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周手術期の看護が学べる職場とは?転職前に心得ておくこと

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周手術期 看護 職場

看護は医療施設であればどこでも学ぶことができますが、周手術期のような特殊な分野になるとどこでも学べるということではなくなります。

そこでこのページでは、周手術期の看護が学びたい、でもどこで学ぶことができるか分からないという看護師の方必見、周手術期の看護ができる職場をご紹介します。

【目次】
1.周手術期の看護を学べる職場3選
(1)大病院のICU:一番おすすめだが一番忙しい
(2)中小病院の急性期病棟:幅広く周手術期を学べる
(3)専門病院:特に学びたい分野がある看護師向け
2.周手術期の職場へ転職する際に心得ておくこと
・経験年数が長い看護師でも一度は自信を無くす場である
・周手術期の職場は時間との勝負である
・勉強量が多いのは最初だけ
・まずは技量よりも信用を勝ち取ることが大切
まとめ

1.周手術期の看護を学べる職場3選

ICU

周手術期の看護を学ぶならば病院以外の場所ではほぼ不可能です。

まれにクリニックでも婦人科など自院にオペ室を所有している診療科では手術を行っているため、周手術期の看護を学ぶことができる場合もあります。

しかし、そういった診療科は限られているので、自分の学びたい領域の診療科が周手術期看護をできる環境を整えているのかどうかの情報を収集することも必要となります。

それでは、上記のことを踏まえて周手術期を学べる病院はどういったところなのかをご紹介していきます。

 

(1)大病院のICU:一番おすすめだが一番忙しい

診療科問わず様々な手術後の患者の看護をしたい、周手術期の看護を極めたいという看護師であれば、大病院のICUがお勧めです。

規模が大きい病院であればICUの機能や設備は整っていますし、その分野の専門看護師や認定看護師が在籍するなど人的な資源も整っているため、万全の環境で周手術期看護を学ぶことができます。

 

大病院なら特殊な手術を受ける患者もいる

大病院であれば手術の件数も多く、特殊な手術を受ける患者もいるため周手術期を学ぶという環境にはうってつけであると考えます。

ただし、救急搬送による緊急オペなどが入ることも考えられるため忙しさで言えば、以後紹介する所よりも恐らく一番忙しいと考えても良いかと思います。

 

(2)中小病院の急性期病棟:幅広く周手術期を学べる

周手術期を学びたい、でも忙しいのは嫌だという看護師にお勧めなのが中小病院の急性期病棟です。

なぜなら、中小の病院にはICUが無い場合が多く、手術後の患者は直接病棟に戻ってくるからです。

 

急性期看護と周手術期の看護が同時に学べる

病院によってはICUやHCUが急性期病棟に付随していて、急性期病棟で働く看護師がICUやHCUも一緒に診るというシステムをとっているところもあります。そのため、急性期看護と周手術期の看護が同時に学べるのが中小の病院となります。

 

術前~術後までトータルで学べる

ICUだと術後の看護、しかも超急性期しか学ぶことができませんが、中小病院の急性期であれば術前看護、術後看護とトータルで周手術期を学ぶことができ、退院までの患者の様子を間近で見ることができるというメリットがあります。

 

注意点!

ポイント

一方で、珍しい症例は少なく、決まった診療科の周手術期看護師しか診ることができないというデメリットがあります。

 

(3)専門病院:特に学びたい分野がある看護師向け

周手術期看護の中でも特に学びたい分野、診療科がある場合には専門病院で働くことがおすすめです。

例えば、がんの治療に対する周手術期看護を学びたい、子どもの周手術期看護を学びたいという場合はそれらの専門病院に就職することで、学ぶことができます。

 

専門病院そのものがない地域もある

都道府県によっては大学病院がこの機能を兼任していて専門病院そのものがない地域もあります。

 

2.周手術期の職場へ転職する際に心得ておくこと

向き合う看護師

周手術期の看護をやりたいと思い、周手術期の看護ができる病院に転職される方に転職する上で、自分の経験上心得ておいていただきたいことがいくつかあるため、以下にご紹介していきます。
 

経験年数が長い看護師でも一度は自信を無くす場である

周手術期の看護を行う職場は、他の診療科のように他科での経験年数が即座に生きる職場ではありません。

経験年数が長いのに経験年数が短い看護師よりも周手術期看護ができずに落ち込み、自信を無くしてしまい早期に退職してしまう看護師も実際にいます。

 

ポイント!

