著作者

山村真子

正看護師

山村真子

( 看護師 )

療養型病院で働く看護師の仕事内容と転職するメリット・デメリット

山村真子
正看護師 山村真子
療養型病院で働く看護師の仕事内容と転職するメリット

皆さんは療養型病院について、どのようなイメージをお持ちですか。

「療養型は急性期と違って患者さんの急変や検査出しも少ないから、楽に仕事ができる」と思っている看護師の方も、いらっしゃるのではないでしょうか。

今回は実際に療養型病院での勤務経験のある私が、療養型病院へ転職するメリット・デメリットや看護師の仕事内容を解説していきます。

1.「日勤」の仕事内容:療養型病院の看護師

「日勤」の仕事内容:療養型病院の看護師

療養型病院で働く看護師の日勤の仕事内容は、大きくわけるとバイタル測定、入浴介助、食事介助、看護助手への指示出しの4つとなります。

以下で詳しく説明していきます。

▼日勤帯での看護師1日のスケジュール
8:30~ ・申し送り
・カンファレンス
9:00~ ・おむつ交換
・清拭
・入浴介助
・褥瘡等の処置
11:00~ ・経管栄養
・食事準備
11:30~ ・食事介助
14:00~ ・カンファレンス
14:30~ ・検温
・記録
15:30~ ・おむつ交換
16:00~ ・経管栄養
16:30~ ・申し送り後、勤務終了

検温は基本的には1回行い、医師へ毎日報告します。必要に応じて夜勤帯も行うこともあります。

 

(1)バイタル測定

バイタル測定

療養型病院では、状態が落ち着いている患者さんの割合が非常に高いです。

よって、バイタル測定も毎日全員を測ることはなく、曜日によって決められた患者さんと、看護師が測定した方が良いと判断した患者さんのみを測定していました。

 

バイタル計測が必要かどうか判断することも大事

ここで重要となるのが「看護師が測定した方が良いかどうか、バイタルから判断する必要がある」ということです。

看護師としての知識や経験から、患者さん一人ひとりの状態を看て「気になる」患者さんを見つけ出し、測定する必要があるかどうかを見極めなくてはいけません。

この見極めができるかどうかが、療養型病院で働く看護師として必要なスキルの一つともいえます。

 

(2)入浴介助

入浴介助

療養型病院は急性期病院とは違い、患者さんは比較的長期間病院に滞在し、生活を送っています。

そのため、療養型病院へ入院している患者さんにとって病院は生活の場であり、入浴は患者さんにとってリラックスできる、楽しみな時間の一つとなっています。

 

また、入浴後は保湿および褥瘡等創処置が必要な方も多く、入浴介助とは別に、更衣および創処置を専門に行う看護師および助手がひとりずつ配置され、それぞれ業務をこなしていました。

【体験談】入浴介助は体力的に大変

入浴日は通常の業務に加えて入浴介助を行う必要があるため、体力的にもかなり大変でした。

私が務めていた病院では、状態が落ち着いている患者さんは週に2回入浴することになっていたため、入浴日は看護師と看護助手がペアを組み、午前・午後とわけて1日あたり20名ほどの患者さんの入浴介助を行なっていました。

療養型病院へ入院されている患者さんのほとんどは、全般的な日常生活において介助を必要としているため、ストレッチャーによる入浴となります。

そのため、看護師は助手さんと声を掛け合い、ボディメカニクスにも十分注意しながら入浴介助を進めていきました。

 

(3)食事介助(含む経管)

食事介助

療養型病院に入院している患者さんの多くは、食事においても介助が必要となります。

よって、食事介助も看護師にとって重要な業務の一つです。

また、胃瘻や経管などを通して食事を取っている方も多くいらっしゃるため、その方々のケアも看護師が行う必要があります。

 

補足説明!

ポイント

患者さん一人一人の状態の嚥下状況や食事摂取量などを見ながら、個々の患者さんにあった介助ペースにて介助を行う必要があるため、食事介助時はまさに腕がもっとたくさんあれば良いのに、と思ってしまうほど、忙しかったです。

 

(4)看護助手への指示出し

看護助手への指示出し

療養型病院に勤務する看護師として重要な仕事の一つ。それが、看護助手への指示出しです。

療養型病院では、看護師の配置が少ない代わりに看護助手が多く配置されています。

病院によっては介護福祉士など、介護職員が配置されているところもありますが、筆者が勤務した病院での看護助手さんの多くは介護経験が全くない方々だったので、経験がない方であってもスムーズに業務が行えるよう、的確な指示を出す必要がありました。

 

補足説明!

