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精神科看護師に向いている人って?

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精神科看護師に向いている人

転職するにあたって、今までとは違う科で働いてみたいという看護師も多いのではないでしょうか。

そういった時に目をつけられることが多いのが「精神科」です。

ただ、精神科は、患者さんの身体面ではなく精神面という目に見えない部分を扱うところです。そのため、身体疾患を扱う科で働いてきた看護師は、精神科に興味を持ったとしても、自分が働いていけるのかどうか不安や戸惑いがあるのが普通かもしれません。

このページでは、精神科に向いている看護師の特徴をご紹介していますので、精神科への転職に迷っている看護師の方参考にしてみてください。

1.気分の浮き沈みが少ない看護師

にこやかにほほ笑む女性看護師

精神科の患者は看護師の態度1つ1つにとても敏感になっています。

また、非常に「変化に弱い」という特徴もあります。

そのため、いつもと同じ看護師が、いつもと同じ態度でいることが、精神科の患者にとってはとても安心感を得られることなのです。

気分の沈みが激しい看護師だと精神科の患者に信頼してもらうことは難しくなってしまうため、ここでは気分の浮き沈みが少ない看護師が向いているのです。

 

にこやかだった看護師が無表情になるだけで信頼を失うこともある

極端な話ですが、昨日はにこやかだった看護師が今朝は(たまたま)無表情である様子を見ると、精神疾患患者は一気にその看護師が信頼できなくなってしまうこともあるのです。

もちろん身体的疾患の患者にも、態度がコロコロ変わる看護師は良くありませんが、精神科の患者さんは特にそのことが治療経過にまで影響を及ぼしかねません。

 

ポイント!

ポイント

気分の浮き沈みを出し過ぎず、常に同じ態度を保てるようにすることも、精神科看護師の仕事のうちなのです。

 

2.患者対応を完全に仕事として割り切れる看護師

女性患者と話す看護師

精神科の看護師は、患者との距離を保ち、患者への対応は完全に「仕事」だと割り切れるような人が向いています。

なぜなら、精神科の患者は精神症状により、看護師に対して高圧的な態度に出たり、暴言を吐いてきたりするような時もあるからです。

 

患者の暴言はスルーしなければならない

患者の暴言に対しては、「こんなことを言われるのも仕事だから仕方がない。別に私が悪いわけじゃない」というくらいの強い気持ちを持ち、出来るだけスルーすることが大切です。

時には、わざと看護師の感情を逆なでするようなことを言ってくることもありますが、そんなときも、看護師は感情的にはならずに「仕事」として冷静に対処していけることが望まれます。

 

精神科の患者は看護師に強く依存してくる場合もある

精神科の患者は看護師に強く依存してくることも多くなります。私の経験上、特に女性の精神疾患患者にその傾向が強く見られます。

この依存も一種の病気の症状なのですが、そのことを忘れて、看護師が私的に感情移入してしまうともう大変です。

 

割り切って対応しないとますますエスカレートしてしまう

患者の依存はますますエスカレートしますし、看護師自身の精神健康面を脅かす要因にもなってしまいます。

だからこそ、看護師はいつだって患者対応を完全に仕事として割り切ることが大切なのです。

 

3.真面目すぎない看護師

あくびしている日本人女性

看護師は正義感が強く真面目な人が多いです。

ただ、精神科では、看護師が真面目すぎるとかえって裏目に出てしまうこともあるのです。

 

真面目すぎると患者に過干渉になるおそれがある

真面目すぎる看護師は「患者の助けになりたい・ならなければいけない」という気持ちから、精神科の患者に対して過干渉になってしまうことがあります。

また、何事にも結果を求める傾向にあります。

そのため、話や訴えを聞きすぎて、それが逆に患者の幻聴や幻覚を助長してしまう恐れもあるのです。

結果的に看護師としての自信をなくしてしまう

このように、純粋に患者のためと思ってやっていたことが裏目にでてしまうと、看護師として自信を無くし、仕事への苦痛が生じてしまいます。

精神科の看護師は適当なくらいがちょうどいいかも

語弊がある言い方かもしれませんが、私は精神科の看護師は適当なくらいがちょうどいいと思っています。

先に、精神科では患者対応を仕事として割り切る必要があることを言いましたが、これもある程度「適当」な看護師でなければできないことです。

ただ、適当すぎると、精神科の患者からすぐに信頼されなくなってしまうので、その度合いが難しいところです。

 

