著作者

あおいロワイヤル

執筆:現役看護師

あおいロワイヤル

( 看護師 ACLSプロバイダー)

「疲れてるけど・・・」新人看護師の勉強法と時間の使い方

公開:、更新:2018年03月19日
新人看護師の勉強法と時間の使い方

新人看護師であれば誰しも「毎日忙しいし1日の振り返りで精一杯で、みんなどうやって勉強しているんだろう?」と不安に思うことでしょう。

新人看護師が勉強する上で大事なことは、毎日の業務がまず第1でそこから学ぶことが多いということです。

ここでは、新人看護師が効率よく勉強するための工夫やポイントをご紹介します。

1.新人看護師はどれくらい勉強している?

勉強する新人看護師

全てが未経験の新人看護師は、業務の手順を覚えても、その根拠が理解できていなければ標準通りの症例ではない場合に応用ができないため、実践しながらも勉強をしていくことが必要です。

それでは、新人看護師は具体的にどのくらい勉強しているか、見ていきましょう。

 

休日にまとまった時間を取って勉強する

新人看護師は、毎日が緊張の連続で「日々の業務に慣れること」「先輩に言われたこと」等を振り返ることで疲れてしまい、勤務後に帰宅してから勉強を始めるのは難しい場合がほとんどでしょう。

日々の勤務後は、その日の疲れを取り、次の勤務を万全な体調で迎えるのも社会人としての責務です。

そのため、「勉強をして寝不足になる」「短時間で少しだけ勉強して理解が深まらない」等よりも、休日にまとまった時間を取って勉強することが効率的です。

 

勉強する内容を項目立てて目標設定する

「何からどのように勉強すれば良いか」というのは部署ごとに優先順位が異なりますが、プリセプターや新人教育責任者に相談しながら、具体的に勉強する内容を項目立てていき、目標設定をすると良いです。

 

新人教育に従って勉強を進めていく

新人教育では、「1年間で到達して欲しい、あるべき1年後の成長した姿」というものが描かれていて、それに向けて教育されます。

そのため、チェックリストなどを用いて「いつまでにここまでの知識・技術を身につけよう」という目標が用意されていることが多く、それに従って勉強を進めていくのも1つの方法です。

 

ポイント!

ポイント

「今月は解剖生理、来月はこの疾患の病態と看護、その次はこの検査の適応と手順」等、具体的に設定して初めは基礎知識、次にその病棟で頻度の高い患者の疾患や検査、治療法等の順で学びましょう。

 

2.新人看護師の勉強時間の作り方

勉強時間を確保をする新人看護師

看護師として働く毎日のストレスを解消するために、友達と会うことや同期と愚痴を言うこと、趣味の時間を楽しむ時間等も重要ですが、「ますます勉強する時間がない」と悩む看護師もいるでしょう。

それでは、新人看護師が勉強時間を確保する方法について、以下に紹介していきます。

 

意識して勉強時間を作る

新人看護師が勉強時間を作るためには、「今日はこの時間だけ勉強する」「この部分だけ調べる」等、意識して勉強モードに変えるという方法があります。

 

補足説明!

ポイント

「言い訳をして時間を作っていないだけ」という新人看護師が多いため、意識して空いた時間を勉強時間に回しましょう。

 

仕事と並行して勉強する

看護師として入職後、「仕事をしながら同時に自分から意欲的に質問する」「マニュアルや参考書をすぐ見てその場で解決させていく」等の勉強方法によって、勉強時間を特別設けない人もいます。

仕事と並行して勉強する場合は、その場で疑問に思ったことが解決するため、実際の動きと場面が知識と結びつきやすく、記憶にも定着しやすいです。

 

医療業界は日々勉強が必要

医療・医学は日進月歩であるため、勉強が必要なのは新人だけではなく、ベテラン看護師でも「新しい治療法を学ぶこと」「看護技術の習得するために研修を受けること」等が必要です。

 

ポイント!

ポイント

「新人のうちに仕事をすること」「疲れを取ってリフレッシュすること」「勉強する時間を確保すること」のバランスを身につけると、積極的に学ぶ姿勢が長く継続できるでしょう。

 

3.新人看護師のノートのまとめ方

ノートをまとめる新人看護師

新人看護師の勉強ノートには、教科書のコピーのようにずらずらと調べたことを書き出しているものをよく見かけますが、このようなノートでは覚えた気になり満足してしまいがちです。

それでは、勉強した内容が身に付く新人看護師のノートのまとめ方について説明していきます。

 

自分が分かりやすいテキストを基本にする

ノートをまとめる上で「実際の患者や現場ではどうか」が大切であるため、自分が分かりやすいテキストを基本にして、

  • 実際の業務で教えてもらったこと
  • 注意しなければならないこと
  • 絶対に確認すべき観察ポイント

等を自分の言葉で書き込むと良いです。

 

補足説明!

ポイント

テキストの文章に吹き出しなどでコメントとして付け足していくと、どこにもない自分だけの濃縮されたノートになります。

 

テキストにはない関連事項を付け足す

「人に説明ができるか」と考えてみると自分がいかに理解していないかが分かるため、テキストに書いてある文章に「なぜこれはこうしなければならないのか」「なぜこの観察が必要なのか」等と1つ1つの根拠を考えていくことで、分からないことやテキストにはない重要な関連事項が出てきます。

テキストにはない重要な関連事項をノートに付け加えていくことで、根拠を理解した内容となり、その1冊のノートさえ見返せば重要なことが全て詰まっているバイブルになります。

 

疑問に思ったことを解決させる

先輩に質問できるのは新人だけで、時が経てば分からないことも言えずに知った顔で業務をすると被害者は患者であるため、自分が疑問に思ったことは追究して解決させて、充実した自分だけのノートを作ることをおすすめします。

 

4.まとめ

新人看護師の勉強法と時間の使い方について紹介してきましたが、いかがでしたか?

看護師は、命を預かる仕事というプレッシャーだけでもストレスが溜まるのに、さらに勉強となると思うように進まないものです。

勉強法は人それぞれであり、ここでの紹介は一例に過ぎませんが、勉強法と時間の使い方に悩んでいる新人看護師は、是非参考にしてみて下さい。


(編集・構成・管理者:亀岡さくみ

看護専門学校卒業後、大学病院の集中治療室(ICU・CCU)で8年間勤務。出産・育児休暇を経て復職しましたが、夫の転勤のため退職。 その後、興味のあった在宅看護に携わりたいと考え転職し、現在は看護師が立ち上げた小規模訪問看護ステーションに在籍する現役訪問看護師2年目です。 転職に迷っている方、病院選びや就きたい仕事選びでリアルな現場の実状を知りたい方への情報を分かりやすくお伝えし、お役に立てればと思います。

保有資格 ・正看護師 ・ACLSプロバイダー
出身/年齢 ・神奈川県/40歳
職務経験 ・大学病院・小規模訪問看護ステーション
診療科経験 ・ICU(集中治療室) ・CCU(冠状動脈疾患集中治療室) ・訪問看護

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