ポイント

看護助手も看護師も、同じ職場で働くスタッフの一員です。そのため、指示出しというよりも、むしろ「協力を依頼する」という言い方をしたほうがよいかもしれません。

 

2.「夜勤」の仕事内容:療養型病院の看護師

「夜勤」の仕事内容:療養型病院の看護師

私が勤務していた療養型病院での夜勤は、基本的に看護師1人、看護助手2名の計3名体制で夜勤を行なっていました。

夜勤帯は看護師が一人であったため、急性期病院とは大きく異なる仕事内容となります。

では、具体的な大きく異なる点について、ご紹介します。

▼夜勤帯での看護師1日のスケジュール
16:30~ ・申し送り
17:00~ ・夕食の準備
18:00~ ・夕食
・食事介助
19:00~ ・検温(対象者のみ)
・体位交換
・おむつ交換
21:00~ ・就寝
23:00~ ・巡回
・経管管理
3:00~ ・状態が悪い患者さんへの対応
5:00~ ・体位交換
・おむつ交換
6:00~ ・起床
・検温(対象者のみ)

基本的に身の回りのことは介護職員が主で行っており、看護師は患者の希望を聞き入れたり、話し相手になったり、趣味など(塗り絵をする、音楽を聴く)を手伝いします。

寝たきりの人も多いので褥瘡を作らないケアが大切です。

 

(1)巡回

夜勤を巡回をする看護師

急性期同様、療養型においても定時に巡回を行い、患者さんたちが安全に眠れているかを看護師が観察してまわります。

この時、吸引など定時での医療処置が必要な場合は、これらをこなしながら巡回を行う必要があります。

そのため、1回の巡回にかかる時間が長く、処置が立て込んだ場合には巡回に1時間以上かかることもありました。

 

補足説明!

ポイント

1回の巡回でこんなに多くの時間がかかるというのは、実際に療養型病院へ転職して初めて知る事実でした。

 

(2)状態が悪い患者さんへの対応

状態が悪い患者さんへの対応

病棟内で看護師は1人しかいない。これが療養型病院での夜勤において、最大のネックとなります。

ただでさえ看護師一人で50名近い患者さんを看ていかなくてはいけない中、状態が悪い患者さんが一人でもいると、さらに夜勤の看護師にかかる負担は大きくなります。

【体験談】夜勤では非常事態が起こる

私が勤務していた病院では、入院前に家族へ療養型病院であることを説明するとともに、事前にNDR確認をしているため、急変時に救命目的での心臓マッサージや人工呼吸などを行うことはほぼありません。

しかし、看取りの段階となった時、家族より「自分たちが到着するまで心臓マッサージはしてほしい」という要望があった場合は、家族が到着するまで心臓マッサージを行わなくてはいけません。

こういった非常事態では、当直師長および他病棟の夜勤看護師に応援を依頼しながら、なんとか夜勤を乗り切っていました。

 

(3)経管管理

経管管理

経管および胃瘻管理は、看護助手さんが行うことはできません。

よってどんなに忙しくても、経管管理は全て看護師がひとりで行わなくてはなりません

患者さんの介助に追われる中、決められた時間通りに経管管理を行うのは、看護師としての知識と経験がないとかなり厳しいと言わざるを得ません。

看護師として優先順位を頭の中に入れて行動を起こせるかどうかが、療養型病院で働く上で重要であり、またこれができないとひとりの看護師として働くことは厳しいとすらいえます。

 

補足説明!

ポイント

実際に看護師歴が短い方は、なかなか経管栄養の管理まで手が回らず、結果いつまでも夜勤の独り立ちができずにいました。

 

(4)食事介助

患者の食事介助

日勤の際にもご紹介しましたが、療養型病院へ入院されている方のほとんどは、日常生活全般において、介助が必要です。

よって、夜勤という人手が少ない中行う食事介助は、まさに目も回るほどの忙しさとなります。

【体験談】夜勤看護師1名で3人の食事介助

私が勤務していた病院では、夜勤看護師1人が、患者さん3名の食事介助を同時に行うことでなんとか回していました。

夜勤時は食事介助の間にも、患者さんへの投薬等も行う必要があるため、看護助手の方々と協力し、声をかけあって、患者さんをお待たせすることのないように十分に注意しながら、介助を勧めていました。

 

(5)看護助手への指示出し

看護助手への指示出し

夜勤をうまくこなせるかどうか。

それはこの「看護助手への指示出しにかかっている」といっても、過言ではありません。

看護助手の方々の多くは、自分の親世代ほど年が離れています。

 

ポイント!

