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自己啓発等休業制度がある病院とは?求人を探す3つの方法

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自己啓発等休業制度がある病院とは

自己啓発等休業制度とは、大学院などの修学や国際貢献などのある一定の目的・期間であれば、退職をしなくても休職したまま活動できる仕組みのことで、国家公務員などが利用できる制度です。

自己啓発等休業制度を利用できる看護師は、修学後に戻る職場を確保しつつ、自己成長のための修学や活動を心置きなく行うことができます

ここでは、「将来、大学院に進みたい」「国際貢献活動に参加したい」等の看護師に、自己啓発等休業制度がある病院を探す3つの方法についてご紹介します。

1.自己啓発等休業制度がある病院とは

国家公務員として働く常勤の看護師

自己啓発等休業制度が利用できる病院は、「国立病院機構の病院」「地方自治体が設立した県立・市立病院」「大学付属病院」等です。

自己啓発等休業制度が利用できる病院について、詳しく見ていきましょう。

 

国家公務員として働く常勤の看護師

自己啓発等休業制度とは、平成19年に制定された「国家公務員の自己啓発休業に関する法律」に沿って導入・活用されている制度のことです。

そのため、国家公務員として働く常勤の看護師であれば、この制度を利用することが可能です。

 

自己啓発等休業制度は地方公務員や教員等も利用可能

自己啓発等休業制度は、各地方自治体が独自に定めた法律があり、地方公務員や教員なども利用可能となっており、国立・県立だけでなく私学の医学部附属病院も同様の制度が使えるところもあります。

自己啓発等休業制度が地方公務員なども利用可能となっている理由としては、公務員である教員に準じた制度をとっている私学が多いためです。

 

民間病院でも似たような制度あり

自己啓発等休業制度に似た制度がある民間病院もあり、「大学院への修学」については自己啓発等休業制度と同様に、身分保障をしている場合が多いです。

民間病院の場合、専門看護師を含めた高度実践看護師になるにあたって、大学院へ進学しなければならないため、CNSやNPになる目的で大学院に進学した者に限って、自己啓発等休業制度と同様に数年間の休学を認めている病院もあります。

 

実際に自己啓発等休業制度を利用した体験談

私は民間病院に勤めていましたが、大学院に進学した折には2年間の休職と奨学金貸与があり、アルバイトも可能でした。

大学院の進学するにあたり、自己啓発等休業制度に似た制度を利用したことで安心して修学できました。

 

2.自己啓発等休業制度利用前の確認事項

自己啓発等休業制度が利用できるか確認する看護師

実際に自己啓発等休業制度を利用する前には、どのような確認が必要なのでしょうか。

以下で見ていきましょう。

 

自分が対象になるかどうか

修学や国際貢献活動のために休学することを認めてくれるのは、職場であるため「自分がやりたい活動や就学が自己啓発等休業制度の対象になるかどうか」は大切な確認項目です。

さらに、「常勤者であること」「就業して数年経過していること」等をクリアしていなければ自己啓発等休業制度の対象になりません。

 

注意点!

ポイント

国際貢献活動は、青年海外協力隊など活動内容と実績が明確でなければ、自己啓発活動であると認めてもらえない場合もあるので注意が必要です。

 

利用できる期間

自己啓発等休業制度の多くは、「修学の場合2年」「国際貢献活動の場合3年」と設定されていますが、修学や国際活動ために「自己啓発等休業制度を利用できる期間」「延長可能かどうか」を確認することも大切です。

修学の場合は、手続きを踏めば自己啓発等休業制度を1年延長することが認められています。

 

目的未達成の場合は取り消しになる場合もある

大学進学に自己啓発等休業制度が利用できるのは、4年間全てではなく制度を利用する目的が達成できていない場合には、取り消しになることもあるため職場にこまめに報告することも必要です。

 

給与やアルバイトについて

「国家公務員の自己啓発休業に関する法律」で定められている内容は、あくまでも休職であり手当を含む給与は支払われないため、生活を維持するためのアルバイトなどは事前に届け出ることで認められます

奨学金をもらうことも可能ですが、アルバイトをする・奨学金を利用する際には、事前に上司などに相談することが大切です。

 

事前に相談することで情報が得られる

私も大学院への進学が決まった際には、「身分保障があること」「奨学金制度」「アルバイト可」等の情報は何も知りませんでした。

「大学院に進みたい」ということだけを明言して合格の報告した結果、「お金は大丈夫なのか?」といった言葉をかけて頂き、道がどんどん開けました。

「秘密にしない」「事前に相談する」等が、周囲の人を動かすことにつながります。

 

休業年数が給与等に与える影響

2年間職場を開けるということは、休業していた数年間分だけ賞与や退職金・昇給などに少なからず影響を与えることがあるため、細かなことは必ず制度を利用する際に、説明用紙に書かれている規定を確認しましょう。

 

補足説明!

