福祉住環境コーディネーター資格がおすすめの看護師と現場での活かし方

患者の介助をする女性看護師

福祉住環境コーディネーターの資格取得は、全ての看護師におすすめです。

なぜなら、看護師が働く身近な場所に福祉用具などがあるからです。

特に資格取得がおすすめの看護師は、

  • 介護支援専門員(ケアマネジャー)の資格を取得している看護師
  • デイサービスで働く看護師
  • 訪問看護で働く看護師
  • 回復期リハビリ病院で働く看護師

などです。

今回は、福祉住環境コーディネーターの資格取得がおすすめの看護師と資格取得するための勉強方法、合格のポイントや資格の現場での活かし方について説明していきます。

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1.資格取得がおすすめの看護師

医師と二人の女性看護師

看護師に福祉住環境コーディネーターの知識があると、疾患と関連付けて専門的なアドバイスができるでしょう。

職場にある福祉用具を見て、「なぜ、この福祉用具が選定されているのか」を確認することもでき、アセスメントを行うことで理解が深まります。

介護・福祉・医療の現場で勤務する看護師にとって、福祉住環境コーディネーターの知識が増える事でスキルアップできるでしょう。

 

介護支援専門員資格を持つ看護師

介護支援専門員の資格を取得している看護師が、福祉住環境コーディネーターの資格を取得することで、専門的な知識をプラスして疾患のアセスメントを行うことができます。

サービス担当者会議で各専門職では、住宅改修・ベッドや車椅子のレンタル・シャワーチェアーの購入等、どれを選定したほうが安全で安楽かどうか検討することができます。

 

デイサービスで働く看護師

デイサービスで働く看護師が、福祉住環境コーディネーターの資格を取得することで、サービス担当者会議の際に専門的な観点から提案することができるようになります。

在宅での生活環境はどうなのか、日常生活の過ごし方を情報収集しアセスメントして、対象者の残存機能を活かした生活をアドバイスすることが可能です。

 

訪問看護で働く看護師

訪問看護で働く看護師が、福祉住環境コーディネーターの資格を取得することで、疾患と症状を照らし合わせたアセスメント・環境整備ができます。

患者の褥瘡予防・安全対策などを家族へアドバイスすることができ、支援していくことができます。

 

回復期リハビリ病院で働く看護師

脳梗塞発症後の麻痺患者も多い回復期リハビリ病院で働く看護師が、福祉住環境コーディネーターの資格を取得することで、福祉用具の使用方法等リハビリスタッフと相談する事で理解を深めることができます。

資格を取得するまでは知らなかった知識が増え、手すりの位置や高さは患者が安全に過ごせる基準に設定されている事などに気づくことができます。

また、医師・看護師・理学療法士・作業療法士・病棟相談員・介護支援専門員などが意見交換する退院前会議で、看護の視点だけでなく福祉住環境コーディネーターの専門的な知識も活かして意見を述べることができます。

 

2.資格の一般的な看護師の勉強方法

勉強する女性

勉強の基本は過去問題を解き何度も復習する

福祉住環境コーディネーター検定試験の公式テキスト(約540ページ)と過去問題集の2冊で勉強し、毎日30分~1時間程度学習し半年程かけて学習する等があります。

看護師として働いているため、看護師の専門的な知識の疾患に関しては理解しやすい反面、福祉住環境整備や基本技術は覚えるまでに時間がかかるので、何度も繰り返し学習しましょう。

福祉住環境コーディネーターの資格取得の勉強をする際は、過去問題集を解き苦手な分野に時間をかけると良いでしょう。エビングハウスの忘却曲線があるように、記憶は覚えた直後から忘れてしまうため、何度も復習し勉強する事が大切です。

勉強を進めていくと、福祉用具の種類や活用方法が理解できるため知識が増えて楽しくなります。

 

ポイント!

ポイント

短期間集中して勉強する人もいますが、時間をかけて勉強すると日々の努力を大切にコツコツ学習する習慣が身に付くでしょう。

 

勉強する時間がない方は職場とも関連付けて覚えよう

看護師は、交代勤務で仕事が激務であることや、家庭があると資格取得のために勉強する時間が少ない場合もあるでしょう。しかし、勉強する時間が少ないと考えるのではなく、福祉用具や施設環境を見る機会がある職場環境も勉強になると考えましょう

例えば、車椅子の場合、車椅子の全幅は700mm以下の規格とされており、日本の建築の現状の基本寸法と照らし合わせて、廊下の通行に支障がないように考えられています。

このように、参考書だけではなく実際に目にする福祉用具、施設環境で関連付けると覚えやすいです。

 

3.福祉住環境コーディネーター資格の活かし方の事例

顎に手を当てる女性

福祉住環境コーディネーターは、各専門職と意見交換し、福祉用具の選定や住宅改修の提案をしたり、住宅改修が必要な理由書を、市役所へ提出したりする役割もあります。

また、改修目的や、どのような生活活動を目標としているか様式に記録していきます。

事例1:脳梗塞発症後片麻痺の対象者(杖歩行で段差のつまずき有)

在宅に玄関、廊下、トイレの入口に段差があり転倒の危険性があるため、玄関と廊下に手すり設置を提案しました。

最終的には本人と家族が決めるため、サービス担当者会議で各専門職が話し合い、その結果を本人と家族に提案します。

提案した結果、玄関と廊下に手すり設置し、トイレ内は手すりを設置してかさ上げ工事をしました。

ポイント!

ポイント

浴室でシャワーチェアーを使用するときには注意を呼びかけることが必要です。

 

事例2:車椅子利用の対象者

自宅の室内だけではなく、外出や生きがいのある生活を過ごせるように支援していくため、玄関付近の3段程の階段に対してはスロープに変更し、室内の開き戸は引き戸に変更しました。

結果、デイサービス等を利用の際にも、スムーズに玄関の出入りができるようになりました。

 

事例3:長時間座位保持困難な対象者

病院で車椅子利用の際に長時間座位保持が困難な場合は、リクライニング車椅子を利用しますが、車椅子には種類があるため、福祉用具の種類の知識があるとアドバイスができます。

入院患者の場合、ベッドで寝たきりの時間が長いと床ずれ防止用具エアーマットを使用する事がありますが、アセスメントを行うことで快適な福祉用具を選定できるでしょう。

 

4.まとめ

資格についての詳細は「福祉住環境コーディネーター協会」の公式サイトを検討してください。

福祉住環境コーディネーターの資格を取得することで、介護・福祉・医療・建築などについての幅広い知識が身につきます。

また、身近にあった福祉用具の使用目的を再認識することができるでしょう。

福祉住環境コーディネーターとしては、在宅での本人のクォリティーオブライフを考慮してアドバイスするように心がけることが必要です。

資格を取得した事で視野が広がり、スキルアップし高齢者や障害者の支援ができたときや知識を活かせた時の嬉しさを感じたときにやりがいを感じるでしょう。

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はたらきナース

監修者

亀岡さくみ看護師
監修 亀岡さくみ看護師
  • 2011年3月:日本赤十字看護学校卒業
  • 2011年3月:看護師免許取得
  • 2011年4月:日本赤十字医療センター入社(3年間勤務)
  • 2015年3月:株式会社peko勤務
  • 2015年4月:はたらきナース監修

現在は、今までの経験を活かし「はたらきナース」を執筆・監修を行っています。

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