著作者

もも

看護師ライター

もも

( 看護師 )

新卒看護師が療養病棟に就職・転職するメリットとデメリットについて

もも
看護師ライターもも
療養病棟 新卒 看護師

私は新卒で初めて就職したところが療養病棟でした。そこは糖尿病や脳梗塞後遺症の慢性期の方々が入院されていて、病態もある程度安定して急変もあまり起こらない病棟でした。

そこで務めて感じたメリットとデメリットをご紹介させていただきます。微力ながら転職の際の参考になればと思います。

1. 新卒で療養病棟に就職するメリット

療養病棟に就職するメリット

新卒として療養病棟に就職すると以下のようなメリットを得ることができます。しかし、近年中に医療体制が大きく変わる可能性があるので、そのことを踏まえて、調べながらご検討ください。

 

自分の時間が持てる

同期で急性期病棟に勤めている友達からよく耳にするのは、「自分がしたいことをする時間がない。」「職場に行って家で寝ての繰り返し。」とのことです。確かに忙しい病棟では残業が日常になっているほど業務があります。

その点、差はありますが、療養病棟では比較的時間に余裕を持って業務ができ、家に帰って好きなことを学ぶ時間を確保できる時もあります。私も興味を持ったことに挑戦していき、たくさんの経験をすることができました。

 

基礎を築くことができる

療養病棟では専門的な知識や技術よりも、採血などの基礎中の基礎ともいえる手技だけを積んでいけます。

将来就きたい専門分野があれば、療養病棟で築いたベースをもとに専門の知識を自分で学習していれば転職の時に専門のことだけを重点的に学ぶことができるので、スムーズに業務に慣れることができると思います。

 

患者様とゆっくりした時間を過ごせる

私が病院見学をさせていただいたなかで急性期病院の看護部長の方に言われたのは「ここではスケジュールに沿って患者様を看護していって期間を過ぎたら他の長期療養の病院に転院してもらうから患者様に寄り添って過ごすのは難しいね」とのことでした。

 

患者に寄り添ってゆっくりとした時間を過ごしたい看護師におすすめ

自分にはテキパキと次々に新しい患者様の対応をするよりも、患者様が歩くのを付き添ったり、散歩をしたりとゆっくりした時間を過ごしたいなと思いました。

人それぞれの働くスタイルだと思いますが、療養病棟では患者様とゆっくりした時間が過ごせます。

 

患者様の最期を見守ることが出来る

療養病棟では慢性期で病態の安定している方々が入院されています。それは言い換えると病態落ち着いてはいるが、慢性病のため徐々に最期に向かっているということです。

そのなかで患者様たちは日常の生活とリハビリの繰り返しを過ごされています。

時には「早く解放されたい。」「いつまでこの生活が続くのかな。」とよく口にしている患者様もいます。そういった患者様をどうやって元気づけるか、少しでも明るい気持ちになっていただけるかを考えることができます。そのときに患者様の笑顔を見られたり、「また明日ね」と言ってくださるととてもうれしい気持ちになり、やりがいを感じます。

 

感謝の気持ちを持って見送ることが出来る

残念ながら最期を迎えた時は、自分の看護はこれでよかったのかという気持ちになることもあります。

そんな時に患者様と過ごせた期間が長いほど付き添えたことや、最期を見守ることができたことで「お疲れ様でした。長い間、ありがとう。」という気持ちでお身体を綺麗にしてご家族のもとに帰るのを見送ることができる気がします。

 

2. 新卒で療養病棟に就職するデメリット

療養病棟に就職するデメリット

療養病棟では比較的仕事量が少ないことから、時間に余裕を持って働くことができる等といったメリットがありますが、その分デメリットも生まれてしまいます。

 

給料が少ない

これは病院によって激しく変わると思いますが、療養型の病院は急性期などと比べると明らかに少ないです。仕事量が少ないほうだからということもありますが、私の勤めているところは友達に金額を言うと驚かれるほど少ないです。

 

人間関係が悪い

これも病院で差はありますが、私の職場では職員の悪口や噂話などを仕事中ずっと喋っている人がいます。理由として仕事量が少ないから長話をする余裕があるためなのではないかと思われます。

ほかの病院に勤めている友達からは職場はサバサバしていて、仕事に追われているという声がたくさん聞かれるので、これも療養病棟の特徴だと思われます。

 

考えが古く、なかなか改正できない

長い歴史を持つ地域にある療養病棟ではそこで長年勤めていて、そこしか知らない、または昔の看護しか知らないという閉鎖的な看護になりがちな傾向にあります。

 

変化を嫌う傾向にある

実際に感染委員長になった際に、何度かマニュアルを改正しようとしましたが、流されたことが何度もあります。また、病院全体が新しいやり方や、他の病院のやり方を取り入れるということを好まない雰囲気になってしまっています。
 

まとめ

上記にメリット・デメリットを書いていきましたが、病院よって大きく違います。

個人の働くスタイルもそれぞれだと思いますが、療養病棟は患者様とゆっくりとした時間を過ごしたい、自分の時間も確保したい方にお勧めします。また、近年で医療体制は大きく変わり、療養病棟も変化が出てくると思われます。

これらに注意しながら、病院を吟味して自分にあった職場が見つかることを願っております。


看護師求人サイト口コミ

  ‣看護のお仕事
 【全国対応】【お祝い金最大12万円】
  ‣マイナビ看護師
 【全国対応】【担当者質高】
  ‣ナース人材バンク
 【全国対応】【求人数高】
4位   ‣ナースフル
 【全国対応】【コンサル高】
5位   ‣MCナースネット
 【全国対応】【派遣・単発】

現役看護師の口コミを元に、看護師求人サイトをランキングしています。口コミには個人差がありますので、登録しながら比較することが、転職成功への近道となります。

口コミランキング

この記事を書いた人

趣味は映画鑑賞、英会話、ゲームなどなど沢山あります!大型バイクに乗っていて将来はイギリスへ語学留学する予定です。
まだ1つの病院しか務めていませんが、これからどんどん経験値を増やして更なる進化をしていきます。現在は療養病院に勤めており、医療環境管理士の試験を受けて結果待ちです。


カテゴリー:看護師の実情

→ このブログへメッセージを書く


→ 看護師ブログ一覧へ → 看護師ライター一覧へ


この記事を書いた人:もも
(公開日:)(編集日::2017年05月06日)

運営:「看護師転職ジョブ」当掲載の記事・写真等の無断複製・転載を禁じます。

応援メッセージまたは記事へのコメント

メールアドレスが公開されることはありません。