著作者

亀岡 さくみ

看護師・運営者

亀岡 さくみ

( 看護師 保健師 )

ブラジルの日系人看護師向けJICA(ジャイカ)研修の報告会 母国でも5Sを実施

公開:、更新:2018年10月02日
ブラジルの日系人看護師向けJICA

2016年5月15日~6月18日の間に行われた、ブラジルの日系人向けJICA研修「5S、改善による看護師の管理能力の向上」の報告会が、8月31日にサンパウロ市の病院で行われました。同研修には、サンタ・クルス病院から4名・サンパウロ大学付属病院から2名の計6名が参加し、JICA横浜国際センターに赴きました。今回は、そのメンバーの中から4人の看護師が研修の報告を行いました。

研修では、日本の病院ではすっかりお馴染みとなった5S(整理・整頓・清掃・清潔・躾)について講義を中心に学び、東京や九州の病院を訪問して日本とブラジルの医療現場の違いを実感したそうです。また、日本の研修で学んだ5Sをブラジルのサンタ・クルス病院でも早速実践していることが報告されました。

今回の研修に参加した看護師マネージャーは、研修について「素晴らしい研修だった」と述べ「今回を機に、5S活動を継続させ、サンタクルス病院がより素晴らしい病院になるよう改善を図っていきたい」と語っています。

同報告に参加したJICAブラジル事務所の那須隆一所長は、「研修に参加した看護師達のモチベーションが高いことに感銘を受けた。サンタ・クルス病院には、ブラジルの「改善」モデルの病院になってもらい、ブラジル全体に広がっていけば」と、話しています。

 

5S活動について

「5S活動」とは、職場環境の向上を目的として、主に製造業やサービス業で実施されている活動です。これは、整理・整頓・清掃・清潔・躾(しつけ)の5つのステップからなり、それぞれ頭文字を取って「5S」と呼ばれているのです。

  • 整理:不要なものを捨てる
  • 整頓:決められたものを決められた場所に置き、いつでも取り出せる状態にする
  • 清掃:常に掃除をし、清潔に保つ
  • 清潔:上記整理・整頓・清掃の3Sを保つ
  • 躾:決められたルール正しく守る習慣をつける

最近では、多くの病院が「コスト削減」や「事故防止」の観点から5Sに注目を始め、5S委員会を立ち上げるなどして積極的に活動している様子が見られます。

 

看護師ニュースのまとめ

今ではほとんどの総合病院に「5S委員会」があり、定期的に病棟をラウンドするなどして、5S活動に積極的に取り組んでいるのではないでしょうか。私も病棟の環境整備係としてこの5Sをどう徹底させるかということをメンバーとよく話し合っていました。

この5S活動には、日本の文化や日本人の資質などがかなり反映されているように思います。そのため、ブラジルの病院においてはあまりない考え方であり、研修参加者は驚いたのではないでしょうか。

日本の医療は先進国の中でも確実にひけを取らないレベルにあります。今回の研修のように他国に日本の医療現場の実態を伝えていくことで、ひいては世界全体の医療レベル向上に繋げていけるようにも思います。


都内の日本赤十字医療センターで3年、その後保育園看護師として1年勤務し、パート看護師・派遣看護師として様々なジャンルを体験。現在は、今までの経験を活かして「はたらきナース」を運営中です。現役看護師や潜在看護師の皆さんの転職、仕事、生活をサポートできるような情報を発信していきたいと思います。

看護師・保健師としての経歴

保有資格 ・正看護師 ・保健師 ・養護教諭第二種
SNS Facebookプロフィール
出身/年齢 ・東京都/30歳
職務経験 ・総合病院 ・大学保健室 ・保育園 ・デイサービス ・イベントナース ・ツアーナース
診療科経験 ・整形外科 ・小児科

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