著作者

しゅう

執筆:看護師

しゅう

( 保健師 )

二次救急医療病院へ看護師転職する場合、私が3つ確認したこと

公開:、更新:2018年09月14日

二次救急医療病院では、現在でも「システムが整っていない」「システムの導入途中」の施設もある等、体制は様々です。

そのため、二次救急医療病院の求人を探す際には、「どのような地域にあるのか」「病院のシステムや方針はどのようなものか」「教育には力を入れているのか」等を確認することが必要です。

このページでは、二次救急医療病院への転職を検討している看護師に向けて、求人を見つける際に確認しておいてほしいことを解説していきます。

転職で失敗しないために、ぜひ参考にしてみてください。

1.その病院がある地域に三次救急医療病院はあるか確認する

三次救急医療病院があるか確認する看護師

二次救急医療病院と三次救急医療病院の数は以下の通りです。(平成24年)

二次救急医療病院 3,259ヶ所
三次救急医療病院 249ヶ所

二次救急医療病院は、どの地域にも設立されており上記の表から三次救急医療病院に比べて数が多いことが分かります。

二次救急医療病院の看護師求人を探す際に、なぜ「二次救急医療病院がある地域に三次救急医療病院があるか確認する」ということが必要であるか、理由を説明していきます。

 

看護師は重篤な患者への対応が必要

二次救急医療病院は、当然均等に分布され設立しているわけではなく、近くに三次救急病院がない施設もあるため患者が重篤な状態になった時に、ある程度看護師が対応することが必要です。

二次救急医療病院自体が救急医療体制の整っていない状態で、救急患者を対応しなければならないとなると、スタッフの体制も十分ではないため、とても大変な業務をこなすことになります。

 

看護師にとっては大変なプレッシャーやストレスとなる

二次救急医療病院は、緊急の場合が多いため看護師として救急の知識があっても「普段実践していない」「慣れていない」等の場合は、連携もうまく取れず処置に時間がかかります

結果として、看護師は多忙な状態となり「迅速な判断」「正確な処置」を行わなければならないことが大きなプレッシャーやストレスとなる場合もあるでしょう。

 

注意点!

ポイント

二次救急医療病院では、約70%の病院で1人の医師が救急の担当をしている状態であり、地域に三次救急医療病院が無いと本来三次救急医療病院で対応すべき患者を対応しなければならないため、医師・看護師共に手一杯になる場合もあるということを覚えておきましょう。

 

2.救急患者を多く受け入れているかどうかを確認する

業務が多忙な二次救急医療病院の看護師

二次救急病院でも施設によっては、救急車による搬送される救急患者を多く受け入れる病院と少ない病院があるというデータが出ています(厚生労働省)。

救急患者を多く受け入れる病院・少ない病院は、それぞれ業務の多忙さが異なるということについて見ていきましょう。

 

救急患者が多いと業務が多忙となる

同じ二次救急病院でも救急に対応できる施設とできない施設があるため、付近の二次救急医療病院が救急に対応できない施設の場合は、対応できる施設が多く受け入れざるを得ないということになります。

そのため、救急で患者が搬送されてくると看護師の業務はとても多忙になります。

 

外来・病棟も時間外勤務が多くなる

外来勤務・病棟勤務の場合、普段の業務に加えて救急の患者への処置が業務に加わります。

記録が終わったら業務が終わるという時や夜勤で今から仮眠を取りに行く時に、救急患者が搬送されてきて、「時間外勤務をすることになった」「休憩が取れなかった」等の経験をした看護師はたくさんいるでしょう。

 

他科の患者をみなければならないことも多い

私は、看護師経験3年目で消化器内科病棟の夜勤帯業務をしている時に救急患者が搬送されてきて、その患者の入院が必要となったことがありました。

その患者は、本来循環器科でしたが他の病棟は満床であったため、消化器病棟に入院することになり、他科の患者を受け持つと「戸惑う事が多い」「患者を把握するにも時間がかかる」等、業務がスムーズに回らないこともありました。

 

注意点!

ポイント

どんな患者であっても救急患者を受け入れてしまう病院は、業務が多忙となることを把握しておきましょう。

 

3.看護師の教育にはどれくらい力を入れているかを確認する

小規模の二次救急医療病院に注意する看護師

二次救急医療病院は、施設によって規模にばらつきがあるため、看護師の教育の加減も異なります。

どのような病院に気をつけるべきか、以下で確認していきましょう。

 

新人教育体制が整っていない病院・小規模の病院に注意する

「新人教育体制が整っていない病院」と「小規模の病院」の教育制度への注意点は、以下の通りです。

新人教育体制が整っていない病院 ・経験のある中途採用者への教育はない
小規模の病院 ・看護師の教育体制に力を入れていくのは難しい
(組織の人数が少ないため)
(日々の業務に重点が置かれるため)

 

補足説明!

ポイント

「ただ業務をこなしたい」「研究や研修に参加するのは正直面倒くさい」と思っている看護師にとっては業務に集中できるため、教育体制の無いほうが良い場合もあるでしょう。

 

スキルアップしたいなら教育体制が整っている病院を選ぶ

将来を見据えてスキルアップを考えている看護師は、教育体制が整っている病院を選ぶことが必要です。

二次救急医療病院であっても、「クリニカルラダーを取り入れて段階的に実践能力の向上ができる」「看護研究を部署毎に行い、院内で研究発表をしている」等の施設は多くあります。

 

ポイント!

ポイント

教育体制が整っている病院は、中途で入職した看護師にも経験年数を考慮した上で他のスタッフと同様に教育体制が整っており、部署の教育担当者がいる場合もあるため、仕事にも慣れやすいでしょう。

 

4.まとめ

二次救急医療病院の求人を探す際には、自分が働きたい環境や将来の自分について考えた上で行動に移すことが非常に大切です。

二次救急医療病院への転職を検討している看護師は、是非参考にしてみて下さい。


(編集・構成・管理者:亀岡さくみ

32歳/正看護師、保健師。総合病院で3年間勤務した後、企業の健康診断の短期アルバイトを数回体験。その後は総合病院の透析センターで6年間勤務し、2人目の出産を機に退職。

看護師としての経歴

保有資格 ・正看護師・保健師・糖尿病療養指導士
年齢 ・32歳
職務経験 ・総合病院
診療科経験 ・消化器内科・透析 ・健康診断

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