著作者

齋藤

正看護師

齋藤

( 現役看護師)

サービス付き高齢者住宅へ転職する看護師が知るべきポイント

齋藤
正看護師 齋藤

サービス付き高齢者住宅は、直接的な医療行為が少なく、日勤のみの仕事であることからブランクのある看護師にも人気が高いです。

サービス付き高齢者住宅の入居者は、看護師に対して医療的な知識やスキルを求めているため知識が少ない状態での転職は難しいですが、少しでも医療的な知識があれば活躍できる職場と言えるでしょう。

ここでは、サービス付き高齢者向け住宅についてと看護師転職のポイントについてご紹介します。

1.サービス付き高齢者向け住宅ってどんなところ?

サービス付き高齢者向け住宅に入居する高齢者

サービス付き高齢者向け住宅とは、同じ高齢者を相手にする「介護老人保健施設」「特別養護老人ホーム」「有料老人ホーム」等とは異なった特徴があります。

それでは、サービス付き高齢者向け住宅がどのようなところであるかご紹介します。

 

介護を必要としない高齢者が入居する場所

サービス付き高齢者向け住宅とは、民間の事業所が運営している介護施設で基本的に居住者は健康であり、「ほとんど介護を必要としない高齢者が入居する」ということが大きな特徴です。

サービス付き高齢者向け住宅で受けるサービスには、入居者の安否確認や生活相談が大半を占めます。

 

サービス付き高齢者向け住宅では外出が自由

サービス付き高齢者向け住宅では、他の介護施設と異なり施設外への出入りが自由となるため、「かかりつけの病院へ通院」「習い事に出かける」「デパートでお買い物をする」等も自由にできます。

イメージとしては、マンションやアパートの全部屋に高齢者が住んでいて、看護師や介護士がサポートとしてついているというイメージです。

 

サービス付き高齢者向け住宅の種類は様々

近年、サービス付き高齢者向け住宅も進化していて、

  • 介護を必要とするような人を受け入れているところ
  • コンシェルジュがついているところ
  • 共用スペースとしてカラオケやマージャン卓などを備えているところ

等、種類はいろいろとあります。

 

2.サービス付き高齢者住宅で働く看護師の仕事内容

サービス付き高齢者向け住宅で働く看護師

サービス付き高齢者住宅では、「ナースステーションがなく事務所で他のスタッフと一緒に待機するということが多い」「看護師の常勤が少ない」等が特徴です。

ここでは、サービス付き高齢者向け住宅で働く看護師の仕事内容について見ていきましょう。

 

安否確認と相談業務の実施

サービス付き高齢者向け住宅での仕事の内容は、その場所によって大きく異なりますが、安否確認と相談業務はほとんどの施設で実施されています。

それぞれについての詳しい説明は、以下の通りです。

 

安否確認の実施

安否確認は、病院で行っていた巡視と同様に入居者の部屋に訪室して変わりがないか確認をします。

サービス付き高齢者向け住宅は、病院や他の介護施設と異なり基本的に元気な高齢者が入居するため「安否確認は1日1回で良い」というところもある等、安否確認の頻度は多くありません。

 

相談業務の実施

相談業務では、健康相談や自分の今後に関わる相談はもちろんのこと、人生に対しての悩みや住宅内での人間関係など幅広い悩みの相談に乗ります。

 

訪問看護のような仕事や医療処置を行うこともある

認知症を患っていても入居できるサービス付き高齢者向け住宅であれば、

  • かかりつけの病院の受診の付き添い
  • 買い物のサポート
  • 清掃の代行

等、訪問看護や訪問介護に似た仕事を請け負うことや医療処置を行う場合もあります。

 

ポイント!