4.観察力と洞察力がある看護師

観察する女性看護師

どの科でも看護師は観察力が求められますが、精神科においてはそれに加え「洞察力」も持ち合わせていかなければなりません。

つまり、日頃から相手を冷静に客観視できる看護師が精神科に向いているのです。

 

精神科の患者は病気悪化のサインが分かりづらい

身体疾患の患者とは違い、精神科の患者は、悪化したときに「ここが痛い」などの訴えはありません。

ときには暴言を吐いたり、突然笑い出したりするなど、一般的にとても元気に見えるようなことが、病気の悪化であることも多いのです。

そのため、精神疾患の特徴をしっかりととらえたうえでの観察能力が求められます。

 

患者の「嘘」を見破らなければならない

精神科の患者は、看護師に平気で嘘をついてくることがあります。

幻聴や幻覚が本当はあるのに「そんな症状はない」と言ってみたり(その逆もあります)、「○○先生から許可をもらったからいいの!」と嘘をついてタバコを吸ってみたりなど・・・・。

中には、精神科看護師に「女優」と言われるほど、嘘が上手い患者もいますから、看護師にはこういった嘘も見抜ける高い洞察力が必要となってくるのです。

 

5.年配の世代に好かれる看護師

高齢者と男性看護師

精神科は、患者もそこで働く看護師・医師も年配の人が多いため、年配の世代に好かれやすい看護師の方が向いていると言えるでしょう。

 

精神科にはいわゆる「おばちゃんナース」が多い

精神科には、いわゆる「おばちゃんナース」が多いです。

「おばちゃんナース」には独特の雰囲気があることは、どの看護師でも何となく分かるでしょう。

お局とはまた違う面倒臭さや、厄介な面がありますよね。

精神科は、体力的な負担がない分、大体どこの病院でおばちゃんナースが多いため、こうした看護師に苦手意識が強い人は、避けた方が無難かもしれません。

 

ピリピリした雰囲気にはなりづらい

若い看護師が多いと病棟の雰囲気もピリピリしてしまいがちですが、おばちゃんナースが多ければあまりそういったことはありません。

どちかというと和やかな雰囲気が漂うため、看護師のタイプによってはリラックスしながら働くことができるでしょう。

 

精神科の入院患者は「75歳以上」が一番多い

精神科患者の高齢化問題については、これまで精神科で働いたことがなかった看護師も一度は耳にしたことがあるでしょう。

厚生労働省の参考資料」によると、全国の精神科入院患者の年齢は「75歳以上」が一番多くを占めているのです。

こういった現状からも、年配の世代に好かれる看護師の方が、精神科に向いているのは一目瞭然なのではないでしょうか。

補足説明!

ポイント

精神科には、開放病棟と閉鎖病棟がありますが、どちからといえば閉鎖病棟の方が高齢患者が多いようです。

高齢患者が多いと「介護」も必要になってくるケースがありますから、体力的な負担を軽減したいのであれば、出来るだけ若い精神疾患患者が多い部署を希望した方がいいでしょう。

 

まとめ

精神科に向いている看護師の特徴とその理由をあげてみましたが、いかがでしたか。

精神科の看護は、精神疾患の特徴をとらえていれば、特別に難しいということはありません。

ただ、「楽そうだから」「残業がないから」などといった安易な理由で精神科へ転職することは避け、まずは自分が本当に精神科看護師に向いているかを判断する方が良いでしょう。

特に、これまで一般病棟でしか働いたことがない看護師であれば、尚更のことです。

なお、本格的に精神科への転職を検討している看護師は「精神科へ看護師転職する前に確認する6つの事」の記事も併せてチェックしてみてください。


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この記事を書いた人

大阪出身。社会人を経て看護師となり東京、大阪で働いていました。その後、島根県で猫と田舎暮らしをしながら看護師として働いていました。病気をきっかけに看護師を休業し、看護ライターを始めました。
いろいろな場所、診療科、労働形態で働いた経験を活かして、仕事について考えている方々のお役に立てる記事を書いていこうと思っています。趣味は絵を描くこと、猫と遊ぶこと、カラオケで歌うこと。


カテゴリー:精神科病院

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この記事を書いた人:きょん猫
(公開日:)(編集日::2017年12月02日)

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