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くるみん

現役看護師

くるみん

( 看護師 ケアマネジャー)

小児科外来で働く看護師の仕事内容・必要なスキル・メリットデメリット

くるみん
現役看護師くるみん
小児科外来で働く看護師について

最近では少子化と言われておりますが、小児科外来に受診に来る患者の数は1日に100人を超えることもあるくらい、小児科外来というのはかなり大きな部署です。

そんな小児科外来で働く看護師の仕事内容・1日のスケジュール・必要なスキル・メリットデメリットなどについてご紹介していきます。

1.小児科外来で働く看護師の仕事内容

小児科で働く女性看護師

小児科外来で働く看護師の主な仕事は、「診療の補助」となります。順番通りに患者を診察室に案内し、聴診の際は嫌がって泣いてしまう子供を抑えることや、声をかけたりします。

また、診察中は医師から指示された物品を渡すことも看護師の役目です。診察後には患者が分からないこと・不安に思っていることがある場合には説明をします。

他にも、小児科外来で働く看護師の仕事内容を以下にご紹介いたします。

 

注射・点滴の準備・抜針

小児科外来で働く看護師は、予防接種などの注射の準備・点滴の準備・医師が針を刺した後の処置(抜針まで)を行います。

 

ポイント!

ポイント

基本的には医者が診察をした後に医者自身が注射を行いますが、病院によっては看護師が行います。

 

検査・処置の説明・補助

レントゲン・心電図・脳波の検査を行う場合、説明書を用いて説明し、検査室に行くように伝えます。場合によっては検査室まで案内することもあります。

また、怪我などで処置が必要な患児について、どのような処置を行うか説明し、処置中は親に診察室の外で待っていてもらうように声掛けを行います。

 

ポイント!

ポイント

病状が悪く入院の必要がある場合、入院手続きの説明を行います。手続きが終了したら病棟へ連れていき、病棟看護師と申し送りを行います。

 

2.小児科外来で働く看護師の1日のスケジュールと求められるスキル

小児科で働く看護師のスキル

小児科外来で働く看護師の1日のスケジュールは以下のようになっています。

8時半 外来全体の申し送り
8時45分 外来の診療準備
9時 診療開始
12時 午前中の診療終了
12時~13時 休憩
13時 ・午後の専門外来開始
・予約外の対応
16時半 午後の診療終了
17時 ・外来の片付け
・明日の診察の準備など
17時半 勤務終了

このスケジュールだけ見ると他の外来と流れは変わらないのですが、小児科外来は午前も午後も患者数が多いです。

それに、午後は専門外来である場合や、予約外を救急外来で受けず外来で受けることが多いため、1日中患者が途切れることがありません。

 

小児科外来で働く看護師に求められるスキル

小児科では、生まれたての新生児から幼少期、青年期と幅広く関わらなくてはなりません。年齢によってそれぞれの関わり方があるため、看護師はそれらをしっかり理解しておかなければなりません。

ですので、小児科外来で働く看護師は新生児~青年期までの過程を理解しているスキルが求められます

その他、小児科外来では親が同伴するため、様々な年代の親に対しての対応がうまくできるスキルも求められます

 

ポイント!

ポイント

子供以上に親の対応は難しいため、ベストな関わり方を個人ごとに見つけるスキルが必要です。瞬時に親のタイプを理解するためには、何度もいろんな親と話すことが近道です。

 

3.小児科外来で働く看護師のメリット

小児科に来る女の子

小児科外来で働く看護師の1番のメリットは、新生児から青年期までの幅広い病気や疾患の知識を習得できることです。様々な年齢の子供と関わるため、その年代に合った状態を把握することができることは、スキルアップに繋がります。

学ぶことは大変ですが、その分やりがいがある診療科であると言えます。その他にも、小児科外来で働く看護師のメリットをご紹介します。

 

子供の扱いがうまくなる

小児科外来で働くと毎日子供と接するため、具合が悪く機嫌が悪い子供に対してもうまく接することができるようになるなど、子供に対する扱いがうまくなります。

働くうちに、自然と子供との関わり方を年齢によってうまく使いこなせるようになります。

 

ポイント!

