない」と言っていました。

毎日育児をしていて、心配事や悩みを相談できる人が近くにいないため、誰に相談していいのか分からず突然今までの思いが爆発したそうです。

小児科の看護師は、親の精神的な関わりが重要になってきます。

 

補足説明!

ポイント

小児科の看護師が1人で対応すると余計にこじれることがあり、精神的に辛い思いをしますが、責任者はクレーム対応に慣れており、相手も看護師より責任者と話をしたい場合が多いため、早めに相談するようにしましょう。

 

3.仕事内容が多くて辛い場合の対処法

仕事内容が多くて辛い看護師

小児科は、内科・外科関係なく新生児から15歳までの子供が対象となり、診療範囲が広く看護師には幅広い知識や技術が求められます

特に入職したばかりの看護師にとっては「覚えることが多くて辛い」「何から勉強すればいいか分からない」等で辛い場合は、どのような対処をすればよいのでしょうか。

 

まずは基本の仕事内容を覚えること

看護師が小児科で働く中で、覚えることが多くて辛いと思った時、まずは「小児の採血の仕方や内服の飲ませ方」「保清の方法」等、基本の仕事内容を覚えるようにしましょう。

小児科で看護師として働く上で、何から覚える必要があるのか優先順位をしっかり考えることが重要です。

 

注意点!

ポイント

小児は、大人に対するケアの方法とは異なるため1から覚えることが必要で、特に採血は複数名で行わなければならないため、しっかりと固定方法を覚えておかなければ重大な事故にもつながります。

 

調べたいことはメモをとること

覚えることが多い小児科では、調べたいことがあっても忙しく働いていると忘れてしまい、家に帰って疲れて寝てしまうと分からないことが分からないままであるため、メモをとることが非常に重要です。

忙しい時こそメモをとることを忘れないようにして、しっかり復習するようにしましょう。

 

4.子供になかなかケアできず辛い場合の対処法

小児科ならではの悩みで辛い看護師

小児科は、子供が相手であるため処置や検査について説明しても理解してもらえずただ泣いてばかりの場合が多く、なかなかケアができないことがあります。

意思疎通がうまくできなくて辛いと思ったり、イライラしたりしてしまいがちですが、どのような対処をすればいいのでしょうか。

 

時間に余裕をもってケアをすること

「次に他の患者の検査があるのに子供が泣いてばかりでケアが進まない」「〇時までにケアを終わらせたい」等、時間に制限があると、どうしても強制的なケアになりがちです。

子供は無理やりケアをされるとトラウマになってしまうこともあり、看護師もストレスを抱えてしまいがちになるため、時間に余裕をもってケアを行うようにしましょう。

 

補足説明!

ポイント

小児科の看護師として、忙しくてどうしても時間に余裕がない場合は、他のスタッフに協力してもらい、ケアを計画するときは子供が拒む時間も考慮するようにしましょう。

 

一方的に要望を伝えず子供を尊重すること

小児科で働く看護師は、子供に処置や検査を一方的に伝えるのではなく、尊重することが大切です。

子供が遊びに夢中になってしまいケアができない場合は、「〇〇で一緒に遊ぶけど、それが終わったら体拭きしよっか」等と、まずは子供のやりたい事を優先しながら要望も伝えるようにしましょう。

意外ときちんと覚えている子供が多く、遊んだら自分から「体拭く」と言ってくれる場合もあります。

 

まとめ

小児科の看護師として働く中で辛くなった場合は、理由別に紹介した対処法を行い、それでも辛いと感じる際は他の病棟へ異動することをお勧めします。

自ら希望して小児科を選択し、楽しく長く働きたい場合は、小児科看護師として今後どうしていきたいのかを考えて今の仕事を見つめ直すことが重要です。


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この記事を書いた人

自転車旅行が大好きで、しまなみ海道を縦断してきた30代の看護師です。

都内の総合病院で約6年、その後クリニックで約2年勤務しました。現在は1児の母として子育て奮闘中ですが機会があればまた働きたいなと思っています。

病院で働いている時は人間関係に悩みましたが、なんとか6年間頑張ることができました。

自分が今までに経験したことをどんどん発信して、少しでも皆様のお役に立てればと思います。


カテゴリー:看護師のストレス

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この記事を書いた人:ゆうゆう
(公開日:)(編集日::2017年11月11日)

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