著作者

sun&sky

現役看護師

sun&sky

( 看護師 )

看護師が自分自身に自信を持ち自己効力感を高めるために

sun&sky
現役看護師sun&sky
看護師 自己効力感 高める

看護師として働くみなさんは、自分自身に自信を持って仕事をしていますか。

日本人は謙遜する傾向にあり、自分の実力を低く見積もってしまう事が多いですが、あまりにも自分に自信がなかったり、自分を否定する言動が多かったりすると、それは仕事を続けるうえでいいことではありません。

ここでは、自己効力感を高めるために出来ることと題し、看護師が自信を持って働けるようにする工夫をご紹介します。

1.そもそも自己効力感とは

そもそも自己効力感とは
自己効力感と聞くと、なんだか難しく考えがちですが、これは実はとても例えるのが簡単なことなのです。

ナルシストと聞いたり言われたりすることは、なんだか嫌な印象がありますが、実は人間の行動学においてとても自分自身を高めるためには大切なことなのです。

 

自分の行為が周囲の要請に対応しているという確信

辞書では、この自己効力感について「自分がある状況において必要な行動をうまく遂行できるかという可能性の認知」と書かれています。

つまり自分が行う行為が、周囲からの要請にきちんと対応しているという確信ということになります。

 

さらに噛み砕くと・・・

さらにさらにかみ砕くと、自己に対する信頼感や有能性のことを言います。

「私、やれそう!!」

「今、自分調子いいね!」

と感じること、それが自己効力感ということです。

 

ポイント!

ポイント

こういった意味では、自分が魅力的だと自分に自信を持っているナルシストの方は、ある意味で自己効力感が強いという解釈もできるというわけです。

 

2.看護師が自己効力感を高める必要性

看護師が自己効力感を高める必要性

自己効力感の高さが及ぼす影響を考えてみると、自己効力感が上昇することによって、看護師は新たな課題や困難に対して自ら目標を設定し努力を惜しまずその課題に対して積極的に取り組むことができるようになります。

 

看護師がキャリアアップを目指す上では大前提

日々の看護業務から自己効力感が上昇することは今後の看護師としてのキャリアにもポジティブな影響が考えられます。

さらに、専門性を求められ、厳しい仕事と評価される看護師は、自己効力感を高めつつキャリアアップを図っていくことで仕事へのモチベーションを高めることも期待でき、結果的に仕事を長く続けられることにも繋がるでしょう。

 

3.自己効力感が低い可能性のある看護師の特徴

自己効力感が低い可能性のある看護師の特徴

以下のような特徴を持つ看護師は自己効力感が低い可能性があります。

 

不安なことや怒られることから逃げる新人看護師

新人時代に、とにかくわからなくても、不安があっても、怒られても自ら積極的に処置介助や見学に来る新人看護師は、一人立ちするまでも期間が短く、成長のスピードが早いのですが、自己効力感が低い新人看護師は自分が不安な出来事から自ら逃げてしまうため、何かとチャンスを逃してしまい成長していくことができません。

 

注意点!

ポイント

今はベテランでなんでもこなしてしまう看護師も、新人時代は誰もが初めての処置や場面に遭遇し、何度も反省と振り返りを経て現在に至っているのです。そのことを棚に上げて逃げ続けるようでは、いつまでたっても成長する機会は得られません。

 

注意されるとマイナスの感情しか見出せない看護師

看護師は、たとえ経験が沢山あっても、医師や他の看護師などから注意を受ける機会は沢山あります。そして、注意されるということは、成長の見込みがまだまだあるという証なのです。

しかし、自己効力感の低い看護師は何か注意を受けると「やっぱり私は駄目だった」だとか、「自分は仕事ができない」というマイナスの感情しか見出すことしかできません。

これでは、今後も仕事へのモチベーションが下がり、良い結果に繋がりにくくなってしまいます。

 

4.看護師が自己効力感を高めるには

看護師が自己効力感を高めるには

自己効力感を高めていく過程には次のような経験が求められます。

  • 達成経験
  • 代理体験
  • 社会的説得(周囲から認められることや励まし)

