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( 看護師 )

看護師転職後の初出勤に向けて準備したい3つのこと

森のくまさん
正看護師 森のくまさん
看護師転職後の初出勤に向けて準備

無事に転職先が決まって、「ほっ」としたのもつかの間、初出勤が近づくにつれ何をどう準備すればよいのか頭を悩ませているという方も多いのではないでしょうか。

そんな方のために、これまで何度か「転職後の初出勤」を経験してきた私(看護師)が、

  • 準備すべきものや心がけ
  • 初出勤でやるべきこと
  • 初出勤でやってはいけないこと

などについて説明していきます。

期待と不安が入り混じって落ち着かないという方もいらっしゃるかもしれません。

そんな思いを少しでも和らげるための方法についても言及してみました。

転職後の初出勤という新たな人生のスタートを充実したものにするために、ぜひ参考にしてみて下さい。


【目次】
1.転職後の初出勤日を円滑に迎えるための準備
2.転職後の初出勤日に必ずやるべきこと
3.転職後の初出勤日に行ってはいけないこと
まとめ


1.転職後の初出勤日を円滑に迎えるための準備

転職後の初出勤日を円滑に迎えるための準備

転職後の初出勤に備えて、あらかじめ確認し、必要なものはきちんと準備しておきましょう。

直前になって慌てて準備しようとしても間に合わないものもあります

早めに取りかかることが重要です。

 

(1)持参すべきもの「転職先に提出するもの」と「仕事の準備」

転職先の病院・施設によって違いはありますが、基本的には以下のようなものが必要になります。

年金手帳 なるべく原本を持参していきましょう
雇用保険被保険者証 ・前職を退社する際に貰うものです
・無くしてしまった場合はハローワークで再発行できます
・ない場合は、前々職のもの、またはハローワークで再発行しましょう
(前職が雇用保険に未加入の場合はありません。)
※雇用主は「被保険者番号」が必要になるためです
前職の源泉徴収票 転職した年の1月~12月の間に前職で働いていた場合は必要
住民票 必要ない場合もあります
マイナンバー マイナンバーカードなど
※住民票を取ることで自分のマイナンバーも確認できます
給与振込用の預金通帳 銀行を指定されていないか確認しましょう
看護師免許 原本を持参しましょう
契約書 渡されている場合は持参
健康診断書 直近の健康診断書を持参しましょう
印鑑 銀行印は必要ありませんが認印を持参しましょう
※シャチハタはやめておきましょう
その他の仕事での準備物 ・筆記用具
・メモ帳
・ハサミ
・時計
・ペンライト
・聴診器
・ストッキング
・制服やナースシューズなど
・昼食の準備

 

昼食は持参しておくと安心ですが、先輩に誘われて院内の食堂で一緒になどという場合もありますので、臨機応変に対応できる日持ちするものがよいでしょう。また、ストッキングは、初対面の先輩にストッキングをお借りするなどという事態も避けたいところですので、きちんと準備しておきましょう。

事前に指示されていたものは忘れずに

特に事前に指示されたものは、必ず忘れずに持参するようにしましょう。

必要な手続きが遅れるだけでなく、だらしない看護師だというマイナスイメージを転職先のスタッフに与えてしまいます。

また、看護師として初出勤で筆記用具やメモ帳などを忘れると、初出勤なのに勉強する気が無いのかと思われてしまいます。

 

(2)その他、事前に準備しておきたこと

▼通勤手段の下調べを入念に行う

初出勤の日に遅刻などという事態は絶対に避けたいですので、事前の下調べは入念に行いましょう。

交通手段や病院までの経路、かかる時間などはもちろん、手続きなどについても確認しておくべきです。

例えば、病院の駐車場を利用する場合、駐車場の場所を把握し必要な書類などを準備しておかなければなりません。当日あわてなくて済むよう万全の対策を講じておきましょう。
▼健康管理をしっかりと行う

