著作者

amel

執筆:現役看護師

amel

( 看護師)

回復期病棟の特徴と看護師の業務内容について

公開:、更新:2017年02月20日
回復期 業務内容 特徴

回復期病棟に興味のある方や、転職を考えている方はいらっしゃるでしょうか。私は回復期病棟で勤務したことがあるのですが、全く仕事に慣れることができず、たった1ヶ月で異動することになりました。

しかし、たった1ヶ月間でしたが回復期病棟の特徴など色々と学ぶことができましたので、私の体験をもとに色々お話していきたいと思います。

【目次】
1.回復期病棟の特徴
(1):全ての患者が回復期病棟に入院できるわけではない
(2):回復期病棟にはリハビリスタッフがかなり多い
(3):回復期病棟ではカンファレンスが多い
(4):回復期病棟で働く看護師は、穏やかな性格が多い
2.回復期病棟での看護師の業務内容
(1):回復期病棟では、処置や点滴・採血がほとんどない
(2):患者の情報を詳しく把握しなければならない
(3):回復期病棟の看護師の業務はほとんどが日常生活の介助
まとめ

 

1.回復期病棟の特徴

回復期病棟 特徴

回復期病棟は、主に整形外科や脳神経外科で急性期を過ごした患者がリハビリをしながら社会復帰を目指していく病棟です。高齢者の方の場合は自宅やその他施設などへ戻ることを目指していきます。

若い方も入院していますが、脳卒中や大腿骨頚部骨折などを手術した後の高齢者患者が圧倒的に多い病棟になります。

 

全ての患者が回復期病棟に入院できるわけではない

リハビリが必要な患者全てが回復期病棟に入院できるわけではありません。

在院日数は疾患によって制限がありますし、例えば整形外科で膝から下のオペをした患者などは回復期病棟へは入院できない決まりになっているなど、入院の対象とならない疾患もあります

 

回復期病棟にはリハビリスタッフがかなり多い

回復期病棟では、以下のような様々な専門家が働いています。

  • 理学療法士
  • 作業療法士
  • 言語聴覚士
  • ソーシャルワーカ
  • 看護助手

リハビリが中心の病棟になるので、看護師よりもリハビリスタッフがかなり多いです。そのためか、なんとなくもの静かな方な看護師が多いような気がしました。

 

回復期病棟ではカンファレンスが多い

回復期病棟では、患者それぞれに合わせたリハビリや方針などを決めていく必要があり、他職種との連携が大切となってくるため、頻繁にカンファレンスが開かれます。例えば、私が勤務していた病院では以下のようなカンファレンスが行われていました。

  • ミニカンファレンス
  • ケースカンファレンス
  • 看護師間でのカンファレンス
  • 医師を交えたカンファレンス

このように、回復期病棟ではカンファレンスがたくさんあります。ですので、回復期病棟に勤めていたときは毎日のようにカンファレンスを行っていました

 

回復期病棟で働く看護師は、穏やかな性格が多い

私は基本的にサバサバした性格なのですが、私が勤務していた回復期病棟では比較的穏やかな看護師が多く、そのためかナースステーションもゆったりとした雰囲気の時が多いような気がしました。

病棟に1人はいる「嫌な看護師」も特別いなかったので、嫌な思いをすることもなかったのです。

 

サバサバした性格だと回復期病棟に馴染めないかも

忙しい急性期病棟に勤務した後で回復期病棟に転職や異動をしてしまうと、業務の違いや看護師の穏やかな雰囲気にどうも慣れず、物足りなさを感じるかもしれません。

バリバリ仕事をしたい看護師にとってはあまり向いていない病棟かもしれません。

 

2.回復期病棟での看護師の業務内容

回復期病棟 業務内容 看護師

急性期から回復期にきたばかりの患者は、認知症の程度がひどかったり、身体的にも退院後が心配になったりするような患者が多いです。

急性期病棟から移って来たばかりの不穏で暴れていた患者が、回復期病棟に来て少しするとびっくりする程穏やかになることも多いです。回復期病棟は、スタッフが患者の回復に向けて様々な計画や対策を考え出し、患者と関わっている病棟です。

このような患者の回復の様子を側で見ながら、スタッフや家族と退院後の生活について話し合い、無事に退院できた時はとても嬉しいです。

 

回復期病棟では、処置や点滴・採血がほとんどない

回復期病棟のシステム上、基本的に療処置が必要のない人が入院しているため、処置や点滴、採血などはほとんどありません。バイタルチェックをしたりドクターの回診についたり、一般的な看護師業務をします。

もし回復期病棟に入院中に、急変や、状態の悪化が見られた場合は、急性期病棟などへ転棟し治療を行う事になります。

 

患者の情報を詳しく把握しなければならない

私の勤務していた病棟は受け持ち制で、患者1名の入院から退院までの計画を立てて評価していかなければなりませんでした。

受け持ち患者のカンファレンスへ参加し、自分がその患者に1番に詳しくなければならないので、責任重大です。

 

回復期病棟の看護師の業務はほとんどが日常生活の介助

朝、申し送りやカンファレンスが終わると、各患者のところへ清拭や着替えに回ります。回復期病棟では朝夕のメリハリをつけるために夜はパジャマを着ますが、昼間は自分の服に着替える事になっています。

 

患者によって介助方法が違う

回復期病棟では、全介助や見守りなど個々の患者に合わせた介助方法が一覧表になっています

移動方法も、患者によって車椅子・歩行器・杖など違います。歩行器を使用する事になっている患者がなんの理由もなく車椅子に乗っていたりすると、担当のスタッフなどからツッコミが入るため、患者のADL状況を理解しておく必要があります。

 

まとめ

回復期病棟 看護師 まとめ

私の体験をもとに回復期病棟について述べさせていただきましたが、いかがでしたでしょうか。

回復期病棟は処置や点滴も少ないですし、1日の流れが大体決まっているので「ブランクあるけど病院復帰したい」・「ゆっくりと徐々に病院の雰囲気に慣れていきたい」という看護師に向いているかなと個人的に感じます。

私は慣れることができずすぐにギブアップしてしまったのですが、回復期に少しでも興味があれば参考にしていただければと思います。


(編集・構成・管理者:亀岡さくみ

正看護師/看護歴十数年のシングルマザーの現役看護師です。これまでの経験を元に、少しでも転職する看護師の皆様へ役立つ情報を書いていけたら思っています。

看護師としての経歴

保有資格 ・正看護師
出身 ・埼玉県
職務経験 ・総合病院 ・個人病院 ・ショートステイ
診療科経験 ・整形外科 ・整形外科外来 ・内科 ・小児科

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