ポイント

私はいかに丁寧に、仕事をお願いできるかどうかを大切にするとともに、普段から意識して看護助手とコミュニケーションをとることで、夜勤時にスムーズに仕事ができるように気を配るようにしていました。

 

3.療養型病院へ看護師転職するメリット

療養型病院へ看護師転職するメリット

私が療養型病院で働いた実体験を元に、看護師として転職する場合のメリットをご紹介します。

 

(1)コミュニケーション能力の向上

療養型病院では、急性期病院よりも職員全体における看護師の割合は低くなっています。

そのため、急性期病院の時よりも看護助手の方など他職種の方と連携することがより重要となるため、療養型病院へ転職することでコミュニケーション能力を高めることができます。

 

患者やその家族と長期間コミュニケーションを取る必要がある

職員に限らず患者さん一人あたりの在院日数も急性期病院に比べると長いため、患者さんやその家族と長期間にわたって良好なコミュニケーションを取る必要があり、コミュニケーション能力を鍛えることができます。

 

(2)患者さんひとりひとりと向き合う時間が取れる

先ほどもご紹介した通り、患者さんの在院日数が急性期病院に比べて長いため、1日あたりの患者さんと接する時間は短くとも在院日数は長くなるので、必然的に患者さんひとりひとりとかかわる時間は長くなります。

そのため、急性期の時に「患者さんともっと関わりたい」と考えている看護師にとって、療養型病院はまさにうってつけの環境であるといえます。

 

補足説明!

ポイント

患者さんがいかに安楽に日々を過ごせるかを職員同士、そして家族と話し合い、ひとつずつ実行していくことで、たとえ表情が乏しくなったとされている患者さんでも、少しずつ表情が柔らかくなるなどの変化が見られるようになります。

その長期間関わっているからこそ感じることができる変化は、まさに療養型病院で働くメリットといえます。

 

(3)定時に帰れることが多く、プライベートを充実させやすい

療養型病院では、急性期のように勤務終了間際に緊急入院や検査が入ることはほとんどありません。

そのため、よほどのことがなければ定時に帰れることが多かったです。

このメリットによって、小さいお子さんがいる方も保育園のお迎えに間に合うので助かるといった声や、仕事後に習い事を入れている方など、職員がそれぞれ仕事以外にプライベートも充実させていました。

この点も、療養型病院へ転職する大きなメリットだと考えます。

 

4.療養型病院へ看護師転職するデメリット

療養型病院へ看護師転職するデメリット

療養型病院への転職には、以下のようなデメリットがあります。

看護師として転職を検討している際には、デメリットもぜひ事前に把握していただけたらと思います。

 

(1)残業や夜勤が少ない分、給料が低い

看護師の給料は、基本給が低い代わりに夜勤や残業などの手当によって、ある程度の金額になります。

しかし療養型では残業がほとんどなく、また夜勤も各病棟において看護師の配置は一人だけなので、必然的にひと月当たりの夜勤回数も少なくなり、結果として給与は急性期病院に比べて低くなります。

よって給与ではなく先ほどあげたメリットから療養型病院へ転職したい、というケースでないと、療養型病院への転職は厳しいと考えます。

【体験談】看護師の給料は少し減る

私が急性期病院から療養型病院へ転職した際、基本給や各種手当は、急性期病院とはほぼ変わりませんでしたが、手取り金額は数万円下がりました。

その理由として、

  • 夜勤回数が月7回から月3回へ減少した
  • ひと月あたりの残業時間が1時間と、ほぼない状態だった

この2点があげられると考えます。

 

(2)施設独特の風習がある場合が多い

私が勤務した療養型病院では、急性期病院ではあまり見かけない週に1回の朝会や月に1回の職員同士の交流会などがありました。

また、他の療養型病院への勤務歴のある看護師へ確認をとってみたところ、療養型病院ではそういった施設独特の風習がある場合が多いとのことでした。

そのため「急性期と慢性期という違いだけで、病院という本質は変わらないから」と考えていると、転職後に「こんな風習があるの?」と困惑してしまうことがあるかもしれません

 

ポイント!

