著作者

aiko

現役看護師

aiko

( 看護師 )

看護師が社会福祉主事任用資格を取得する際に知るべきこと

aiko
現役看護師 aiko
看護師が社会福祉主事任用資格を取得する際に知るべきこと

看護師の活躍の場は、病院やクリニックといった医療現場だけではなく、福祉の現場でも看護師の持つ知識や経験が必要とされています

看護師が福祉や介護について学ぶ機会があまりない中、福祉について学ぶための選択肢として社会福祉士や社会福祉主事任用資格の取得を検討する看護師もいらっしゃるのではないでしょうか。

今回は、看護師が社会福祉主事任用資格を取得する際に知るべきことをご紹介します。

1.社会福祉主事任用資格の取得がおすすめの看護師

退院支援に関わる看護師

社会福祉主事任用資格とは、社会福祉法第18条および第19条において、その資格が定義づけられている任用資格のことです。

社会福祉主事任用資格は、

  • 病院で退院支援に関わっている、関わりたい看護師
  • 福祉や介護、障害者支援の現場で働いている、働きたい看護師
  • 地域包括支援センターで働いている、働きたい看護師
  • 保健師として行政機関で働いている、働きたい看護師
  • 将来的に社会福祉士を目指している看護師

等の看護師にお勧めで、共通することは医療・介護・福祉が連携というキーワードです。

医療・介護・福祉が連携している看護師は、社会福祉主事任用資格の取得がお勧めであることについて、詳しく見ていきましょう。

 

医療・介護・福祉が連携している看護師

社会福祉主事任用資格を取得するための学習の中で、医療現場では「老年」という表現、介護や福祉の現場では「高齢」と言う等の表現の違いを理解することができます

そのため、他職種と連携を取る際、「それぞれの職種でベースとなっている知識が全く違う」「同じ事象に立ち会った時に事象を見る角度やポイントが全く違う」等の場合でも、話が上手くまとまるでしょう。

 

地域で働く際にも社会福祉主事任用資格の学びが役立つ

地域包括支援センターや行政機関など医療機関を出て地域で働く際は、在宅への訪問が基本となります。

在宅訪問は、利用者の体調面だけでなく生活全体をアセスメントして必要に応じて「経済的支援」「法的手続き」「社会資源の情報提供」等が求められます

その際にも社会福祉主事任用資格の学びは役に立つと言えます。

 

社会福祉士短期養成講座の受講資格を得られる

社会福祉主事任用資格を取得し、法令で定められた施設の相談援助業務に2年以上従事すると社会福祉士短期養成講座の受講資格を得ることも可能です。

 

補足説明!

ポイント

看護師として医療の知識をベースに社会福祉主事任用資格を取得することで、他職種との連携をスムーズになり、さらに業務の幅が広がるというメリットがあります。

 

2.資格を取得する際の勉強方法のポイント

受験仲間を作って勉強する看護師

社会福祉主事任用資格を取得するためには、3科目主事とも言われ、厚生労働省が定める「厚生労働大臣の指定する社会福祉に関する科目」(以下「指定科目」)のうち、3科目以上を大学等で履修して卒業することが必要です。

上記以外に、社会福祉主事を取得するためには、1年間で16科目を自宅学習と面接授業(スクーリング)で学ぶ通信講座で資格を得る方法があります。

以下では、社会福祉主事任用資格を取得する際の勉強方法のポイントについて紹介していきます。

 

受講仲間を作る

通信講座で資格を取得する際の勉強方法のポイントは、比較的早い時期に面接授業(スクーリング)に参加し、受講仲間を作ることです。

自宅学習はどうしても孤独になりますし、行き詰まってしまうこともあるため、互いの苦手分野を相談したり、励まし合ったりする仲間がいることは心強いです。

 

ポイント!

ポイント

受講生は、全国から集まってきているため、全く別の分野で働く人と情報交換ができることも貴重な経験になるでしょう。

 

学びそのものを楽しむ

勉強のモチベーションを保つ秘訣は、学びそのものを楽しむことです。

「知っているようで知らなかった知識が増えること」「初めての分野の学びを楽しむこと」等が勉強の大きなポイントであり、1年間の勉強のモチベーションになるでしょう。

 

3.資格勉強と仕事を両立させるためのコツ

受験勉強する看護師

看護師として毎日の勤務と社会福祉主事任用資格の勉強を両立することは、1番の課題ですが、社会福祉主事任用資格は、通信講座のため誰かが時間管理をしてくれたり催促してくれたりはしません。

