血管外科への看護師転職で知っておきたい5つのポイント

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血管外科への看護師転職

ここでは、血管外科への看護師転職のメリット・デメリットと注意点を説明したあと、求人の探し方について紹介します。血管外科への看護師転職にはどのようなメリット・デメリットが存在するのでしょうか。ポイントを押さえ、看護師転職サイトを活用して転職活動を効率よく進めましょう。

1.血管外科で働く看護師の仕事

血管外科で働く看護師の仕事血管外科では胸部大動脈瘤、腹部大動脈瘤、大動脈解離、末梢動脈疾患、下肢静脈瘤、深部静脈血栓症、リンパ浮腫といった血管の病気を治療します。循環器センターなどの血管外科として、心臓と血管に関する疾患の手術を治療するケースが一般的で、看護師は主に手術の介助、入院患者さんの看護を行います

また、最近では血管外科の中で一番多い疾患である下肢静脈瘤の治療を専門的に行う「下肢静脈瘤クリニック」も増えており、ここでは検査介助から手術介助まで幅広い役割が求められます。

 

優れたコミュニケーション能力が必要

重篤な症状を抱える患者さんが多いので医療チームを組んで治療に当たるため、看護師は医療チームと患者さんの橋渡し役となります。チームの一員としてチームワークを大切にしながら働くのですから、すぐれたコミュニケーション能力が求められます。専門的な治療知識が必要であると同時に、オペで適切な介助ができるように迅速かつ的確に動く反射神経や判断力が求められます。

 

下肢静脈瘤クリニックが増えている

また、下肢静脈瘤のレーザー治療に保険が適用されるようになり、近年では下肢静脈瘤を専門に治療するクリニックも増えてきました。クリニックでは比較的治療が簡単な下肢静脈瘤を専門的に扱い、看護師は患者さんの対応、検査や治療の介助などを行います

 

豊富な経験と知識が求められる

下肢静脈瘤クリニックでは、注射や弾性ストッキングの着用などで治療するほか、日帰り手術も行なわれます。下肢静脈瘤の手術は脚の血管に治療を施すため、心臓などの内臓の手術を行う血管外科療に比べると、簡単な手術です。機材も進歩しており、最新の治療法を取り入れているところが多く、手術にかかる時間も短いのが特徴です。しかし、血管の手術ですし、麻酔も使います。豊富な経験と知識が求められます。

 

2.血管外科で働く看護師のメリット

血管外科で働く看護師のメリット血管外科で働くメリットは、キャリア形成に最適な職場であることです。オペ室での手術の介助、集中治療室での看護など、患者さんの命を守るために最適な行動をとることが必要となります。

最先端技術を使った手術、心電図の読み取り、リハビリ介助など、さまざまな業務を通じて、看護師に必要なスキルを伸ばすことが可能です。自分で勉強も行いますが、病院側の研修制度が充実しているケースが多く、しっかりと学べるのも魅力です。血管外科で働く看護師のメリットにはどのようなものがあるのでしょうか。

  • やりがいを感じることができる
  • 幅広い知識が身につく
  • 下肢静脈瘤クリニックでの勤務はゆったりしている

 

やりがいを感じることができる

心電図を正確に読み取る能力、患者さんの容態の異変にすぐに気づくことができる観察眼、生活習慣の改善に向けた指導など、さまざまな場面で重要な役割を果たすことが多くやりがいが感じられる職場でもあります。

 

幅広い知識が身につく

また、血管外科の専門的な知識だけでなく、合併症や悪性腫瘍などの知識も必要ですから、比較的幅広い知識が身につくのもメリットです。心電図の読み取り能力や、患者さんの容態が急変するメカニズムなどが身につくので、今後、どの診療科で働いてもすぐに戦力として活躍できます。看護師としてのスキルを伸ばしたい人に、最適な職場です。

また、集中治療室での夜勤は手当も高いので収入が多くなるのもメリットです。

 

下肢静脈瘤クリニックでの勤務はゆったりしている

一方、血管外科ではなく、下肢静脈瘤クリニックで勤務する場合は、外来のみなので夜勤がないのがメリットとなります。循環器センターや総合病院では多くの症例を扱いますが、下肢静脈瘤専門のクリニックでは扱う症例も少なく、比較的ゆったりとしたペースで患者さんと対応できます。オンとオフをしっかりと分けて働きたい人に、おすすめの職場です。

 

3.血管外科で働く看護師のデメリット

血管外科で働く看護師のデメリット

血管外科は、とても多忙な部署です。命に関わる手術を行いますから、常に緊張感を伴います。わずかなミスでも大きな事故につながるため、医療事故のリスクが高い職場です。そんな血管外科で働く看護師のデメリットについてみていきましょう。

  • 肉体的な負担が大きい
  • 常に勉強する必要がある
  • 死と直面するという精神的な負担がある

 

肉体的な負担が大きい

検査の準備、心電図のチェック、オペ室の準備から手術の介助、患者さんの看護やそのご家族への対応など、次から次へと仕事に追われます。症状の急変にすぐに対応できるようスタンバイしておかなければいけないなど、緊急状況下での勤務で、肉体的な負担が大きいのもデメリットです。緊急時のオンコール勤務や休日出勤があるだけでなく、残業も多い職場が多いので、ゆっくりと休むヒマがありません。