ポイント

サービス付き高齢者向け住宅で働く看護師の仕事として、清掃業務に携わって入居者の感染症予防に関わることや服薬管理に関わることもあります。

 

夜間対応をする

サービス付き高齢者向け住宅の夜間対応は、「夜間は一切誰もおらず、入居者だけで生活をしてもらう」「誰か1人だけ事務所に常駐して入居者に困ったことがあった時に対応する」の2パターンあります。

夜間常駐するスタッフのほとんどは、ケアマネジャーや介護士となり、看護師が夜間常駐するということはほとんどありません

 

身体的な介助を行うことはほとんどない

サービス付き高齢者向け住宅の入居者は、ほとんどが身の回りのことが全て介助なく自分でできるため、排せつのケアやおむつ交換、入浴介助などを行うことはほとんどありません。

 

3.サービス付き高齢者住宅で働く看護師に必要なスキル

高齢者の対応をするサービス付き高齢者向け住宅で働く看護師

サービス付き高齢者向け住宅で働く看護師が必要なスキルには、どのようなものがあるでしょうか。

以下で詳しく紹介していきます。

 

高齢者文化への対応スキル

サービス付き高齢者向け住宅には、元気な高齢者が多く話し相手や時には将棋など、遊び相手を求められることもある可能性があるため、高齢者と話すことが好きで高齢者の文化に対応できる能力が求められます。

 

急変時の対応スキル

基本的には健康な人が入居しているサービス付き高齢者向け住宅ですが、中には持病を持っておりコントロールしながら入居している場合もあります。

そのため、入居者が急変する等の可能性はゼロではなく、急変時などの対応のスキルは持っておいた方が良いでしょう。

 

体調の観察スキル

入居者の観察スキルも重要で「認知症が悪化している」「体調が悪そうだ」等といったところを見極めて、病院の受診を付き添うこともサービス付き高齢者向け住宅で働く看護師にとっては大事な仕事です。

 

4.サービス付き高齢者住宅の看護師求人を見つける際の注意点

サービス付き高齢者向け住宅の看護師求人を見つける看護師

サービス付き高齢者向け住宅の求人は、転職エージェントや斡旋会社に種類が豊富な求人があることが多く、さらに年々増えてきている仕事であるため、検索するといくらでも出てくるでしょう。

以下に、サービス付き高齢者向け住宅の看護師求人を見つける際の注意点について説明していきます。

 

自分に合っているかどうかをチェックする

サービス付き高齢者向け住宅によって、看護師の仕事内容が大きく異なるため、どのような仕事内容かをチェックして自分のスキルに合っているかどうかを見極めることが重要です。

 

気に入ったところであれば早めに面接を受ける

サービス付き高齢者向け住宅の中には、「看護師の常勤を募集していない」「募集していたとしても若干名」ということが多いため、施設の募集人数と募集形態を確認し、気に入ったところであれば早めに面接を受けておくということも大切です。

 

福利厚生を比較する

サービス付き高齢者住宅の勤務時間や福利厚生などは、サービス付き高齢者住宅を運営する会社の母体によって異なり、その会社の福利厚生などを受けることができます。

そのため、サービス付き高齢者住宅を選択する際には福利厚生なども比較して選んでみると良いでしょう。

 

5.まとめ

サービス付き高齢者向け住宅についての説明と、転職する看護師が知りたいポイントについて紹介してきました。

医療の緊迫した環境と異なり、比較的元気な高齢者とのびのび過ごせるサービス付き高齢者住宅への転職を1度検討してみてはいかがでしょうか。


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食べること、スポーツ観戦が好きな看護師です。社会勉強と称していろいろなところで働いた経験を綴っています。派遣看護師の経験もあり、派遣では回復期の病棟業務、ディサービス、検診センターで仕事の経験があります。

看護師としての経歴

保有資格 ・正看護師
出身/年齢 ・神奈川県/20代後半
職務経験 ・総合病院 ・クリニック ・介護老人保健施設 ・デイサービス
・健診センター ・イベントナース・夜勤専従看護師
診療科経験 ・脳外科 ・神経内科 ・内科 ・皮膚科 ・整形外科

記事の内容に関しては、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用をお願いいたします。
カテゴリー:有料老人ホーム

(公開日:)(編集日::2018年03月30日)

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