ポイント

新生児~幼児には、抱っこ・おもちゃであやせばOKですが、小・中学生になると幼児と同じあやしかたは通用しないため、手を握ってあげる・会話をするなど気を紛らわしましょう。

 

定期的に受診が必要な子供や親と仲良くなれる

喘息や先天性の疾患などで定期的に受診が必要な子供や親とは何度も顔を合わせるため、自然と仲良くなり信頼関係を築くことができます

また、何度も顔を合わせることで患児の通常の状態がわかるため、具合が悪いときなどのアドバイスを行いやすくなり、親を安心させてあげられることができます

 

4.小児科外来で働く看護師のデメリット

悩む小児科女性看護師

小児科外来で働く看護師のデメリットは、子供から病気をもらいやすいことです。子供の感染源は強く、手洗い・うがい・消毒を徹底していても感染を避けられないこともあります。

最悪の場合、一緒に住んでいる家族や自分の子供にうつしてしまうことがあります。

その他、小児科外来で働く看護師のデメリットは以下の通りです。

 

他の外来に比べてとても忙しい

小児科外来は、午前も午後もフルに患者が受診に来るので休む暇がありません。

点滴や吸入などの処置が多いので、看護師の人数が少ない場合常にバタバタ動いて対応しなくてはならなくなります。診察が長引いてしまうと診療時間内に終わらない時もあり、残業することもあります

 

大型連休や年末年始も休めない

大型連休や年末年始も外来を行っている小児科外来ですと、もちろん休むことができません。科の外来看護師は休みをもらっている日に小児科外来の看護師はローテーションで出勤しなくてはならなりません。

 

親の対応が難しい

治療中に子供が大泣きしていると「なんでこんなに泣いているの?対応が悪いからだ。」とクレームを言う親もいます。治療のために必要だと説明しても理解してくれない親もいるので対応が難しいです。

 

5.まとめ

大人になると小さい子供と関われる機会は少なくなりますが、小児科で勤めると小さい子供と関われる機会ができますので子供が好きな看護師にはとてもやりがいの持てる仕事になります。

子供が元気になって「ありがとう。」と言ってくれる時は本当にうれしい気持ちになり、元気をもらうこともできます。ですが、子供から元気をもらえる反面、子供の急変時の姿を見るのはとても辛いです。

また、子供の急変時は親も気が動転してしまうため、親の対応もしながら急変児の対応もしなくてはならないという最悪な状況になる時もあります。

このような小児科の特徴を把握した上で、転職に挑んでもらえたら幸いです。この記事が少しでも、小児科外来で働こうと思っている看護師にお役に立てると嬉しいです。


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元々体育の先生を目指して高校まで頑張っていたのですが、ボランティアを通して人を助ける仕事に就きたいと思い、看護師になりました。これまで病院では救命病棟から外来まで、そして今は特別養護老人ホームと障害者施設で働いている(シングル)ママさんナースです。
介護支援専門員の資格も持っています。いろいろなジャンルを見てきたのと、現在管理職として働いていること、そして子供がいても無理なく働けるノウハウをみなさんにも教えていけたらと思います。看護師という仕事はとても幅広く働けます。
自分にあった「看護師としての働きかた」を見つけられるようにアドバイスしていけたらと思っております。どうぞ、よろしくお願い致します。

看護師としての経歴

保有資格 ・正看護師 ・介護支援専門員 ・たんの吸引研修指導看護師
出身/年齢 ・東京都/30代後半
職務経験 ・総合病院(病棟・外来勤務) ・クリニック ・特別養護老人ホーム ・障害者福祉施設
診療科経験 ICU(集中治療室)・外科 ・形成外科 ・泌尿器科 ・小児科 ・内科 ・皮膚科 ・脳外科

記事の内容に関しては、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用をお願いいたします。
カテゴリー:看護師仕事内容の転職

(公開日:)(編集日::2017年06月06日)

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