 

常に勉強する必要がある

覚えなければなないことも山積みで、ほかの診療科では使わない専門用語も多いため、勉強が欠かせません。しかし、勉強をしよう、専門看護師の資格を取ろうと思っても、日々の業務があまりにも忙しいので時間がとれず、ジレンマに陥ることもあります。

 

死と直面するという精神的な負担がある

医療の最前線で活躍できる職場ではありますが、その半面、過酷な職場であることを覚悟しておきましょう。患者さんの死に直面すると、精神的に落ち込んで眠れなくなるという声も寄せられています。夜勤で疲れているのに精神的に落ち込んで夜が眠れない状況が続き、体調不良となって転職せざるを得なかったという人も多いのです。

循環器での職務経験がない場合、転職直後はわからないことが多く、仕事についていけなくて悩むこともあります。転職後に悩まないために「看護師転職後の職場で上手くやっていくための4つのコツ」も確認してみてください。

 

4.血管外科へ転職する注意点

血管外科へ転職する注意点

血管外科に転職するときは、病院によって診療方針や治療内容が異なるので、注意しましょう。循環器センター、総合病院、クリニックなどがありますが、業務内容を確認し、自分が希望する働き方ができ、必要なスキルが得られる職場を探すのが、転職を成功させるポイントです。

 

勤務時間にゆとりのある職場を選ぶ

心身ともにハードな職場が多いので、有給休暇が取れる、残業が少ないなど、なるべく勤務時間にゆとりのある職場を探しましょう。自分が疲れていると、患者さんの看護が十分にできないだけでなく、医療事故につながるミスを起こすリスクが高くなります。有給休暇の取得率などもチェックすることをおすすめします。

 

中途採用では即戦力として働ける人材が求められる

中途採用では即戦力として働くことが求められるので、血管外科での経験のある看護師を採用する病院も多いです。経験者の場合は経験が豊富であることをアピールし、転職後すぐに活躍できる人材であることを伝えてください。

未経験の場合は、血管外科で学ぶ意欲があることや、コミュニケーション能力が高いことなどを伝えて、病院に貢献できる人材であることをアピールしましょう。未経験者でも活躍できるように、教育システムが充実している病院を探すのがコツです。

 

夜勤や残業を避けるには下肢静脈瘤クリニックがおすすめ

夜勤や残業がある病棟勤務は負担が大きいという人は、下肢静脈瘤クリニックで働くのもおすすめです。外来なので夜勤がなく、残業が少ない職場が多く、比較的ゆったりとしたペースで働けます

 

5.血管外科の看護師転職求人の探し方

血管外科の看護師転職求人の探し方

血管外科の看護師求人を探す前に、どのような条件を希望するのか、転職後にどのような働き方をしたいのかを、はっきりとさせておきましょう。労働条件や今後のキャリア形成によって、同じ血管外科でも適切な職場は異なります。

 

転職後にどう働きたいかを考える

血管外科で経験を積んでキャリアアップを目指したい場合は、さまざまな症例を扱う循環器センターや総合病院への転職がおすすめです。子育て中などで残業や夜勤ができないという人は、下肢静脈瘤クリニックなどが適しています。また、専門看護師の資格取得を目指している人は、資格取得のための優遇制度を採用している職場を探しましょう。

 

看護師転職サイトがおすすめ

血管外科の求人探しとしてもっとも一般的なのは、インターネットを使った検索です。血管外科・看護師・求人などのキーワードで検索してみましょう。しかし、希望する条件に近い職場を効率的に探すためには、看護師転職サイトの利用をおすすめします

担当のコンサルタントがキャリア形成や労働条件に対する希望、これまでの職歴などを考えて、最適な血管外科の求人を紹介してくれます。非公開求人も多いので、インターネットでキーワード検索しただけでは見つからない求人情報が得られます。看護師転職サイトを選ぶなら「看護師転職求人サイト7つの選び方とは」も確認してみてください。

 

転職活動全般のサポートが受けられる

転職先を紹介してくれるだけでなく、その病院の職場環境や雰囲気、採用されやすい面接の仕方などを、個別にアドバイスしてくれます。特に、血管外科や循環器科での看護経験がない人は、キャリアコンサルタントが頼りになります。未経験でも採用されやすい職務経歴書の書き方や、面接の方法などをアドバイスしてくれます。

 

まとめ

血管外科で働く場合、幅広い疾患を看たいのであれば入院施設のある総合病院へ転職しましょう。一方、ゆとりのある環境の中で専門スキルを身に付けたいのであれば、下肢静脈瘤クリニックへの転職がオススメです。

血管外科は、緊張感の高い現場であるためストレスになることも多いですが、ここで得られるスキルは必ず看護師としてのスキルアップに繋がります。
また、血管外科は人気が高い求人でもあるため、転職を決めたら早めに行動にうつしていきましょう。

最後までご確認いただきましてありがとうございました。

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この記事を書いた人:ぴょん
(公開日:)(編集日::2017年07月27日)

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