ポイント

「気持ちよく送り出してくれた」「活動した後も帰る場所があり自分の能力を発揮できる場所がある」ということだけでも恵まれた環境にいると言えるでしょう。

 

3.自己啓発等休業制度がある病院の看護師求人を探す3つの方法

自己啓発等休業制度がある病院の看護師求人を探す看護師

自己啓発等休業制度がある病院の看護師求人は、どのように探す事で見つかりやすくなるのでしょうか。

以下で3つの方法について確認していきましょう。

 

国家公務員看護師として働ける病院を探す

自己啓発等休業制度を将来利用したい場合には、「国立病院機構病院」「地方自治体病院」等に就職して国家・地方公務員になることが確実な道です。

 

ポイント!

ポイント

国立病院機構病院や県立・私立等の病院は、病院のホームページで「看護師募集」の案内があるため、募集要項を確認しましょう。

 

インターネットで検索する

国立病院機構病院以外では、「どの自治体が自己啓発等休業制度を活用しているか」は、インターネットで「自己啓発等休業制度 看護師」で検索すると、その制度を利用した看護師の声などを見ることもできます。

 

補足説明!

ポイント

「自己啓発等休業制度 看護師」のキーワードで検索することによって、医学部附属病院や民間病院の修学に関する「休業制度」の情報も確認することができます。

 

看護師転職サイトを利用する

「将来、大学院に進学し資格を取りたい」「海外における看護や災害支援を学んで地域に貢献したい」等の希望がある場合には、看護師転職サイトに登録して自己啓発等休業制度がある病院の看護師求人を見つけることも1つの方法です。

看護師転職サイトを利用する場合は、将来のビジョンを相談員に伝えて希望する病院が「どのような待遇で自分を迎えてくれるか」を確認しましょう。

特に、「大学院に進んで高度実践看護師になる」と決めている場合、研修支援制度を利用できる病院は意外とあります。

 

自分では聞きにくいことを転職サイトに確認してもらう

「この病院の募集要項には、自己啓発等休業制度はなさそう」と確認せずに諦めてしまうのではなく、働きぶりによっては自己啓発等休業制度を取り入れてくれることも可能なことです。

そのため、「自分では聞けないことを確認してもらう」ことが利点である転職サイトを最大限に活用しましょう。

 

ポイント!

ポイント

看護師として数年間常勤で勤めた後、「その病院にある休業制度を利用できるか」等、転職サイトを通して確認することで転職後のトラブルを未然に防ぐことにつながります。

 

4.まとめ

自己啓発等休業制度が利用できる病院は、「国立病院機構病院」「地方公共団体が設置した病院」「医学部附属病院」等があります。

自己啓発等休業制度を利用するためには、

  • 自分がその制度を利用できる対象であるか
  • 利用できる期間はいつまでか
  • 休業中の収入として奨学金やアルバイトが利用可能できるのか
  • 制度を利用したことで起きる給与・身分などへの影響はどうか

等の確認が大切です。

自己啓発等休業制度がある病院を探している看護師は、是非参考にしてみて下さい。

最後までご確認いただきましてありがとうございました。


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看護師をして20年以上になります。外来・病棟・検査室・クリニックなど、いろいろな場所での業務を経験しました。
ですが、一時は看護師をやめようと思ったほど、心身共に追い詰められた時期もあります。現在は、看護師も続けつつ、ライターやカウンセラーとしても活動しています。
今までの経験を生かして、いろいろな体験談も書いていこうと思っています。よろしくお願いします。


カテゴリー:看護師キャリアアップ


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この記事を書いた人:ラビウサ
(公開日:)(編集日::2017年09月03日)

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