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小児科経験が活かせる看護師の転職先とは?

そらの
看護師ライターそらの
子どもに注射する女性看護師

看護師が小児科での経験を活かすことができる転職先を見つけようとしても、

「実際、どこで働くことができるのかわからない」

と悩むことも多いのではないでしょうか。

小児科は、他科と異なり子どもが対象であるため、今更転職して成人期や老年期の方と接することは難しいと感じている看護師もいるでしょう。

そこで、今回は小児科での経験が活かせる看護師の転職先やそれぞれの仕事内容等について紹介します。

1.耳鼻咽喉科・歯科で経験を活かす

歯科で働く看護師

看護師が小児科での経験を活かせる転職先は、耳鼻咽喉科や歯科です。

なぜなら、これら2つの科は小児患者の来院数が多く、なおかつ子どもが嫌がる処置をする機会が多くあります

小児科で働いた経験を持つ看護師は、子どものあやし方やスムーズな介助方法などを熟知しているため、職場から重宝される存在となります。

以下に「耳鼻咽喉科」「歯科」それぞれで看護師の小児科経験がどのように活かせるかをご紹介します。

 

耳鼻咽喉科での小児科経験の活かし方

耳鼻咽喉科の特徴は、子どもに対する診察・検査・処置にとても時間がかかることです。

なぜなら、子どもは耳や鼻・のどを検査するときに固定されながら器具を入れられると、何をされるかわからない恐怖から、泣き叫ぶことも少なくないからです。

そのため、小児科の看護師は子どもを安全に固定する方法やあやし方について熟知しているため、これらの経験を活かしながら上手くスムーズに対応することができます。

 

子ども・家族に丁寧な関わり方ができる看護師が求められる

耳鼻咽喉科では、早く丁寧に子どもとその家族に関わることのできる看護師が求められています。

そのため、小児科経験を持つ看護師は子どもと家族への正しい関わり方ができることから転職しやすいと言えます。

 

ポイント!

ポイント

子どもの耳は、大人に比べると耳管が短く水平に近い状態にあるため、鼻やのどに付着した細菌が中耳に移動し中耳炎が発症しやすくなります。

 

歯科での小児科経験の活かし方

歯科で看護師が行う業務は、

  • 虫歯や矯正に対する治療・検査の介助
  • 腔ケアなどの保健指導

等があります。

特に、子どもに対する麻酔の補助やそれに伴う緊急時の処置などは、歯科衛生士では対応することができないため、小児科経験のある看護師の需要が高まっています。

 

子ども・家族との良好な関係を築く技術が必要

歯科には、歯の矯正を行うために通院する子どもが多いですが、歯の矯正が完了するには早くても1~2年、その後の経過観察期間が約3年かかります。

医療者との信頼関係が築けていないと治療の継続が難しくなるため、看護師は一般的な診療の補助業務とは別に子どもとその家族に対して、良好な信頼関係を築く技術も求められます。

 

ポイント!

ポイント

最近では、歯並びや噛み合わせが悪いと姿勢や脳の発達にも影響すると言われているため、歯科矯正目的で来院する子どもが増えています。

 

2.保育施設で経験を活かす

保育施設で働く女性看護師

子どもの健康を日常的に管理する保育施設でも看護師の小児科経験を活かすことができます。

「健康で元気な子どもたちと関わってみたい」と考えている看護師には、

  • 保育園
  • 病院保育所
  • 託児所

等の保育施設がお勧めです。

 

保育施設での小児科経験の活かし方

子どもは、ちょっとしたことで急変することもあるため、保育施設には看護師が在中している施設も多いです。

保育施設で働く看護師は、健康な子どもを対象としているため病院での仕事内容とは異なりますが、

  • 日常生活の援助
  • 毎日の健康チェック
  • 感染症の予防や感染者が発生したときの対処
  • 体調が悪い子どもや急変した子どもへの対処
  • 健診の介助
  • 遊びの工夫

等の小児科での経験を活かすことができます。

 

ポイント!