ポイント

療養型病院への転職時には事前にこういった風習がないかどうかもチェックしておくと、転職後の戸惑いも少なくなると考えます。

 

5.療養型病院へ転職する看護師に必要なスキル

療養型病院へ転職する看護師に必要なスキル

療養型病院へ転職する看護師に筆者が必要だと考えるスキルは、以下の3つです。

療養型病院は楽じゃないかと考えている看護師の方は「働いて感じた大変さ。療養型病院へ転職した看護師にインタビュー!」も合わせて確認しておきましょう。

 

(1)コミュニケーション力

メリットでも上げましたが、療養型病院ではとにかくこのコミュニケーション力が看護師としての知識と同等に重要となります。

一度人間関係がこじれてしまうと、それを修復するのは難しいといわざるを得ません。

患者さんの入れ替わりが急性期に比べて少ない療養型だからこそ、人間関係を円滑に回せるコミュニケーション力が働く上で何より重要なスキルと考えます。

 

(2)認知症に対する知識

療養型病院に入院している方の多くは、認知症をお持ちです。

認知症と一言でいっても、その種類によって対応方法は様々であり、対応方法を間違えることで患者さんと良好なコミュニケーション維持が困難にもなる恐れがあります。

よって、事前に認知症に対する知識を身に付けておくことで、スムーズに仕事をすることができると考えます。

 

(3)仕事を効率よくこなせるか

療養型病院でのメリットとして「比較的定時に帰りやすい」ことがあげられます。

しかし、いくら療養型であるといっても、日々看護師が行うべき仕事量は多く、ある程度効率よく仕事をこなさなければ、あっというまに退勤時間となり、残業となってしまいます。

看護師の割合が低い療養型病院では、看護師の仕事の遅れがそのまま看護助手さんや周囲の職員にも影響を及ぼしてしまうため、勤務時間内に仕事を効率よくこなせるかどうかも、必要なスキルといえます。

 

6.転職をオススメする方としない方

転職をオススメする方としない方

療養型病院への看護師転職をおすすめできる看護師と、おすすめできない看護師を私の体験からお伝えしていきます。

 

療養型病院への転職がオススメできる看護師とは

療養型病院では、急性期病院と比べると日によっての業務量の変動は少なくなっています。

よって仕事に慣れればほぼ定時で帰れるようになるため、急性期に比べて仕事後のスケジュールを立てやすいというメリットがあります。

そのため、子育てや介護など、仕事と両立させたいことがある看護師にとっては、とても良い環境であるといえます。

 

患者さん一人一人とじっくり関わりを持ちたい看護師に向いている

療養型病院では、患者さん1人あたり数カ月にわたって入院生活を送ります。

急性期病院は患者さんの回転が速いため、なかなか患者さん一人ひとりとじっくり関わることはできませんが、療養型病院では患者さんが長期間にわたって入院しているため、より関わる時間を多くとることができるため、そういった看護をしたいと考えている看護師にはお勧めの環境といえます。

 

療養型病院への転職がオススメできない看護師とは

療養型は残業もなく、患者さんの急変も少ないから楽に仕事ができる、その考えだけで療養型へ転職されるのは、お勧めできません

確かに療養型は急性期に比べて緊急処置等はありませんが、代わりに看護師の配置が少なく、看護師以外の職種の方が多いため、業務以外のコミュニケーションという部分において大変さを感じることが多々あります。

看護師は命を扱う仕事であることは、療養型でも代わりありません。

そのため、「療養型=楽な仕事」というわけではないのです。

この部分を事前に理解できないと、療養型へ転職しても「こんなはずじゃなかった」とすぐに退職してしまう可能性が高くなります。

 

急性期からの転職理由が「人間関係」など、急性期の業務内容が理由でない看護師

療養型病院への転職を検討する理由が、急性期での業務そのものに対してではなく、人間関係といったどの職場でも起こり得るものだった場合も、療養型病院への転職はお勧めできません。

【体験談】私がやりたい看護ではないと辞めていった

私が勤務している間、急性期から数人の看護師が転職してきましたが、急性期病院の業務内容との違いに戸惑い「私がやりたい看護はこういう看護じゃない」と短期間で辞めていっていました。

こういった方々はみなさん共通して「急性期病院では人間関係が辛かった。慢性期病院では仕事が楽だから、人間関係もよさそう」というように、急性期での業務そのものではなく、人間関係などを理由にして転職しており、転職後に療養型病院の業務内容の違いに困惑し、辞めてしまっていました。