それぞれ、どのようにしてこの経験を得ていくのか、看護師の事例などを用いながら解説していきます。

 

(1)達成体験を得る

例えば、初めての夜勤で、急変が自分の担当患者で起こり、初めて緊急コールを医師にかけ、報告し、その後に心肺蘇生法に入った緊迫した場面に出くわしたとします。

一通りの処置が終わり、記録を残し無事就業し帰宅します。「今日の夜勤はバタバタだったな」と感じる一方で、学びにつながる経験をしたことを実感するでしょう。

そして、二回目の夜勤中にまた同じ状況が起こった際には、前回よりも自分が担える仕事が増えているはずです。

 

ポイント!

ポイント

このような達成経験を何度か繰り返すと、自身の中に「急変はもう何回も当たっているから大丈夫だ」という自信が芽生え、自己効力感の向上に繋がっていくのです。

 

(2)代理体験を得る

これは看護師であれば同期を想像すると分かりやすいでしょう。

同期の子が、急変に冷静に対応し、問題なくその業務が遂行できたことを実際に見ていると、何となく同期のあの子もできたのだから、自分もきっとやれるだろうとなんとなく根拠のない自信が持てることがあります。

これが代理体験となります。

 

(3)社会的説得(周囲から認められることや励まし)を得る

どんな業種でもその専門的な部署について年数がたってくると、徐々に自分自身に任せてもらえる仕事が増えてくるものです。また、自分自身が手掛ける業務でなくても、行き詰っている後輩などを見かねて自分が仰いだ指示が、上司から評価されるようになることもあるでしょう。

 

周囲から認められたことを自覚する

いつの間にか、指示を受けて行動していた自分が、次第に指示を出すべき人間に変化していくことは、自分の成長を実感できる場面でもありますが、それ以上に周囲から認めてもらえていることの証拠なのです。

これが自覚できた時、また一段階、自己効力感が上昇したといえます。

 

まとめ

現在、この自己効力感がもたらす影響においては看護職に限らずどの企業・学校でも注目されており、その研究も幅が広がってきているのは事実です。人間の行動学の根拠を糧としてそれをポジティブ要素につなげることで、私たち看護師のケアの質が向上していくことは医療の分野においてとても喜ばしい出来事なはずです。

私たち看護師は、機械化できない対人業務をとても多く担う役割があります。自己効力感を高めることは、自己の技術を高め看護の質を向上させることにつながる為、どんなに長くキャリアをつんでいっても決して忘れてはいけないものなのです。


看護師転職サイトの口コミ評価

1位  ‣看護のお仕事
 【全国対応】【求人12万件以上】
 →看護のお仕事口コミへ
2位   ‣ナースではたらこ
 【全国対応】【担当質高・求人数高】
 →ナースではたらこの口コミへ
3位   ‣マイナビ看護師
 【全国対応】【担当者質高】
 →マイナビ看護師の口コミへ
4位   ‣ナース人材バンク
 【全国対応】【求人数高】
 →ナース人材バンク口コミへ
5位   ‣ナースフル
 【全国対応】【コンサル高】
 →ナースフル口コミへ

現役看護師の口コミを元に、看護師求人サイトをランキングしています。口コミには個人差がありますので、登録しながら比較することが、転職成功への近道となります。

口コミランキング

【Pick up!注目の記事】



二人の男の子の育児真っ最中の現役看護師です。小さな頃に見たテレビドラマの看護こんにちは。師に憧れ、看護の道に進みました。
総合病院の循環器・内分泌を含む総合内科、救急外来、小児科、整形外科の勤務を経て、現在は特別養護老人ホームの施設看護師として働いています。看護職は現在活躍場所が幅広くあり、働き方もある程度選択できるとても良い職業です。
病院勤務と施設勤務の違いや、子育てしながら働くことなど、私が経験した中でなにか役立てる情報がひとつでもあればと思っています。みなさん、よろしくお願いいたします。

記事の内容に関しては、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用をお願いいたします。
カテゴリー:看護師の実情

(公開日:)(編集日::2018年04月23日)

関連記事

応援メッセージまたは記事へのコメント

メールアドレスが公開されることはありません。