著作者

くるみん

執筆:現役看護師

くるみん

( 看護師 ケアマネジャー)

妊娠中した看護師が安全に無理なく仕事する方法5つ

公開:、更新:2018年04月18日
妊娠中 看護師 仕事 方法

結婚をして、妊娠を経験する女性看護師さんはいらっしゃると思いますが、無理していませんか。

「他の看護師に迷惑をかけられない」「妊婦は病気じゃないんだから」と冷たい態度を取られたりすることもあるためどうしても頑張ってしまいがちですよね。

つわりがひどかったり、切迫流産などでどうしても仕事ができない時は休息をとる必要がありますが、症状がなかったり、安定期に入った場合はどのように仕事をしていけば産前休暇まで頑張って仕事ができるのか、教えていきたいと思います。

1. 自分の身体の状態を知ること

自分の身体の状態を知る

あなたは、妊婦で普通の身体の状態とは違うことを少し考えてください。妊婦になると、今まででなかった症状が出たりします。出なかったとしても、少しの変化で突然大変なこと(不正出血や腹痛など)が起こるかもしれません。そういうリスクを抱えていることをまず理解することが重要です。

 

医師と相談しながら今の仕事や注意点を確認する

そのためには、まず「無理をしない」ことはもちろんですが、今の自分の身体の状態を知ることが大切です。妊婦健診で医師と相談をしながら、今の仕事内容や注意しなくてはならないことをしっかり確認して仕事をするようにしましょう。

 

ポイント!

ポイント

特に安定期に入るまでの間は不安定な状態ですので特に注意が必要です。無理をして、入院したり、長期休暇をとるよりは、自分の身体に合わせて仕事をするようにしていきましょう。

 

2. やってはいけないことはやらないこと

やってはいけないことはやらない

よく、看護師でやってしまいがちなことは、重たい患者さんの移乗介助や、辛い体制をとるような作業、急いでいるからと走ったりすることです。

 

走るとお腹に強い負荷がかかってしまう

いきなりお腹に強い負荷がかかることで張ってしまったり、腹痛が起こったりします。最悪な場合ですと出血をしたり、切迫流産になり絶対安静なんてことになることもあります。

 

お菓子やジュース類はなるべく控える

食事も注意が必要です。つわりのひどいときは別ですが、妊婦中はよくお腹が空きます。だからと言って、休憩中にお菓子をたくさん食べたり、甘いジュースを飲みすぎたりするのはやめましょう。

 

太ってしまうと出産のときに苦労する

夜勤がある人は、夜食にも注意が必要です。夜中にご飯を食べすぎると本当に太ってしまいます。体重が増えすぎると、出産の時に大変苦労しますので、医師に言われている体重を守るようにしていきましょう。

体調もありますが、適度な運動も必要です。「仕事の時たくさん動いてるからいいや。」となにも運動をしないと体重は増加していきますので注意しましょう。

 

なるべく夜勤はしないように上司と相談しよう

不規則な生活も妊婦中の身体にはあまりいいことではありませんので、夜勤をやっている方は上司と相談をし、勤務調整ができるようであればできるだけ夜勤をしない(もしくは減らしてもらう)対応をお願いしてみましょう。

 

お腹を締め付けないことが大切

あと、細かいことですが、おなかを締め付けるのもよくありませんので、腹帯をする、妊婦用のナース服にする、ストッキングは履かないなどできるだけお腹に負荷のかからないようにしていきましょう。

 

3. 休憩中はできるだけ横になること

休憩中はできるだけ横になる

休憩中はできるだけ身体をゆっくり休めます。

一番いいのは「横になって休むこと」です。休憩室が狭い場合は仕方ないですが、ソファーなどで少し横になれるようであればぜひ横になってください。

妊婦の時はとても疲れやすい状態です。ゆっくり休み、午後の仕事に臨みましょう。夜勤の場合でしたらなおさらです。必ず横になる時間を作って長時間の勤務を乗り切りましょう。

 

浮腫みを防止するために

また、妊婦の時は特に足が浮腫みやすいので、足を上にあげて寝るのはとても効果的です。これは休憩中だけでなく、家でもぜひやってみましょう。

 

4. オフの時はリラックスすること

オフの時はリラックスする

妊婦で仕事をするってとても疲れますよね。ぜひ、仕事がお休みの時はリラックスするようにしましょう。

お散歩をしたり、お茶をしたり、アロマなどを焚いてゆっくりして心と身体を休めるようにしてください。もちろん自分の趣味を楽しむのもいいと思います。

 

今のうちに自分の好きな事をしておくことも大切

赤ちゃんが産まれると、夜中の授乳などもあってゆっくり休む時間も無くなりますし、自分の時間も無くなります。今のうちに自分の好きなことをするのも実は大事なことなんですよ。

妊婦中の身体のこともあるし、今後のことも考えてぜひお休みの日はゆっくりしてください。

 

5. おなかにいる赤ちゃんのことを1番に考えること

赤ちゃんのことを考える

妊婦中の看護師さんが無理なく仕事をするために一番必要なことは「おなかにいる赤ちゃんのことを考える」ことです。

 

赤ちゃんと妊婦は一心同体

あなたが頑張っている分、お腹の赤ちゃんも頑張っているし、あなたがつらいことは赤ちゃんも辛いのです。そう、あなたと赤ちゃんは「一心同体」なのです。ですので、あなたが無理なく仕事をしているということは、赤ちゃんも無理なくお腹の中で無理なくすくすく育ってくれるのです。そうやって一緒に無理しないことが、産休に入るまでしっかり働くことにつながります。

 

ポイント!

ポイント

仕事も大切ですが、今のあなたにとって大切なのは、あなたの身体とお腹の赤ちゃんです。そのことを忘れずに。

 

まとめ

いかがでしたか。妊婦中の看護師さんは、一人の身体ではなく、お腹には大事な赤ちゃんがいるのです。無理なく仕事をしていくためにあなた自身が守っていかなくてはならないことをしっかり守ること、そうすれば元気な赤ちゃんが産まれてくることでしょう。

ぜひ、無理なく仕事をし、妊婦中でも産休までしっかり働けるようにしていきましょう。


(編集・構成・管理者:亀岡さくみ

元々体育の先生を目指して高校まで頑張っていたのですが、ボランティアを通して人を助ける仕事に就きたいと思い、看護師になりました。これまで病院では救命病棟から外来まで、そして今は特別養護老人ホームと障害者施設で働いている(シングル)ママさんナースです。
介護支援専門員の資格も持っています。いろいろなジャンルを見てきたのと、現在管理職として働いていること、そして子供がいても無理なく働けるノウハウをみなさんにも教えていけたらと思います。看護師という仕事はとても幅広く働けます。
自分にあった「看護師としての働きかた」を見つけられるようにアドバイスしていけたらと思っております。どうぞ、よろしくお願い致します。

看護師としての経歴

保有資格 ・正看護師 ・介護支援専門員 ・たんの吸引研修指導看護師
出身/年齢 ・東京都/30代後半
職務経験 ・総合病院(病棟・外来勤務) ・クリニック ・特別養護老人ホーム ・障害者福祉施設
診療科経験 ICU(集中治療室)・外科 ・形成外科 ・泌尿器科 ・小児科 ・内科 ・皮膚科 ・脳外科

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