看護師という職業柄、自分自身の健康管理すらできない人は看護師としての資質を問われかねません。

転職先が決まった嬉しさで羽目をはずしたい気持ちもわかりますが、くれぐれも初出勤ギリギリまで遊びまわったりしないようにしましょう。

▼大変なことや面倒なことは先にすませておく

転職してしばらくは慣れない仕事で疲れ切ってしまい、帰宅してから何かを行うという気力も体力も残っていない状況が続くかもしれません。

そのような状況を想定して、大変なことや面倒なことは入職前に済ませておくのが無難です。

引っ越しやその後の片付け、住所変更や転居届などの重要な手続きなどは、できるだけ事前に済ませておきましょう。

▼初出勤に備えて身だしなみを整えておく

美容院で髪をカットしたり、染め直したりして、すっきりと新たな気持ちで初出勤を迎えられるようにしておきましょう。

服装にも注意が必要です。どうせユニフォームに着替えるからと、あまりにも品のない私服や個性的な私服で出勤するのはご法度です。

新人看護師は、あらゆる場面で注目される存在だということを心得ておきましょう。

▼事前にできるだけの勉強はしておく
担当する科の勉強しておけば理解も速くなりますし、入職後の負担を少しでも減らすことができます。

何を勉強すればよいかわからないという方は、プリセプターなどに直接訪ねてみてもよいかもしれません。

 

2.転職後の初出勤日に必ずやるべきこと

転職後の初出勤日に必ずやるべきこと

初出勤日に必ずやるべきこともあれば、義務付けられているわけではないけれども、やっておくと後々の仕事がずいぶんとやりやすくなるという類のものもあります。

職場には、その職場独自のルールがありますので、まずはそのルールを把握することが、すべてにおける基本だと言えるでしょう。

 

(1)一般的に行うべきこと

▼スタッフ一人一人にきちんと挨拶をする

すべてのスタッフに対して、自分から自己紹介を行い、あいさつをすることが基本的なマナーです。

スタッフが忙しくて対応できないという職場もありますので、状況をみて臨機応変に対応する必要があるでしょう。

▼全員の前で自己紹介と挨拶を行う。

スタッフ全員の前で紹介された後、「何か一言お願いします」などと依頼されることが多いようです。

事前に準備しておいた方がよいでしょう。

謙虚かつ前向きな内容に少しだけ個性をプラスできるのが理想ですが、忙しい職場が多いため話が長すぎるとひんしゅくを買う可能性があります。適度な長さで切り上げられるよう心がけましょう。

▼オリエンテーションを受ける積極的にメモする

施設内の案内や物品の場所、職場内の基本的なルールなどの説明があります。

このような基本的な事項をしっかりと把握しているか否かで仕事の効率がまったく違ってきますので「わからなければ後で聞けばいいや」などと侮らないで、メモを取りながら細かい部分まで把握するよう心がけましょう。

ただ漠然と聞くのではなく、自分が実際に使用する場面をイメージしながら聞くようにすると実践しやすくなります。

 

(2)行っておくと後々の仕事がずいぶんと楽になること

▼第一印象を良くするために最善を尽くそう

初出勤日には、あなた自身も緊張しているでしょうが、それ以上に新人をむかえる職場のスタッフも興味津々であなたのことを観察しています。

初めてお互いが顔を合わせる瞬間で、その後のイメージが定着してしまうことが多いですので、特に気をつけねばなりません。

明るい笑顔と聞き取りやすい大きさの声、適度なリアクションなどを心がけましょう。マナーや言葉遣いにも注意したいですね。

▼できるだけ早くスタッフ全員の名前を覚えよう

スタッフの名前を覚えることはコミュニケーションを円滑にするための基本です。

声をかける際にも「あの・・・すみません」というよりも「○○さん、すみません」と声をかける方がずっと印象がいいですし、協力してもらいやすくなります。

初出勤日にすべてのスタッフの名前を覚えるのはさすがに難しいかもしれませんが、少なくともその日お世話になった方や直接挨拶を交わした方の名前と顔はしっかりと覚えておくべきです。

