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精神神経科への看護師転職で知っておきたい5つのポイント

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精神神経科への看護師転職で知っておきたい5つのポイント

ここでは、精神神経科への看護師転職のメリット・デメリットと注意点を説明したあと、求人の探し方について紹介します。精神神経科への看護師転職にはどのようなメリット・デメリットが存在するのでしょうか。ポイントを押さえ、看護師転職サイトを活用して転職活動に臨みましょう。

1.精神神経科で働く看護師の仕事

精神神経科で働く看護師の仕事精神神経科では、こころの病気を治療します。こころの病気は脳に何らかの異常が生じて引き起こされる疾患から、ストレスによるものまで原因も様々なら、現れる症状も多彩です。

憂鬱で何をする気も起こらない、眠れない、人混みが苦手、突然心臓が苦しくなる、幻聴が聴こえるなどの症状に対し、その人の脳や体の状態を検査し、生活環境も考慮してどのような治療が最善なのかを計画し、一人とりの患者さんに最適な治療を行います

おもな疾患はうつ病や統合失調症、パニック障害、認知症といったもので、薬物療法が中心です。

 

主な仕事は精神的なケア

精神神経科での看護師の役割は、主に精神的なケアです。また、投薬に関する業務も行いますし、静脈注射や筋肉注射を行うこともあります。

このほか、患者さんとコミュニケーションをとりながらいっしょに過ごし、患者さんが抱えている問題を解決できるようにサポートするのも重要な仕事です。レクリエーションによるリハビリや、患者さんのかわりに買い物を代行したりといった日常生活のケアも行います。自分でセルフケアができない患者さんに対して、入浴やひげそり、トイレへのつきそいなど日常生活のサポートも行います。

 

身体的ケアも要する

精神的なケアが主体とはいっても、身体的ケアも必要です。特に近年は患者さんの高齢化が進んでいますから、持病のある人も多いので、内科的な医療知識も求められます。昏迷状態に陥ることもありますし、急性期治療では、自傷他害行為による緊急入院などもありますから、身体的ケアの比重が高くなります

 

2.精神神経科で働く看護師のメリット

精神神経科で働く看護師のメリット精神神経科で働く看護師のメリットにはどのようなものがあるのでしょうか。ポイントに沿ってみていきましょう。

  • 患者さんと向き合いながら看護ができる
  • コミュニケーションスキルを養うことができる
  • 精神疾患に関する知識が得られる
  • オン・オフを区別しながら働ける

 

患者さんと向き合いながら看護ができる

精神神経科で働く看護師のメリットとして、まず、ゆったりとした看護が行えることがあげられます。一般病棟とは違って、行動療法や精神療法、薬物療法が治療の中心で、看護師は患者さんとのコミュニケーションを取りながら、生活のケアを行うため、一人ひとりの患者さんにしっかりと向き合いながらお世話ができます。看護師との良好なコミュニケーションの育成が、患者さんの回復にも大きな影響を与えますから、やりがいが感じられる仕事です。

 

コミュニケーションスキルを養うことができる

患者さんと接することが多いので、コミュニケーション・スキルが向上するのもメリットです。看護師はどの職場で働くにしても、高いコミュニケーション能力が必要です。

患者さんは、さまざまな事情を抱えています。患者さんに不安感を与えないように、それぞれに合わせた接し方をしなければいけません。精神神経科でじっくりと患者さんと接することで、無理なくコミュニケーション能力が磨けます。

 

精神疾患に関する知識が得られる

精神疾患に関する専門知識が得られるのもメリットです。人の精神や神経の働きは、非常に複雑で奥が深いものです。この領域に魅力を感じて長く働く看護師が多いのも特徴となっています。

 

オン・オフを区別しながら働ける

外来勤務の場合は夜勤もありませんし、残業も少ないので働きやすいのも魅力です。オン・オフをしっかりと区別しながら働けるので、救急外来など忙しい職場で心身ともに疲れてしまったという人が、のんびりと働ける職場として精神神経科を転職先に選ぶケースもめずらしくありません

 

3.精神神経科で働く看護師のデメリット

精神神経科で働く看護師のデメリット精神神経科で働く看護師のメリットにはどのようなものがあるのでしょうか。下記のポイントを確認していきましょう。

  • 看護スキルを伸ばしにくい
  • 退院までに長い期間を要する
  • 精神的なダメージを受けることが多い
  • やりがいを感じられない可能性がある
  • 慢性期の病棟と急性期の病棟では労働環境が異なる

 

看護スキルを伸ばしにくい

精神神経科で働く場合のデメリットは、医療行為に関する看護スキルが伸ばしにくいことです。薬物療法を中心に行動療法や精神療法が行われます。看護師の業務も患者さんとのコミュニケーションや生活のお世話などが中心となるため、点滴や採血などの処置的な技術が身につきにくいのです。

特に第二新卒など経験が少ない若い人が精神神経科で働くと、他の診療科に転職しにくいというデメリットがあります。

 

退院までに長い期間を要する

また、心の病は寛解はしても完治しにくく、退院までに長い期間を要する例が多くなります。回復を焦らず根気よく対応することが必要ですが、日々の業務で精神的に疲れてしまう人もいます

 

精神的なダメージを受けることが多い

症状によっては暴力を振るう、罵られるといった怖い目に遭うこともあります。患者さんからひどい言葉を浴びせかけられると、病気が言わせているのだと頭では理解していても、精神的なダメージを受ける人が多いので、そのような人にとってはストレス度の高い職場であるといえます。さらに、暴力を振るわれてケガをすることもあります。

