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こまき

元看護師

こまき

( 看護師 )

大学病院の看護師はきついって本当?

こまき
元看護師こまき
大学病院 看護師 きつい

看護師が大学病院で働くことは、本当にきついのでしょうか。

採血はほとんど研修医がやってくれるし、7:1(看護体制)で受け持ち少ないし、充実した福利厚生で「うらやましい!」と言われますが、実際は本当にきついです。

転職後にイメージと違かったなんてことがないように、大学病院で働く看護師はどんなことがきついのかをご紹介します。

1.超過勤務が多く大学病院の看護師はきつい

走る女性看護師と医師

まず、大学病院で働く看護師は「超過勤務が多くてきつい」ということが挙げられます。

大学病院は高度医療を提供している現場であり、そこで働く看護師は

  • 重症もしくは稀な疾患が多く、急変は日常茶飯事
  • 自分の仕事が終わっても日勤・夜勤のメンバーに残った仕事があればみんなで手伝う
  • 医師からの急な指示変更も多く、薬の変更に追われる
  • 急な検査出しに追われる
  • 病床数が多いためナースコールが頻繁に鳴る
  • 自分の患者だけでなく他の受け持ち患者の対応もする

などの状況にあり、そんな毎日なので定時に終わることはほぼありません。

 

緊急入院への対応で超過勤務となることもある

緊急入院の数も大学病院は圧倒的に多いです。

この緊急入院の入ってくる時間帯が勤務終了間近であったりすると、看護師は夕方からバタバタと看護計画を立案したり、検査出しに行ったりするため、定時に帰れることはありません。

 

2.勤務外の仕事が多く大学病院はきつい

深夜に家で仕事をする女性看護師

大学病院で働く看護師にとって、勤務外の仕事が多いということも「きつい」と感じる原因です。

  • プリセプター・プリセプティーの指導
  • 係の仕事
  • 勉強会の参加
  • クリニカルラダー達成の為の学習

など、やることは山積みで家に帰ってもパソコンに向かって仕事していました。

経験年数を重ねることで頼まれる勤務外の仕事も多く、責任が重いと感じることも多いです。

 

オンオフをしっかり分ける必要がある

看護師が大学病院で働き、勤務外の仕事が多いという場合には、オンオフをしっかり分けましょう。

勤務外の仕事は家に持ち帰って行うことも多々あります。そのためオンオフが付きづらく、ずっと仕事をしているような気分になってしまうのです。

例えば、この休日は自分のために使うと決めておくことが大事です。

 

補足説明!

ポイント

夜勤明けの2連休など少し長めのお休みが取れたときには自分にご褒美(プチ旅行など)をあげるなど、自分のテンションを上げるようなスケジュールを立てると、忙しい毎日も楽しみに向かって乗り越えることができました。

 

任されることが好きな看護師はきつくないかも

勤務外の仕事を負担に思わず、任されることが好きという看護師は、大学病院への中途看護師として向いています。

大学病院の特に病棟は中間層が少なく、そのため中途で入職した看護師は重宝されます

経験数が少ないスタッフへの指導を任されることや、入職して間もないときであっても病棟内の係を任されることもあります。

 

人の成長を楽しめない看護師はおすすめしない

大学病院では教育という役割もある施設なだけに実習生や研修医、後輩指導はもちろんですが教育していく場面が多いです。

中途で入職した看護師に任されることが非常に多いのが、後輩指導です。そのため人を育てることを楽しめない看護師は、日々の勤務外の仕事を苦に感じるかもしれません。

 

3.高度医療提供のための努力が必要で看護師はきつい

勉強会に参加する大学病院の看護師

医療は日々進歩していると言いますが、大学病院は特に新しい治療や新薬を使うことも多く、本当に日々進歩を感じます。

多くの情報・知識を持って入院してきている患者も多いです。

そのため、医療者側である看護師も、高度な知識・技術を日々学習する必要があり、きついと感じるところでしょう。

製薬会社の企画した勉強会への参加や病棟での勉強会など、勤務日以外に病棟へ出向くことも多々あります。

 

スキルアップを望む看護師にとっては苦でない

高度医療を提供しており、学習の機会が多くある大学病院は、スキルアップやステップアップを望む看護師にとってはきつくないでしょう。

看護師のスキルアップなどにも手厚いサポートをしてくれる大学病院も多く、専門・認定看護師になるために仕事をしながら学校に通うことを容認していたり、仕事をしながら大学へ通い専門的な勉強をすることができたりなど、様々な制度があります。

大学病院へ戻ってくることが条件になるでしょうが、条件があえば仕事をしながら自分のステップアップにつなげることもできます。

 

まとめ:転職希望の中途看護師の方へ

どこの病院へいってもきっとこんなはずではなかったと思うことや、違う病院へ決めればよかったなど思うこともあります。

しかし、中途で大学病院に入職することは、今までの経験が活かされることや、自分の頑張り次第で周りから認めてもらえる存在になります。

 

(1)私が考える大学病院へ転職する中途看護師に必要な資質

大学病院は、付属の学校出身者が多く実習先も関連病院で行っているのと、就職先もエスカレーター式にそのまま就職している看護師も多いです。

その為、他の病院のことを知らない看護師が多く、他の病院から来た中途看護師に対して、うちの大学ではこういうやり方をしているのでと強く言われたりすることもあります。

自分の意見をいうのは良いと思いますが、今までのやり方へ意見することをよく思わない看護師もいますので、柔軟に対応できる看護師の方が向いているといえます。

 

(2)転職はおすすめしない中途看護師の方

大学病院では、一般の病院よりも多職種との関わりも多く、看護師として働いていてもチーム医療ということを強く感じます。

その為、自分のことだけではなく、チームは大学病院の為に尽くせる看護師の人材を求めています

もちろん大学病院以外でも医療をすすめていくには単独ではできませんが、大学病院ではより一層このチームで協力してというところが必要になるので、自己中心的な考え方を持っている方は不向きといえます。

 

まとめ

大学病院は、自分(看護師)のステップアップに対しても力を貸してくれるバックアップ体制も充実しているので条件があえば働きながら力をつける事のできる最適の環境です。

難しい症例や、新しい医療技術、最先端の医療に携わることができ日々充実しています。

忙しさはありますが、看護師として必要とされているということを実感できる場所になることでしょう。

大学病院への転職について、更に詳しく知りたい方は「看護師が大学病院の求人を探す、転職する前に確認したい5つの事」のページを参照ください。

 


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この記事を書いた人

都内大学病院にて特別病棟(全科)と小児科病棟で7年間勤務。

結婚を機に退職。約10ヶ月休職し、その間スポット看護師アルバイトを経験。その後、横浜市内の国立病院へ再就職。外科病棟で働いていました。

第一子の産後育休から復帰し、外来へ復職。第二子出産とともに市外への転居も決まり退職。現在2人の子育てをしており休職中。

子どもが就学したら復職したいと、今からウズウズしています。看護師の仕事が大好きなので魅力をお伝えし、困った時のアドバイスなど、私の経験を率直にお伝えできればと思います。


カテゴリー:大学病院

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この記事を書いた人:こまき
(公開日:)(編集日::2017年11月02日)

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