ポイント

日勤を希望する看護師は保育園、夜勤を希望する看護師は病院保育所・託児所の求人を探すと見つけやすいでしょう。

 

集団感染に対する小児科経験の活かし方

保育施設にいる子どもたちは、集団で生活しているため感染には十分な注意が必要です。

そのため看護師として、

  • 清潔・不潔の判断
  • 職員・家族を含めた感染予防の徹底
  • 汚染物の取り扱い方法

等について学んできた経験を活かすことができます。

 

保育所での看護師の仕事内容

看護師が保育所で働く場合は、保育士と一緒に子どもたちと遊んだり部屋の飾りつけを手伝ったりすることもあります。

その他にも、おむつ交換やトイレ介助も行いますが子どもたちは、活発に動き回るため素早く対応しましょう。

 

病院保育所では与薬技術を活用する

病院保育所などでは、健康な子どもと一緒に病気の回復期にある子どもを預かることもあります。

乳幼児期の子どもは、内服を嫌がることも多いため、乳首やスポイド・ゼリーなどを使った与薬の技術を活用しましょう。

 

ポイント!

ポイント

保育園や病院保育所・託児所で働く場合、保育士と看護師との「仕事の線引き」が難しくなってしまうことがあるため、働き始める前に業務分担しておくことをおすすめします。

 

3.特別支援学校で経験を活かす

特別支援学校で働く看護師

特別支援学校では、様々な医療処置を行っている子どもがおり看護師のサポートが必要なため、小児科での看護師経験を活かしながら働くことができるでしょう。

ここでは、「特別支援学校での小児科経験の活かし方」について紹介します。

 

特別支援学校での小児科経験の活かし方

特別支援学校での看護師の仕事は、診療の補助業務がメインとなるため小児科で修得した技術を発揮することができます。

例えば、

  • 吸引・経管栄養・導尿などの処置
  • インシュリン注射などの与薬
  • 急変時の対応

等が主な業務内容となっています。

 

教師と看護師の業務分担をする

特別支援学校においては、平成16年から一定の条件が満たされれば適切な医学管理のもと、教師が生徒のたんの吸引や経管栄養(胃ろう・腸ろう)や自己導尿の補助を実施することが可能となりました。

その影響で、教師と看護師の業務が重複し人間関係がこじれてしまうこともあるため、働き始める前に互いに業務分担をはっきりさせておくと良いでしょう。

 

注意点!

ポイント

看護師が特別支援学校で勤務する場合は、日勤が1人の時もあり予約時のダブルチェックや急変時の対応も1人で行う必要があるため、ストレスに感じることもあると心得ておきましょう。

 

4.まとめ

小児科での経験が活かせる就職先についてご紹介してきました。

小児科経験のある看護師が病院・クリニックで働く場合には、子どもが多く受診する耳鼻咽喉科や歯科がおすすめです。

病院やクリニック以外で働きたいのであれば、子どもの成長が著しい幼児期を楽しみながら一緒に過ごすことができる、保育園や病院保育所を探してみましょう。

最近では、保育園不足から託児所の設置が増えてきているため、小児科を経験している看護師が働ける場所が広がってきています

特別支援学校で看護師として働く場合には、主に診療の補助業務を行うことになるため、その理解をすることが必要です。

どの場所で働くとしても、子どもとかかわることができるため癒されますが、他の職員との人間関係を大切にしたい場合は、仕事分担について明確にすることをおすすめします。

小児科での経験を活かしたい看護師は、是非参考にしてみて下さい。

最後までご確認いただきましてありがとうございました。


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DIYと野球観戦、うさぎの飼育で気晴らししながら妊活している看護師です。中でも、うさぎと暮らしていると病んだ心が癒されます。これから動物を飼おうかなという方には、おすすめです。
現在、離職中ですが、主に大手の総合病院で5年、小児科の看護師として働いていました。
これまでの経験と知識を活かして、少しでも皆さんのお役に立つことができればと思っております。


カテゴリー:看護師に人気の科


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この記事を書いた人:そらの
(公開日:)(編集日::2017年06月23日)

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