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梅ミチル

元看護師

梅ミチル

( 看護師 )

個人病院の一般病棟で働く看護師のメリット・デメリットとは

梅ミチル
元看護師 梅ミチル
個人病院 一般病棟 看護師

個人病院の一般病棟は、急性期・亜急性の患者が多く入院しています。

回復した後は自宅でリハビリや在宅看護、または別の病院への転院する患者が中心です。在院日数も長くなりがちなのが特徴です。

少子高齢化が進む中、日本は最も高齢化が進んでおり超高齢化社会になっています。

一般病棟とくくられてはいますが、実際の入院患者の平均年齢が高齢であり老年介護にも通じるところがあります。

また国は入院日数の短縮を進めていますが、高齢者の特徴でもある病気と付き合いながら生きていかなければならないため、短い入院日数でなるべく在宅へ戻れるよう工夫して看護することが多いでしょう。

ここでは、個人病院の一般病棟で働く看護師に必要なスキルやメリット・デメリットについてご紹介します。

1.個人病院の一般病棟で働く看護師に必要なスキル

個人病院の一般病棟で働く女性看護師

個人病院の一般病棟では、複数の科を見ることもあります。しかし一般的な看護スキルがあれば問題ないでしょう。

看護スキルは採血やドレーン管理などの看護技術のほかに、患者と向き合うコミュニケーションスキルも必要です。

転職前の科が畑違いの科だったとしても、一般病棟では様々な疾患を抱える患者が多いため、今まで培ってきた看護スキルを活かすことができるでしょう。

 

2.個人病院の一般病棟で働く看護師のメリット

個人病院の一般病棟で働く女性看護師と子ども

個人病院の一般病棟で働く看護師のメリットについてご紹介します。

 

様々なケースの患者とじっくり関わることができる

個人病院の一般病棟の看護師として働くメリットは、その専門分野でも様々なケースの患者と関われることでしょう。

個人病院は地域密着型が多く、敷地内にリハビリステーションや訪問看護ステーションを併設しているところが多くみられます。

急性期が中心の大学病院や総合病院と違って、在宅やリハビリ病院へと患者の先をじっくりと見据えて看護に取り掛かれるのは、個人病院の病棟勤務の醍醐味ではないでしょうか。

 

シフトの融通が利き、ママ看護師は理解が得られやすい

プライベートも病棟によりけりですが長期休暇が取りやすく、年に一度は海外旅行などリフレッシュできる時間が多くとれます

また個人病院は子育て中の看護師が多く、急な子供の体調不良による休みや保育園からの呼び出しなどに対して、理解が得やすいです。

 

ポイント!

ポイント

最近は大規模の総合病院だけではなく、個人病院でも院内保育園があったり、病院周辺の保育園を紹介してもらったりと子供がいる看護師に必要な設備があります。

 

残業しないようにスタッフで力を合わせる

科にもよって違いますが、残業が発生する場合があります。

外来の場合は患者をすべて医師が診察し、会計してその患者が帰るまで残業となりますが、病棟では残業しないように病棟スタッフで力を合わせられるのも、大きなメリットでしょう。

 

様々なスタッフとの出会いが刺激となる

病棟には看護師のほかにも、看護助手など多くのスタッフがいます。

様々な人との出会いも、病棟勤務ならではです。

様々な経験を積んだ看護師やスタッフはより多くの知識を持っているため、あなたの看護への知的好奇心の刺激となるでしょう。

 

3.個人病院の一般病棟で働く看護師のデメリット

悩んでいる個人病院の一般病棟で働く女性看護師

個人病院の一般病棟で働く看護師のデメリットについてご紹介します。

 

どうしても残業の時間が出てしまう

個人病院の一般病棟で働くうえで、どうしても残業の時間が出てしまうということがデメリットに挙げられます。

上述のように、メリットとして残業にならないようにチームで協力し合えますが、どうしても緊急入院や転院・予定外のベッド移動・エンゼルケアなど日々患者の容態と共に違うイベントが起こります

 

補足説明!

ポイント

病棟勤務には残業はつきものです。転職活動中の病院見学の際に、月平均の残業時間の確認をしっかりした方がいいでしょう。

 

夜勤と夜間保育園の利用の兼ね合いが難しい

パートや日勤常勤でもない限り、病棟勤務に夜勤はつきものです。小さな子供がいるとなかなか夜勤が難しいでしょう。

だからこそ院内保育園付きの病院に転職を希望する看護師は、

  • 夜間保育園が実施されているか
  • 夜間保育園の実施日は二十四時間の完全対応なのか
  • 夜間保育園の実施は特定の曜日対応なのか

ということを確認する必要があります。

夜間保育園を利用希望する看護師は、夜間保育園が特定の曜日しか実施されていないと、シフト管理に苦労する場合もあります。

 

注意点!

ポイント

夜勤がしたくてもスタッフ達の予定があるため、すんなり夜間保育園が開いている日に夜勤のシフトが組めるとも限りません。

夜勤をしたくてもできないということにならないように気を付けてください。

 

急性期の病院から転職した看護師には物足りなさを感じる

個人病院には在宅に戻ることが目標の高齢者が多くいます。

常にハードで刺激的な急性期の病院から転職すると、個人病院では物足りなさを感じてしまう看護師もいるようです。

 

まとめ

個人病院での一般病棟勤務は、子育て中の看護師や老年看護を勉強したい看護師に向いているのではないでしょうか。

特に新人看護師が配属されない訪問看護などを併設している個人病院は、今まで老年看護に携わってきて訪問にも興味がある看護師にはとても良い職場環境だと言えるでしょう。

それは一般病棟で勤務したのちに、訪問看護師としてスキルアップできるチャンスもあるためです。

これらの事を参考に転職活動していただければ幸いです。

ここでは大きく個人病院とくくっていますが、病院の規模によって一般病棟のベッド数・重症度が違うため、実際に転職希望先の病棟の施設・スタッフ・雰囲気を病棟見学の際に確認するようにしましょう。

記事の内容に関しては、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用をお願いいたします。


都内でOLとして勤務していました。子供のころの夢だった看護師への憧れや、不景気でも手堅く働きたいと思い、一発奮起で看護学校に受験し正看護師になりました。
横浜市内の総合病院で2年ほど勤務してから、個人病院へ転職して経験を積みました。病棟だけではなく外来、外科から内科まで広く看護師として働いてきました。妊娠・出産により退職しましたが、現在保活・転職活動の情報収集中です。
より多くの情報を皆さんへお届けしますので、転職活動のお役に立てれば幸いです。

看護師としての経歴

保有資格 ・正看護師
年齢 ・神奈川県横浜市/30代
職務経験 ・総合病院(病棟・外来) ・個人病院(病棟)
診療科経験 ・婦人科 ・内科 ・外科 ・眼科 ・整形外科

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カテゴリー:看護師転職のノウハウ

(公開日:)(編集日::2018年03月21日)

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