ポイント

いくらほかで看護師として働いていてもゼロからのスタートと思っておいた方が下手に挫折せずに済むはずです。

 

幅広い知識を使って周手術期看護を展開できる日がくるまで

経験年数が長い看護師の場合、最初の一定期間を乗り越えられれば、今までの経験も生かした周手術期看護が展開できるようになり皆からの信頼を得られるようになるはずですので、それまでの辛抱です。

 

周手術期の職場は時間との勝負である

周手術期の看護は、超急性期の現場です。薬剤の投与やバイタルサインチェック、観察など時間で細かく区切られています。そのため、時間ごとにやるべきことをやっていくというようになるため、他の病棟よりも多忙となります。

よく他の診療科からきた看護師が「周手術期の看護は忙しいということは心得ていたけど、こんなに時計とにらめっこして時間と勝負しなければならないとは思わなかった」と言っていました。

 

「多忙である=残業が多い」とは限らない

周手術期の職場では「多忙である=残業が多い」とは限りません。

時間ごとに必要な処置を行っていくことができれば良いので、ベテランの慣れている看護師は周手術期の看護をしながらほぼ定時で上がるという人もいます

 

補足説明!

ポイント

記録類も検温表の必要な項目にチェックをつけるという簡単なものである場合も多く、残ってまで記録類に縛られるということは少ないのです。

 

勉強量が多いのは最初だけ

最初は勉強量が多く、うんざりしてしまうかもしれません。他の分野のように疾患とその治療に関する看護だけでなく

  • 手術の手技
  • 手術の看護
  • 手術後の合併症

についても覚えなければなりません。

また、どの薬はどの時間で投与するかということや薬の作用副作用、ドレーン類についても覚えなければならず、最初はとても苦労するでしょう。

しかし、覚えるのが多いのは最初だけと思っていて問題ありません。
 

症例をこなすうちにパターンが見えてくる

この疾患に対してはどういう手術を行い、こういう経過をたどるというのが何件か当たっているうちにパターンとして見えてくるかと思います。

最初しっかり勉強して、いくつかの術後の経過を覚えて行ければ、あとは経験次第で、周手術期看護を楽しく展開していくことができるようになります。

 

まずは技量よりも信用を勝ち取ることが大切

いろいろな症例の周手術期看護をしたい、重症例をもってみたいと考えているのであればとにかくまずは看護師としての技量よりも信用を勝ち取ることが大切です。

 

注意点!

ポイント

知識や技術不足より信頼が大切なのが急性期だと思います。そのため報連相をしない、間違っても非を認めないなど看護師としての信頼をなくすと以後大きな症例などは確実に持たせてもらえません。

 

まとめ

周手術期看護を学ぶために病院を選ぶとしても、いろいろな種類があるということがお分かりいただけたでしょうか、楽しく、長く学び働き続けるにはやはり自分に合ったところを選ぶということが1番だと思います。

自分が学びたい周手術期はどのようなものなのか自分の中のビジョンをはっきりとしてから転職を考えてみてはいかがでしょうか。


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この記事を書いた人

食べること、スポーツ観戦が好きな看護師です。社会勉強と称していろいろなところで働いた経験を綴っています。派遣看護師の経験もあり、派遣では回復期の病棟業務、ディサービス、検診センターで仕事の経験があります。


カテゴリー:看護師転職に必要な知識

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この記事を書いた人:RAY
(公開日:)(編集日::2017年07月20日)

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