 

やりがいを感じられない可能性がある

精神神経科での仕事は、看護技術よりもコミュニケーションが治療の主体となりますから、看護師としてバリバリ働きたい人にとっては、あまりやりがいを感じられない可能性があります。先にも述べた通り、当然看護師としてのスキル低下するため、そういった側面も考慮した上で慎重に検討する必要があるでしょう。

 

慢性期の病棟と急性期の病棟では労働環境が異なる

慢性期の病棟と急性期の病棟では、労働環境が異なることにも注意しましょう。慢性期病棟では比較的ゆったりと働けますが、急性期病棟での勤務は、非常に忙しく、残業も多くなります。夜勤時も気を抜けないので、心身ともに負担が大きい職場です。

 

4.精神神経科へ転職する注意点

精神神経科へ転職する注意点精神神経科へ転職する際に気を付けるべき点はなんでしょう。いくつかのポイントを押さえる必要があります。

  • 働く場所によって働き方が異なる
  • 腰に負担がかかる業務が多い病院もある
  • 労働条件について確認しておく
  • 精神神経科への転職理由を明確にする
  • 男性看護師が多い

 

働く場所によって働き方が異なる

精神神経科へ転職する際には慢性期病棟、急性期病棟、外来診療によって働き方が大きく変わるので注意しましょう。外来診療では夜勤がなく、医療行為は薬物療法などになりますから、医療介助はほとんどありません。救急診療や一般の外科病棟などに比べると、ゆったりと仕事ができます。

 

腰に負担がかかる業務が多い病院もある

慢性期病棟は夜勤がありますが、比較的時間にゆとりがありますから、肉体的にはそれほどつらくない業務です。ただ、近年では入院患者さんの高齢化が進んでいるので、介護が必要な患者さんが増えてきました。おむつの交換や車いすへの移動などで、腰に負担がかかる業務が多い病院もあります

 

労働条件について確認しておく

急性期病棟は、非常にハードな職場です。緊急を要する患者さんが運び込まれてきますから、適切な対応をスピーディーに行わなければいけません。ただ、そのぶん夜勤手当などで収入が増えるので、急性期病棟勤務を希望する人も少なくありません。いずれの職場で働くにせよ、どのような勤務体制なのか、残業の有無や有給休暇の取得率などを事前に確認しておくことが大切です。

 

精神神経科への転職理由を明確にする

精神神経科の勤務は、心の病気が対象となりますから、一般病棟などからの転職の場合は、なぜ精神神経科へ勤務するのか、その目的をはっきりとさせておきましょう。精神神経科の仕事に適性がある人はやりがいが感じられますが、適性がない場合は仕事が苦痛になることもあるからです。

 

男性看護師が多い

男性看護師も多いので、上司が男性というケースもあります。これがメリットになる場合もありますが、相性が合わなければ働きにくくなるケースもあります。「看護師転職で新しい職場で最高のスタートをきるための4つのポイント」も合わせてチェックしてみてください。

 

5.精神神経科の看護師転職求人の探し方

精神神経科の看護師転職求人の探し方精神神経科の求人情報を探す場合は、ハローワークの求人情報を探す、インターネットから情報を探すという方法が一般的です。インターネットから情報を集める場合は、その病院のホームページでどのような診療を行っているのか、スタッフにはどのような人がいるのかもチェックしましょう。

 

目的に合った職場を選ぶ

精神神経科は病棟によって夜勤がない、残業が少ない、夜勤あるなど、勤務時間が異なります。プライベートの時間も大切にしたい人は、外来診療や慢性期病棟などを中心に求人情報を探しましょう。精神神経科の診療について深く知りたい人は、外来だけでなく入院施設のある精神神経科が適しています。

アルコール依存症、子どもや思春期の治療を行う病院、急性期の救急医療に対応する病院と、診療内容が病院によって異なりますから、特に深く学びたい分野があれば、そのような治療を行っている病院の求人を探しましょう

 

看護師転職サイトを活用しよう

転職を成功させるためには給料、勤務時間などを含めた労働条件、精神神経科で学びたいスキル、病棟の特徴などを考えあわせて自分に最適な求人を探す必要があります。希望条件に近い職場を効率的にさがすために、看護師転職サイトの活用をおすすめします。専属のキャリアコンサルタントが、希望条件に合わせた病院を紹介してくれます。

 

スキルアップするには勉強がしやすい環境の職場を選ぶ

精神神経科の分野は奥が深いので、より知識を得るためにもっと勉強をしたい、資格を取りたいと希望する人も少なくありません。資格取得などを目指す人は、勉強がしやすい環境の職場を紹介してもらいましょう

 

まとめ

精神神経科は体力的な負担が少ないため、「少し楽をしたい」と考える看護師に人気な職場です。しかし、体力的に負担がなくても精神的にはかなりダメージを受けることもありますし、また看護スキルが低下するというデメリットも受け入れなくてはならない職場です。

決して「楽そうだから」という理由だけで、転職するようなことはしないようにしましょう。

最後までご確認いただきましてありがとうございました。


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都内の大手総合病院で3年、その後保育園看護師として1年勤務し、パート看護師・派遣看護師として様々なジャンルを体験。現在は、今までの経験を活かして看護師ライターとして活動中です。現役看護師や潜在看護師の皆さんの転職成功をサポートできるような情報を発信していきたいと思います。

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この記事を書いた人:kameko
(公開日:)(編集日::2017年10月18日)

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