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地方にある療養型病院の特徴と入職する際に持っておくべき心構えについて

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療養病院

わたしは看護学校を卒業して初めて入職したところが地方にある療養型の病院でした。

地方の療養型病院のイメージとしてわたしが持っていたのは「急性期のように多くのことを経験する機会は少なく、教育面では乏しそうだけど、全体的に穏やかでホコホコした感じ、雰囲気も良く静かに過ごすことができそう。」ということでした。

そして事務長や師長から受けた説明もそのようなものでした。しかし、いざ入職し、仕事を始めると特質な空間で衝撃を受けるようなことが数多くありました。

病院と個人によって感じ方は様々だと思いますが、他の急性期病院や、中心部の病院から転職されてきた方たちに地方の病院との違いを聞いたところ、わたしも共感できるようなお話を聞くことができたのでここで紹介させていただきたいと思います。

まず、紹介する上で地方の療養型とは、開業されてから50年以上経っており、医師、職員が長い間同じ病院で勤務されていることをここでは言っていきます。

1.地方療養型病院は独自ルールが多い

地方の病院独自のルールが多い

どこの病院でも病院指針や方針、マニュアルがあるのは当たり前なことですが、地方の療養型の特徴として何十年と運営をしていくなかで、培われた経験や長年いる職員の匙加減で物事やルールが決まっていきます。

 

改正・見直しされていない場合が多い

エビデンスや情報が古いまま決まっていくので、方針などが改正、見直しされることなくいってしまっている状態であるときもあります。また、改正を試みても、「ここはここのルールでいく」「この決まり事で何年も問題は起こらなかったからこのままで大丈夫」との声が多く、なかなか改正が進まないこともあります。

 

「前勤めていたところではこうしていました」という言葉は禁忌

長年勤めている方は自分の病院に愛着があり、また、変化を嫌います。はっきりした根拠があっても入職したてで意見してしまうと上司から反感を買ってしまう可能性があります。

ある程度の期間働いてみて、上司の信頼を得つつ、入職した病院の仕事内容を把握したうえで発言や自分なりのやり方、その効果を伝えていった方が意見を受け入れて貰える方法だと思います。

 

地方病院独自のルールを受け入れる

「郷に入っては郷に従え」の言葉通り、その病院へ入職したのなら独自の方針や方法を受け入れて働くことも人間関係や環境を整えることに対してとても大切なことだと思います。上記でも書いた通り、長年その場で培われた経験が詰まっており、その病院の個性にもなっているため受容することも時には重要なことになります。

 

2.療養型病院内の人間関係が複雑すぎる

療養型病院内の人間関係が複雑すぎる

長年同じ病院で働いている職員が多いということはその分その方たちの歴史があり、何らかの出来事やトラブルが数多く起こっています。わたしが勤めている病院では、新卒から40年近く同じ病院で働いている方もいます。

その方たちはここで社会、法律や病院の患者様の様態、経営方針が変化していくことなどを乗り越えており、病院に対する愛情がある一方、職員同士のいざこざを抱えたままそれぞれ仕事をしています。

 

職員同士のいざこざが残っている可能性がある

この方たちを同じ病棟にしたら喧嘩が始まる、いじめが発生する可能性がある、などを考慮した職員配置になっています。そんな中、まだ関係が浅い入職したてだと幸か不幸か、どちらにも転ぶ恐れがあり、それが延々と続くことが考えられます。

 

過去の出来事にはあまり触れない

職員同士がほかの職員のことを何かしら言っている場合があっても、自分が巻き込まれたくないときは、詳しく話を聞かない、聞き出さないことが肝心です。自分の中に言われていた人への先入観が生まれ、態度が変わってしまったり、思いもかけないトラブルが起こってしまったりしてしまう可能性があります。こういう場面でもただ受け入れる、聞き流す姿勢も大切だと思います。

 

噂話を耳にしたとき、事実は1/2の大きさだと考える

病院での職員に対する噂話は尽きることがありません。さらに、それが事実より何倍も盛られて広がり続けます。しかも、そのネタは必ず噂されている人のことが嫌いな人が流し始めるので、良い噂話なんてまず、耳にすることはありません。

その噂話を聞いた本人はかなりのショックを受けてしまいます。そのため、もし噂話を耳にしても真に受けない、気にしない心で接することが大切です。

 

3.療養型の病棟には必ず動かない・働かない職員がいる

どの病棟にも必ず動かない・働かない職員がいる

療養型病院では病態はまあまあ安定している患者様が多いため、仕事内容も比較的ゆっくりで残業もほぼありません。しかし、各病棟に必ず動かない方がいてナースコールも取りません。

その方と一緒の勤務になると嵐が来た時のような忙しさになります。それでも動かない、上司なので口答えもできない、とストレスフルな状態になり、ミスも多くなる傾向にあります。

 

困ったら周りの人に相談する

同じ病棟の人たちは動かない方に対して、みんな同じ気持ちを抱いています。

そのため、相談を持ち掛けると共感してもらい、効率的に仕事をするアドバイスをしてくれたり、手伝ってくれたりします。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。

  1. 地方の病院独自のルールが多い
  2. 病院内の人間関係が複雑すぎる
  3. どの病棟にも必ず動かない・働かない職員がいる

という以上、3つの特徴と、それらに対する心構えを紹介させていただきましたが、療養型病院は患者様と一番近く、長く寄り添えることができる、素晴らしい病院だと思います。

そのことを第一のメリットとして転職を考えて下さればいいなと思います。

そして自分自身の心身を苦しめないよう、健康管理、ストレス発散をしながら、チーム医療に取り組めていけたらと思います。

地方に限らず、療養病院自体のメリット・デメリットなどを知りたい方は是非「療養型病院に転職を考える看護師のメリット・デメリット」の記事も参考にしてみて下さい。

最後までご確認いただきましてありがとうございました。


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趣味は映画鑑賞、英会話、ゲームなどなど沢山あります!大型バイクに乗っていて将来はイギリスへ語学留学する予定です。
まだ1つの病院しか務めていませんが、これからどんどん経験値を増やして更なる進化をしていきます。現在は療養病院に勤めており、医療環境管理士の試験を受けて結果待ちです。


カテゴリー:看護師業務内容の特徴


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この記事を書いた人:もも
(公開日:)(編集日::2017年05月06日)

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