提出期限ギリギリに焦って徹夜すると、勉強が大きなストレスになるため、余裕を持って終わらせる努力が必要です。

そのためには、勉強と仕事をどのように両立させるコツがあるのか以下で紹介していきます。

 

職場の人や家族に協力してもらう

「資格を取ろう」と決意したのであれば、1年間の学びを最大限にするために1人で頑張るのではなく、職場の人や家族の協力を依頼することで両立がしやすくなります。

周囲からの励ましの言葉は、モチベーションに繋がり「資格を取る」と周囲の人に宣言することで自然とプレッシャーもかかるため、お勧めです。

 

集中できる時間と場所を見つける

資格取得をする上で、生活習慣を見直して自分が1番集中できる時間帯を見つけ、自分の体質を理解することで勉強の効率が上がります。

 

ポイント!

ポイント

「家で勉強すると集中できる」「カフェや図書館など人のいる所の方が良い」等、勉強に集中できる環境作りを心がけましょう。

 

苦手分野から勉強を始める

社会福祉主事任用資格は、科目が16科目もあるため得意な分野と苦手な分野が出てきます。

苦手分野を残しておくと提出締め切りが迫ってしまうため、なるべく苦手分野から始めることをお勧めします。

 

4.社会福祉主事任用資格の看護現場での活かし方

個別相談で社会福祉主事任用資格を活かす看護師

社会福祉主事任用資格を看護現場で活かすためには、どのような活用方法があるのでしょうか。

以下に、社会福祉主事任用資格を活かした実践例をご紹介します。

 

個別相談で活かす

私が保健師として勤務していた時に、「認知症を発症した両親の介護について」「難病を患っている方の療養生活について」等、多岐に渡る突然の電話相談や面接相談の対応をすることが多くありました。

電話・面接相談の時に、医療の知識だけでなく社会保障制度や介護保険の知識があることで、より深く情報収集することができ、適切な相談機関に繋げることができました。

 

社会福祉主事任用資格を取得前の失敗例

社会福祉主事任用資格の取得前は、医療職であるとどうしても体調面に関心が集中してしまうため、面接が終わった後にアセスメントシートを作成すると現病歴や既往歴はばっちり、しかし経済状況や地域との関わりの情報が真っ白という失敗もありました。

 

多問題家族への対応で活かす

地域で、「高齢者」「障害を持つ子ども」「経済的困窮の家庭で虐待を受けている子ども」等の多くの問題を抱える家庭に対応をすることで、社会福祉主事任用資格を活かすことができます。

高齢・障害・児童・行政機関とそれぞれの専門家が集まり、チームを組んで対応する際に互いの役割を理解すること連携がスムーズにいくでしょう。

 

5.まとめ

社会福祉主事任用資格を取得し、法令で定められた施設の相談援助業務に2年以上従事すると社会福祉士取得への道も近づくため、今後キャリアアップするためにも重要な資格です。

将来の活躍の幅を見据えて社会福祉主事任用資格の取得を目指している看護師は、是非参考にしてみて下さい。


看護師求人サイト口コミ

1位  ‣看護のお仕事
 【全国対応】【お祝い金最大12万円】
 →看護のお仕事口コミへ
2位   ‣マイナビ看護師
 【全国対応】【担当者質高】
 →マイナビ看護師の口コミへ
3位   ‣ナース人材バンク
 【全国対応】【求人数高】
 →ナース人材バンク口コミへ
4位   ‣ナースフル
 【全国対応】【コンサル高】
 →ナースフル口コミへ
5位   ‣MCナースネット
 【全国対応】【派遣・単発】
 →MCナースネット口コミへ

現役看護師の口コミを元に、看護師求人サイトをランキングしています。口コミには個人差がありますので、登録しながら比較することが、転職成功への近道となります。

口コミランキング

この記事を書いた人

都内総合病院に勤務後、保健師として在宅医療に携わりました。体調不良をきっかけに漢方を知り、現在は東洋医学を取り入れているクリニックで看護師として勤務しています。全ての女性が「身体の中から健康に、いきいきと美しく過ごす」をテーマに活動しています。
これまでの経験を活かして、少しでも皆さんのお役に立つことができればうれしいです。


カテゴリー:看護師の資格取得

→ このブログへメッセージを書く


→ 看護師ブログ一覧へ → 看護師ライター一覧へ


この記事を書いた人:aiko
(公開日:)(編集日::2017年08月14日)

運営:「看護師転職ジョブ」当掲載の記事・写真等の無断複製・転載を禁じます。

応援メッセージまたは記事へのコメント

メールアドレスが公開されることはありません。