生殖医療センターで働く看護師の仕事内容について

生殖医療センター 看護師 仕事内容

生殖医療センターでは一般の病院とは違い、患者さん本人、パートナーと一緒に不妊治療の検査や実際の治療をおこなっていきます。患者さん本人にとってもパートナーにとってもとても、デリケートな内容なため、私たち看護師がそれぞれの患者さんの現在の生活、経済状況、仕事や家族についての訴えを聞き、それぞれの患者さんが納得して治療を、自己決定していただけるようにすることが重要になります。

また生命の誕生の最前線に関わるため、赤ちゃんの心拍が確認できたときの感動はとても大きいです。そんな生殖医療センターで働くことを考えている看護師の方へ生殖医療センターの仕事内容についてご紹介します。

 

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1.生殖医療センターの看護師の役割

生殖医療センターで働く看護師の仕事内容

生殖医療センターに訪れた最初の段階では、採血により、ホルモンの分泌量や間接的に排卵の影響をうけるホルモンが上昇していないか、感染症はないかなどの血液検査をおこないます。

その後、月経周期と排卵周期を考慮して、造影剤を卵管に通して、卵子の通り道が詰まっていないか通過検査をします。この造影剤の検査で痛みを訴える方もおり、普段は歩いて検査へいくのですが、車椅子を用意しておくこともあります。

 

デリケート不妊治療に寄り添う看護ケア

生殖医療センターには、基礎体温表をつけてきてくださる患者さんや、タイミング法を行っている患者さん、ホルモン補充療法などさまざまな患者さんが見えます。医師と相談したあとに、注射や処方をするときに、私たち看護師が少しだけお話しをする機会があります。

 

医者と患者の架け橋になる

不妊治療を受ける患者さんの中には、医者には言いにくいことなど、私たち看護師には、ほろりと話す方もいらっしゃいます。そこから先生に相談して治療方針を決めていくこともあるため、患者さんの気持ちを聞くことが大切な役割です。

 

治療結果に患者さんと一喜一憂

人工授精をされている方には、妊娠ホルモンが上昇しているかしていないかで妊娠しているかを判断します。結果が出るまでの間、バックヤードの看護師もはらはらです。結果用紙をみて、ガッツポーズしたり、今回は残念だったねと、スタッフも一喜一憂。患者さんと気持ちは一つです。人工授精はだいたい6回までおこなって結果が出ない場合は体外受精へ変更される方が多いです。しかし、医療費が高額になることもあり、次のステップへ進むかもう一度今の治療を続けるか、しばらくお休みするかなど、患者さんとパートナーさんの気持ちや状況をしっかり受け止め治療方針を患者さん本人に決めていただくようにしています。

 

卵子摘出術の介助

自然妊娠が難しく、体外受精を行う場合は、手術で意図的に卵子を摘出します。手術の際に、パートナーさんと一緒にきていただくか、もしくはご本人さんのみで、パートナーさんの検体をお預かりします。初めての患者さんはとても緊張されていますので、手術前はどのような流れで行っていくのかを、前室で説明し、点滴ルート確保や着替えをしてもらうときに、体調を伺ったり、気にかける言葉をかけて緊張をほぐしたりもします。ほとんどは静脈麻酔で行われるため、患者さんへの痛みや苦痛はほとんどありません。手術室に入室してから約15〜30分程度終わります。麻酔が切れるまでは前室で休んでいただき、午前中には帰宅となります。

 

体外受精卵を子宮に戻す時は上手くいくように願うばかり

手術室の診察台で画像を見ながらおこないます。医者がが体外受精させた受精卵の状態を説明してから受精卵を子宮に戻します。ちゃんと成長した受精卵への患者さんの思いはひとしおです。私たち看護師も、画像を指差しながら、今、受精卵がもどりましたよ!とタイミングを知らせます。このときばかりは、うまくいきますようにと先生も看護師も患者さんと一緒に願うばかりです。

 

無事に着床すれば生殖医療センターは卒業!

受精卵を子宮に戻した後は、エコーで子宮の様子受精卵の様子を確認します。赤ちゃんの心拍が確認でいると患者さんとの間にあるカーテンを少し開けて、見える患者さんの笑顔に私たちも思わず笑顔になります。心拍確認後は生殖医療センターを卒業し産科での定期検診へ移行していきます。

 

2.生殖医療センターで働く看護師のやりがいと負担

生殖医療センターで働く看護師のやりがいと負担

私は、生殖医療センターで働くようになり、同じ女性として自分自身の月経周期や排卵周期などの状態にも気にかけるようになりました。基礎体温をつけていると、患者さんへの説明も具体的にできること、共通の話題で盛り上がり、信頼関係を築けることは生殖医療センターで働く看護師ならではのやりがいです。

 

うつ傾向になる患者さんをどう支えるべきか・・・

不妊治療は行ったからといって、必ずしも成功するというわけではないため、時間がかかること、費用が高額になることからも、患者さんへのストレスは大きのです。そのため、とても頑張り屋さんな患者さんほど、不妊治療にも頑張らなくちゃ!っと、パートナーや医療者にも本音が話せず、うつ傾向になってしまう方もいます。気丈に振る舞う姿に気がつけなかったときは、あのとき、もうすこし話を聞いていればよかったと思うことがありました。

 

まとめ

生殖医療センターでは、患者さんの気持ちを尊重しながら、検査や治療方針を、患者さん本人に自己決定してもらうことがとても大切です。私たち看護師も女性として共感できることが多いため、自分のこととしても考え、患者さんと一緒に検査や治療を考えケアしていくことができることが醍醐味でもあります。

 

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はたらきナース

監修者

亀岡さくみ看護師
監修 亀岡さくみ看護師
  • 2011年3月:日本赤十字看護学校卒業
  • 2011年3月:看護師免許取得
  • 2011年4月:日本赤十字医療センター入社(3年間勤務)
  • 2015年3月:株式会社peko勤務
  • 2015年4月:はたらきナース監修

現在は、今までの経験を活かし「はたらきナース」を執筆・監修を行っています。

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