 

7.転職する場合の療養型病院への志望動機・例文

転職する場合の療養型病院への志望動機・例文

転職において最も困る方が多いのは「志望動機」ではないでしょうか。

そこで今回は、療養型病院を希望する理由として多い3つの動機を、ポイントを交えてご紹介します。

 

(1)急性期から転職する場合の例文

【志望動機例文】
これまで急性期病院で3年間勤務し、脳外科や呼吸器など、一通りの診療科を経験してきましたが、急性期を脱した患者さんがその後どのような生活を送るのかを知ることで、ジェネラリストとしてより成長したいと考えました。貴院では療養型病院の他に介護施設も経営されていることから、私が学びたいと考えていた「急性期を脱した後の患者さんの生活」をトータルして学べると考え、貴院を志願いたしました。

 

ポイント

急性期から転職する場合は、「なぜ今回は療養型を志望したのか」を積極的にアピールする必要があります。

 

(2)子育てなどとの両立から転職を希望する場合の例文

【志望動機例文】
貴院では多くの子育て中の女性看護師が在籍しており、託児所や時短勤務など子育てに対して理解がある貴院に魅力を感じ、志願いたしました。私は3歳と1歳の子どもがおり、すでに2人とも保育園へ入園していますが、体調不良時などは病児保育や近隣に住む家族にも協力を依頼しているため、急な欠勤等がないように努力いたします。

 

ポイント

プライベートを充実させるために療養型病院への転職を希望する場合、ただ単に「仕事とプライベートを両立させるため」という理由だと、「だったらここ以外でも良いのでは?」と思われてしまいがちです。

そこで、「ここに勤めるために、私はこんな準備をしているほど、この病院へ転職したいです」と伝えることが大切です。

また、志望動機の中に仕事で「なぜ貴院を選ぶのか」を入れておくと良いでしょう。

 

(3)過去にも療養型の経験がある場合の例文

【志望動機例文】
前職では5年間在籍し、特に患者様やそのご家族様とのコミュニケーションを大切にしてきました。担当を指名されることも多い一方、前職では患者様とお話しできる時間が非常に限られていたため、納得できる看護を提供できずに悩みました。貴院では前職に比べて看護師の配置が多い他、看護部長様が看護理念として「コミュニケーション」を上げている点に感銘を受け、ぜひ貴院で働きたいと感じ、志願いたしました。

 

ポイント

他の療養型病院への勤務経験がある場合、療養型病院側としても「療養型についての知識がすでにある、即戦力」として期待します。

よって前職にてどういったスキルを身に付け、転職先でどう生かしたいかをアピールします。

 

8.まとめ

急性期でも様々な看護を学べますが、患者さんにとって急性期病院で過ごす日々は人生の中でもほんの一部です。

そのため筆者は療養型に勤務することで「急性期に起こった麻痺や障害が、日常生活においてどのように影響しているか」、そして「残存する機能を維持することがどれほど大変なことなのか」を学ぶことができると考えます。

療養型は決して楽な職場ではありませんが、やりがいも多く感じる職場です。ぜひあなたも、療養型病院への転職を検討してみませんか。

記事の内容に関しては、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用をお願いいたします。


看護師だった祖母の影響で、気が付いたら看護師を志していました。

看護短大にて看護師資格を取得後、大学病院に1年、2か所の総合病院に7年勤務し、看護師として経験を積んだ他、派遣看護師としてツアーナース、介護施設、訪問入浴、イベントナースなど、様々な仕事を経験しています。

専門は糖尿病で、糖尿病療養指導士の資格も所持しています。

看護師の仕事は大好きですが、今は家庭の事情にて、現場での仕事ではなく、看護師ライターとして活動しています。

勤務した診療科や転職時の経験、派遣看護師として行った仕事など、自分の経験を元に、現場で働く看護師さんへより具体的で、役に立つ情報をお届けします!

看護師としての経歴

保有資格 ・正看護師・糖尿病療養指導士
出身/年齢 ・東京都 /33歳
職務経験 ・総合病院・特別養護老人ホーム・有料老人ホーム
診療科経験 ・脳神経科・循環器科・内分泌科・一般内科・血液内科・腎臓内科
・老年精神科(療養型) ・デイサービス・ツアーナース・イベントナース
・訪問入浴 ・外来(整形外科)・健康診断

看護師転職サイトの口コミ評価

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(公開日:)(編集日::2018年05月22日)

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