著作者

くるみん

現役看護師

くるみん

( 看護師 ケアマネージャー)

障害者施設で働く看護師あるある

くるみん
現役看護師くるみん
障害者施設で働く女性看護師

障害者福祉施設では、支援員と呼ばれている職員が24時間援助をしています。

その中で看護師の役割としては、

  • 体調不良の利用者の対応
  • 受診の判断

等をします。

看護師は、障害者福祉施設の利用者を支援員と協力をして仕事をしていくことが必要ですが、利用者家族とのやり取りが多いのも障害者施設で働く際の特徴です。

今回は、「障害者施設で働く看護師あるある」を看護業務に関わる内容と利用者の特徴に分けてご紹介します。

1.障害者施設で働く看護師あるある~看護業務編~

障害者施設で利用者の補助をする女性看護師

障害者施設に入居している利用者は、ただ障害を持っているだけの健康な方が多いため特に医療行為が必要な人はほとんどいません。

そのため、看護業務がほとんどなく一見支援員と変わらない仕事をしていることが多く看護師とわかってもらえない場合もあります。

 

(1)女性看護師は男性利用者の処置に苦労する

障害者施設では、基本的に同性介助になりますが看護師はそういう訳にはいかず多少緩いところがあります。

障害者の割合的には、男性の利用者が多いのが現状のため女性看護師は少し苦労する部分もありますし、処置によっては男性支援員に協力してもらわなければ女性看護師は嫌な思いをすることもあるので注意しなければなりません。

 

(2)薬の量にびっくりする

障害者施設に入所している人は、てんかんを繰り返し起こし情緒を安定させるためにたくさんの薬を飲まなくてはならない利用者がいます。

看護師としては、その薬の量を見るだけでおなかいっぱいになってしまいそうな気持ちになります。

 

薬の確認も大変

てんかんを起こす利用者の薬の量がとにかく多く看護師は、1つ1つ薬を準備しなくてはならないので確認作業が大変です。

薬が一包化されている場合もありますが、数が合っているかどうかの確認は必要です。

 

(3)てんかん発作に慣れてしまう

利用者の中には、てんかん持ちの人がいて発作が日常茶飯事のため看護師は、「発作慣れ」します。

そのため、大発作だけでなく細かい発作や数秒間起こっている発作も「あ!発作だね。」とわかってしまうくらいになります。

 

(4)看護師は利用者のアイドルになれる

看護師がフロアに行くだけで利用者がどんどん集まってきます。「看護師ちゃん。大好き。」と甘い言葉をかけてくれる利用者もいます。

看護師が移動する時も追いかけてくるファン(利用者)や握手を求めてくるファン(利用者)も多いため、障害者施設での看護師はアイドルのようです。

 

(5)利用者に引っかかれ生傷が絶えない

障害者施設の利用者は、時に利用者同士で他害行為をすることがあります。

看護師は、

  • 他害行為の制止
  • 不穏時の指示で利用者に頓用薬を飲ませる

等の場合があります。

その際に利用者が手を出してくるので、引っかかれたりたたかれたりと生傷が絶えません。

特に、男性看護師は女性看護師より手を出されてしまうことが多いので、ナースステーションに戻って来たら傷だらけになってくることもあります。

 

注意点!

ポイント

利用者が暴れている時にターゲットにされやすいのは眼鏡であるため対応をする際、眼鏡は外しておきましょう。

 

(6)精神・肉体的にも疲れる

障害者施設の利用者は、

  • 障害があっても健常者と同様に元気な方が多い
  • 比較的若い方が多い
  • 障害は男性の方が多い

等といったことがあるため看護師は、体力勝負なところがあります。

そして、利用者の突然起こる発作の対応や、情緒が乱れないように気を使うため精神的にも疲れます。

 

2.障害者施設で働く看護師あるある~利用者編~

利用者の髪をとかす女性看護師

障害者施設の利用者の寝顔は、何とも言えない天使のような寝顔でスヤスヤと寝ている姿を見ると本当に癒されます

普段、落ち着きのない利用者で手を焼き、頭を抱えてしまってもこの寝顔で許せてしまいます。

 

(1)シーツ交換が看護師より上手

障害者施設では、自分のことは自分でやってもらいます。

シーツ交換ができる人は自分のシーツを交換してもらうのですが、看護師がやるより上手な人が多いです。

しわ1つなく角もしっかり織り込まれて一体どうやればここまで綺麗にできるのか、看護師が教えてもらいたくなるほどです。

 

(2)採血の時は静か

障害者施設に入居している利用者は、小さい頃から様々な検査を行っているため採血も経験済みです。

そのため、利用者の健康診断や医師の指示での採血は手慣れたもので、普段落ち着きがない利用者も採血の時には自分から手を出して静かに座ってくれます。

看護師としては、やりやすくてありがたいです。

 

(3)利用者家族は少しの傷や状態の変化に敏感

障害者施設の特徴は、利用者の家族が大変熱心な方が多く、特に利用者の両親は自分の子供に少しの傷・状態の変化にとても敏感であり、場合によっては大クレームに発展することもあります

看護師が利用者の普段の様子をしっかり把握して伝えることで少しは落ち着きますが、それでも「わが子が可愛い」と甘やかす姿を見ると子離れできないなと感じます。

 

3.まとめ

障害者施設でのあるあるネタは、看護業務・利用者の特徴それぞれにたくさんあります。

障害者施設では、看護師としてあまり活躍できない場所と思われがちですが、そんなことはありません。

障害者施設で看護師として働く際は、利用者たちと楽しく、安全に過ごせるような環境作りをしていきましょう

この記事を読んで、障害者施設のことを少しでも理解してもらえたら幸いです。


看護師求人サイト口コミ

1位  ‣看護のお仕事
 【全国対応】【お祝い金最大12万円】
 →看護のお仕事口コミへ
2位   ‣ナースではたらこ
 【全国対応】【担当質高・求人数高】
 →ナースではたらこの口コミへ
3位   ‣マイナビ看護師
 【全国対応】【担当者質高】
 →マイナビ看護師の口コミへ
4位   ‣ナース人材バンク
 【全国対応】【求人数高】
 →ナース人材バンク口コミへ
5位   ‣ナースフル
 【全国対応】【コンサル高】
 →ナースフル口コミへ

現役看護師の口コミを元に、看護師求人サイトをランキングしています。口コミには個人差がありますので、登録しながら比較することが、転職成功への近道となります。

口コミランキング

この記事を書いた人

みなさん、はじめまして。
元々体育の先生を目指して高校まで頑張っていたのですが、ボランティアを通して人を助ける仕事に就きたいと思い、看護師になりました。これまで病院では救命病棟から外来まで、そして今は特別養護老人ホームと障害者施設で働いている(シングル)ママさんナースです。
介護支援専門員の資格も持っています。いろいろなジャンルを見てきたのと、現在管理職として働いていること、そして子供がいても無理なく働けるノウハウをみなさんにも教えていけたらと思います。看護師という仕事はとても幅広く働けます。
自分にあった「看護師としての働きかた」を見つけられるようにアドバイスしていけたらと思っております。どうぞ、よろしくお願い致します。


カテゴリー:障害者施設

→ このブログへメッセージを書く


→ 看護師ブログ一覧へ → 看護師ライター一覧へ


この記事を書いた人:くるみん
(公開日:)(編集日::2017年07月11日)

運営:「看護師転職ジョブ」当掲載の記事・写真等の無断複製・転載を禁じます。

応援メッセージまたは記事へのコメント

メールアドレスが公開されることはありません。