特別養護老人ホームでの管理職看護師の仕事内容一覧

特別介護老人ホーム 仕事

特別養護老人ホームの管理職枠で転職をしようと考えてるけど、どんな仕事をすればいいのか分からない方が多いのではないでしょうか。私は特別養護老人ホームで管理職を4年しています。病院とはまた違った内容の仕事内容ですので、管理の部分も多少特徴がある部分もあります。今日は、特別養護老人ホームの管理職の仕事をご紹介したいと思います。

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1.特別養護老人ホーム内での管理職の仕事内容

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特別養護老人ホームの仕事内容はたくさんありますが、ここではホーム内でしなければならない管理職としての仕事内容をご紹介いたします。

 

看護職員の勤務表を作成し人数調整を行う

特養では、基本日勤のみの業務ですが、場所によっては、夜勤看護師がいたり、早番・遅番勤務があるところがあります。常勤、非常勤の勤務日数を考え、1日の必要人数の調整を行っていきます。

 

各フロアの状況把握と問題解決に努めなければならない

管理職でフロアに出る職場もあるかもしれませんが、基本はフロアの担当看護師をつけて、朝の申し送りや随時報告を受け、各フロアの状況を把握します。場合によって、自分で現場に行き確認しに行くこともあります。看護職員だけではなく、介護職員などの話も聞いたりして解決していきます。また、各フロアの問題点も一緒に考えていくこともあります。

 

様々な会議に参加しなければならない

施設内では、いろいろな会議があります。医務課会議、職員会議など名前はさまざまだと思いますが、管理職は会議に参加する機会が多いです。施設を良い方向にしていくためには必要なものですので、看護職員の意見をまとめて会議で発言していきます。特養では、医療面でもニーズはありますので、改善できるところはしていけるように話し合います。

 

入居判定会議は年2回

施設入所を待っている方(待機者)の入居を判定する会議が年に2回あり、(地域によります)その判定会議に参加をします。ひとりひとりに点数をつけていき順位を決めていくことを実施します。また、自分の施設に入居者を紹介されたときにも施設内での判定会議を実施します。医療面で確認しておかなければならないことや、自分の施設では受け入れられるレベルなのか?嘱託医にも確認を取りながら決めていきます

 

クレームがでれば管理者も一緒に謝罪

どこで働いていてもクレームはつきものです。自分の部下が起こしたミスは必ず管理職も一緒に謝罪するのは仕方がないことです。クレーム対応をするときには必ず、該当した看護職員の話も聞き、状況を確認し、ご家族の話も聞く。当たり前ですが、とても大事なことです。もちろんこちらが完全に非があれば謝罪をしますが、一概にそれだけではない場合についてはご家族としっかり話し合います。

 

信頼関係があれば大問題にはならない場合が多い

私が大事にしているのは、普段からご家族と信頼関係を築けていると、話し合いもスムーズにいくことが多いです。日ごろからその利用者のことを見ている中での事故であるので、「普段良くしてもらっているから。」「よく見てくれてるから。」という気持ちになってくれる家族も多いです。

 

クレームがあった事は今後に活かすべし

上手く話し合いがまとまったとしても、そのあとの事故の検証や対策、職員の指導はしっかりと実施していかなくてはなりません。そこは管理職である自分の仕事になりますので、気を引き締めて行いましょう。

 

看取り契約時には必ず参加

特養では、終末期(ターミナルケア)を実施します。最終的に回復の見込みがないと医師から話があり、本人、またはご家族が看取り介護を希望された場合、看取り介護の契約をします。その際には施設としてできること、できないことをしっかり話します。また、気持ちの変化があった場合はいつでも解除できることや、看取り介護実施中心配事や分からないことがあれば相談に乗るという内容を説明します。大事な契約の1つですので、必ず管理職である自分も立ち会うようにしてください

 

職員の相談にのるのも仕事の1つ

特養では、看護職員だけではなく、介護職員や相談員、ケアマネジャー、栄養士など他職種の人がいます。どうしても同僚にいえないような相談も婦長さんならわかってくれるのではないか?という気持ちになるのでしょうか、よく相談をしに来てくれます。介護職員は20代の若い人も多く、よき相談相手として広い心で話を聞いてあげましょう。場合によってはアドバイスをしてあげたり、相談後のフォローもしてあげたりすると、「私のこと気にかけてくれてるんだ。がんばろう。」という気持ちになってくれます。

 

ベッドコントロールをするのも管理者の役目

これは病院でも行うと思いますが、ベッドコントロールについては、医療ニーズが高くなってしまった方や状態が悪化してしまった人、看取り介護者など状況に応じて居室移動などを行います。ただ、病院と違うところが特養は「生活の場」ですので、簡単に居室変更はできないこともあります。

 

移動を嫌がられた場合は

本人やご家族が「今の場所(フロア)が気に入ってるし、慣れているので移動したくない。」というニーズがあることが多いです。ですので、なかなかケースは多くないのですが、どうしてもというときはしっかり本人やご家族に説明することがあります。その時は、相談員やフロアの責任者と一緒に話し合いに参加することになります。

 

2.特別養護老人ホーム外での管理職の仕事内容

看護師 老人ホーム 仕事

特別養護老人ホームの管理職はホーム内の仕事だけではなく、ホーム外での仕事もあります。ホーム外の仕事とはどういったものなのかご紹介していきます。

 

外部研修の参加

特養の看護師のあり方であったり、看取りの研修や管理職向けの研修だったり、外部研修はいくつかあります。できるだけ、一般職の看護職員にも参加してもらうようにするのも管理職の役目ですが、自分自身のスキルアップにつながるような研修であれば参加はしていくようにしましょう。

