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妊娠中の看護師が訪問看護や病棟で働き続ける際のポイント

らいす
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妊娠中の看護師が訪問看護や病棟で働き続ける際のポイント

転職したばかりなのに、妊娠してしまった。という経験がある方もいるのではないでしょうか。看護師が妊娠すると、職場のスタッフの協力が不可欠になります。入職したばかりだと、他のスタッフに迷惑をかけてしまうという思いから、無理してしまうこともあり流産や早産になってしまうこともあります。経産婦は「これくらいなら大丈夫」という過信から、切迫早産になりやすいのです。

私は、一人目妊娠時は精神科病棟、二人目妊娠時は訪問看護、三人目妊娠時には内科病棟、四人目妊娠時は訪問看護での勤務でした。一人目と三人目妊娠した時は、転職して間もなくのことでした。妊婦が働くということは、肩身が狭くなりますね。

結婚して初めての転職で、3~3ヶ月しか経ってない頃に一人目を妊娠しました。「精神科病棟は、患者の暴走など危険なことがたくさんあるので、初めての妊娠では自分をどう守って良いのか分からないのではないか。新人なのに妊娠して、と思う人もいるし即戦力にはならないことから、人間関係が悪化してしまい、精神的にも良くない。」という師長からの助言もあり、退職を勧められました。

ここで意固地になって続けるのは、自分のためにも職場のためにも良いとは思えず、それほど職場にも慣れていなかったこともあり、即退職に踏み切りました。

しかし、妊娠しても看護師として働きたいと考える看護師は多いはずです。そこで今回は、妊娠中でも看護師として働くためのポイントを訪問看護師、病棟看護師、の2つの面から見ていきたいと思います。

ぜひ、参考にしてみてください。

1.妊娠中に訪問看護師として働くためのポイント

妊娠中に訪問看護師として働くためのポイント

訪問看護はある程度働いてからの妊娠でしたので要領はわかっていましたが、病棟とは違いすぐに誰かが助けてくれるという仕事ではありません。出勤するからには訪問には出なければなりません。しかし、訪問看護師は、子育て経験者が非常に多いので、比較的楽な訪問に変えてもらうことができました。

 

自分の身体と相談しながら仕事を決める

訪問看護を利用する方は動ける方ばかりではありません、寝たきりや車椅子の方も多くいるので、楽な訪問だけというわけにはいきません。どのくらいなら出来るのか、ということを自分の身体と相談し、他のスタッフにも理解してもらう必要があります。

 

移動手段に車を使用できる職場を選ぼう

訪問の移動手段は、車を使うことが出来る職場ならば良いでしょう。都会の場合だと自転車訪問の所も多くあります。自転車は、バランスを崩したり振動が良くなかったりするので避けましょう。他のスタッフに送り迎えをお願いしたり、公共手段を利用したり、上司との相談で行います。

 

訪問バックはリュックを用意しよう

訪問バッグは、妊婦にとって重たいものです。中身は必要最低限に減らし、肩に掛けるバッグよりもリュックの方が楽で良いです。職場で用意してくれることもありますが、たった一人の妊婦だけのためにリュックを用意してくれる所もないので、自分で用意しなければならないと思います。

 

ユニホームのサイズは早めに職場と相談しよう

ユニフォームに関しても、自分で用意しなければならないこともあります。私は、病院付属の訪問看護ステーションの時にはマタニティの白衣を借りました。独立した訪問看護ステーションの時は、身体が大きなスタッフがいたので、3Lのユニフォームを借りることができました。職場によってユニフォームもそれぞれなので、早めに上司と相談しなければなりません

 

ポイント!

ポイント

私の場合は、運良く新しいスタッフが入職してきたので、妊娠後期はその方への引き継ぎも兼ねて毎日同行することができたため、重労働はすべてまかせることができました。

 

2.妊娠中に病棟看護師として働くためのポイント

妊娠中に病棟看護師として働くためのポイント

病棟は、常に看護師も医師もいるので妊婦には安心して働ける環境にあります。ただし、妊娠して働くことへの理解が得られる環境であればの話です。私は、非常に周囲の理解も良く協力を得られる環境でしたので働き易かったです。

 

つわり時期はオムツ交換を他のスタッフにお願いする

つわりの時期には臭いに敏感なので、オムツ交換の時間は他の作業に回してもらっていました。検査出し等は、基本は助手の方が行ってくれますがトランスをしなければならない場合は、他スタッフにお願いをしてやってもらっていました。

 

やってもらった分恩返ししよう

重要なことは、やってもらうばかりではいけないということです。やってもらった分他のスタッフの仕事を増やしてしまったのですから、出来る仕事は手伝いましょう。時にはお菓子の差し入れなんかもすると、良いでしょう。

 

部屋持ちからは外してもらおう

なるべく部屋持ちから外してもらい、フリーで動き処置に回るようにしてもらうと気持ちも楽になります。病棟は立ち仕事も多く、建物の作りにもよりますが歩くことが多いので下肢の浮腫が酷くなることがあります。浮腫予防の靴下や弾性ストッキングを必ず着用して仕事をしましょう。

 

休憩時間はなるべく横になろう

休憩時間はなるべく下肢を挙上するようにし、横になれる環境であれば10分でも良いので休ませてもらいましょう。私が働いていた病院では、足を伸ばせる休憩室がなかったので、ラウンジに仮眠用の簡易ベッドを借りて休憩させてもらっていました

 

辛い時には辛いと言うことが大事

我慢して働いていると、早産になりかねないので辛いときには辛いと言えると良いですね。今は母子手帳に母性健康管理指導カードがついているので、医師に記入してもらい勤務の短縮や重労働を避けることができます。

 

まとめ

妊娠すると退職する方も多くいますが、生活費を稼がなければならないため辞めることも出来ない方も多くいます。一般職と比べると看護師は女性の職場なので、妊娠しても働き易い職業だと思います。しかし、周りの協力なしでは働くことができません。今までと同じような仕事の仕方は不可能なので、周りに感謝しながら仕事をしましょう。

気を使ってばかりでは疲れてしまうので、「私は妊婦よ」と大きな態度ではなくとも、自分の働き易い環境を自分で整えることも必要です。

新人看護師の私が妊娠してしまった時の体験談と妊娠中の職場でのコツ」も合わせてご覧ください。

 


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アウトドアが趣味です。お仕事も大好き。とにかく体を動かすことが大好きです。失敗は、成長のための過程だと言い聞かせながら、17年間看護師として働いてきています。子育てしながらの体験談を、お役に立てる情報として発信していきます。

看護師としての経歴

保有資格 ・正看護師
お住まい/年齢 ・神奈川県/39歳
職務経験 ・総合病院 ・訪問入浴 ・精神科病院 ・訪問看護師
診療科経験 ・精神科

記事の内容に関しては、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用をお願いいたします。
カテゴリー:訪問看護師

(公開日:)(編集日::2018年04月18日)

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