勤務表やロッカーのネーム、名札などを参考にして、できるだけ早く全員の名前を覚えられるようにしましょう。

▼人間関係のポイントを押さえておこう

初日だけですべてが把握できるわけではありませんが、最低限のポイントだけはきちんと押さえておいた方が良さそうです。

すべての人に対して礼儀正しく接するのは当然ですが、職場でもっとも影響力のあるスタッフに対する態度には特に注意を払う必要があります。

この影響力のある人物、役職や年齢だけで安易に判断することはできません。

経験年数や仕事の効率、性格、他のスタッフの態度や言葉遣い、雰囲気などから総合的に判断する必要があります。

面倒だと思うかもしれませんが、実行すれば人間関係のトラブルに巻き込まれる確率はぐっと低くなりますので、押さえておきましょう。

 

3.転職後の初出勤日に行ってはいけないこと

転職後の初出勤日に行ってはいけないこと

看護師として転職した初出勤で行ってはいけないことを3つご紹介します。

また、この行ってはいけないことは初出勤に限らず、職場に慣れるまで注意が必要といえます。

 

(1)新しい職場の欠点を指摘すること

初出勤だからこそ、新しい病院の矛盾点や前の病院にくらべて劣っている点などが目についてしまうかもしれません。

しかし、初対面でいきなり、そんな指摘をされたら、余程寛大な人でない限り「生意気」「協調性が無い」などと思ってしまうのが普通の反応です。

まずはその職場のやり方や考え方に従うことから始めましょう。

 

補足説明!

ポイント

意見するのは自分が一人前に仕事できるようなってからだと心得ておくべきです。

 

(2)自分をさらけ出しすぎること

初出勤の段階で、あまりにもオープンに自分自身のことを話しすぎたり、馴れ馴れしく接しすぎたりするのは避けた方が無難です。

プライベートなら「親しみやすい人」だと好意的に捕らえられることもあるかもしれませんが、まだ仕事ができない段階でそのような態度をとると「調子のいい人」「身の程をわきまえない人」として敬遠されてしまう可能性があります。

しばらくは様子をみることに徹して、謙虚で控えめな自分を演出しましょう。

 

(3)思い込みで行動すること

まったくの新人なら右も左もわからないので思い込みで行動することも少ないかもしれませんが、転職後の新人の場合、これまでの経験から思い込みで先走った行動してしまうことがあります。

当然だと思えるようなことであっても、それぞれの職場には独自の常識があり、以前の職場の常識がまったく通用しないことも稀ではありません。

些細なことも必ず確認してから行動するべきでしょう。

 

補足説明!

ポイント

先輩の行動を注意深く観察して、相違点を見出したら、すかさず質問して解決しておくなどの対策も有効です。最初に述べたように「批判」ではなく、あくまでも「確認」だというスタンスを崩さないこともポイントになるでしょう。

 

まとめ

転職後の初出勤に緊張はつきものです。

私自身、何度かこの緊張を経験してきましたが、何度やっても、やはり緊張しましたし、逆に回数を重ねれば重ねるほど、さまざまな経験が積み重なって余計緊張度が増したものでした。

でも、いざ自分が初出勤のスタッフを迎える側になってみると、少しくらい緊張している人の方が好感を持てると感じますし、その後の仕事をきちんと行うことで十分挽回できます。

そのため、緊張に関してはあまり深刻にならなくても良いでしょう。

最初は大変かもしれませんが、あなたの素晴らしい未来への第一歩である今こそが看護師人生の最大の頑張りどころ。

ぜひ、あなたらしい最高のスタートを切って下さい。

記事の内容に関しては、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用をお願いいたします。


総合病院の手術室勤務を3年ほど経験した後、主に眼科クリニックで看護師としての経験を20年以上積んでまいりました。けっして順風満帆とはいえない失敗や挫折だらけの看護師人生でしたが、こんなダメな私だからこそ伝えられることがあるのではないかという思いで看護師ライターの仕事を続けています。

看護師としての経歴

保有資格 ・正看護師

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カテゴリー:看護師転職後の注意点

(公開日:)(編集日::2018年05月30日)

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