 

研修の他にも外部交流することがあります

研修だけではなく、就職フォーラムで特養の看護師に希望して就職活動している人に説明したり、施設看護師の連絡会などにも参加し他施設との交流をもって情報交換をしたりします。

 

家族会や地域住民への介護予防講習

施設によって年に数回家族会が開かれます。そこで、看護職員として行っていることを家族に説明をしたり、医療系の質問があった際は答えたりと対応します。また、感染症の時期などは、来園時の手洗い、消毒、必要に応じてはマスク着用などのお願いをしたり、健康診断や予防接種などが近々ある場合は説明をしたりします。

 

地域住民への講習もある

地域住民への介護予防講習は、施設の近くに住んでいる高齢者や家族などを対象に、介護予防について各職種から話をしたり、実際介護予防の体操などを行ったりします。看護の面ですと、高齢者の特徴を話したり、健康相談のブースなどで血圧測定や薬の飲み方など健康面で心配していることについて話を聞き相談に乗ったりします

 

嘱託医と連携を図りより良いホームを作る

特養には必ず嘱託医がいます。週に何回か回診をするので回診の補助につきます。特養では、内科と精神科の医師は必ず来園するので、医師によって回診の方法は違いますが、連携を取りながら対応していきます。

 

嘱託医との関係性を大切にしよう

ほかの看護職員が回診の対応をすることも多いので、医師からも看護職員からもなにか相談があれば対応していくようにします。嘱託医とは一番接点が多いので、しっかり話し合いをするなど、関係性を大切にしていくようにしましょう。

 

薬局との密な関係を築くこと

特養では、嘱託医の処方を提携している薬局が薬を届けてくれます。薬局とのやり取りは担当フロアの看護職員が行うことが多いですが、何かあったときには対応しなくてはなりません。嘱託医の次に薬局との関係は大切になってくるので、密にかかわっていくようにしていきましょう。

 

病院との協力体制を図って緊急時に備える

特養では、嘱託医がいますが、嘱託医の処方した内服薬を服用しても改善が見られなかったり、状態が急に悪くなってしまったご利用者様を外部の病院に受診させます。その際に管理職として大切なのは、外部の病院との関係性です。受信に行くときには地域医療連携室というところに連絡をして受診の対応をするのですが、何かの折に病院訪問をしたときなどは必ず連携室にあいさつに行くようにしましょう

 

挨拶は絶対に忘れない

その際に管理職として大切なのは、外部の病院との関係性です。受信に行くときには地域医療連携室というところに連絡をして受診の対応をするのですが、また、施設長と一緒にご挨拶に行くこともありますので、その際は名前と顔を覚えてもらうように努力しましょう。そうすると、いざ受診になったとき「あ、どこどこ施設の○○さんですね。」といってくれるまで覚えてもらえると多少の無理な受診も受けてくれやすくなります

 

救急時のオンコール対応

特養は基本日勤での募集が多く、夜勤看護師がいるところは少ないため、オンコール対応をすることがあります。基本は一般職の看護職員が実施することが多いですが、場合によっては管理職である自分もオンコール対応をすることもあります。

 

特別養護老人ホームは夜間のオンコールが多い

特養の管理職は夜間の電話が少し多いかもしれません。しかし、嘱託医とルーティンを決めておくとオンコールが少し少なくなるかもしれないですし、すぐに対応もできるので、その辺りは話し合って決めていくのもいいかもしれません。

 

健康診断の調整

特養では年に1回必ず健康診断を実施しなくてはなりません。レントゲンの検査もするので業者に依頼することにもなるので、日程調整や工程、準備から行い、実施していきます。ご利用者様の人数にもよりますが、だいたい1日で終了しない場合ですと、2~3日かけて実施します。

 

検査結果もしっかり確認

実施当日は、指示だしを行ったり、職員の配置も行ったりします。無事健康診断を終了し、後日検査結果が郵送されてくるので各フロアの看護師に検査結果をカルテに挟んだり、異常がある人に関しては嘱託医に上申し指示をもらいます。すべてのご利用者様がしっかりと対応できているかどうかの確認をしていきます。

 

まとめ

まとめ 老人ホーム

特別養護老人ホームの管理職の仕事について解説いたしましたが、いかがでしたか?施設によって多少実施していることとしていないことはあると思いますが、病院と違い特徴的な内容の仕事が多いかと思います。看護のことだけではなく、介護についてよく理解をしていく必要があると思います。介護のことを自分一人で習得するのは難しいと思いますので、他職種との連携はもちろん、外部の研修に参加してみたり、介護についての情報をインターネットや新聞などで習得していくとよいでしょう。また、施設の看護師が集まる場所にはぜひ積極的に参加し、意見交換をしていくとよいでしょう。
病院の管理者と違う点として、ご利用者様は長期で施設で生活をしているので、もはや「家族の一員」のような目で見ていけること、そしてご家族との関係も密になります。さらに、看護職員だけではなく他職種とのかかわりが多いので特別養護老人ホームの管理者は「母親のような存在」なのかもしれません。心暖かくなれる特養の管理者として、ぜひ働いてみてはいかがですか?

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はたらきナース

監修者

亀岡さくみ看護師
監修 亀岡さくみ看護師
  • 2011年3月:日本赤十字看護学校卒業
  • 2011年3月:看護師免許取得
  • 2011年4月:日本赤十字医療センター入社(3年間勤務)
  • 2015年3月:株式会社peko勤務
  • 2015年4月:はたらきナース監修

現在は、今までの経験を活かし「はたらきナース」を執筆・監修を行っています。

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