著作者

オレンジ

著作:看護師

オレンジ

( 看護師 認定看護師)

ママ看護師が初めての訪問看護へ転職~理想の職場に出会えた成功談~

公開:、更新:2018年09月14日
ママ看護師 理想の 職場

私は看護師1年目から12年間、日勤・早番・遅番・夜勤、休日出勤ありの病棟で常勤として勤務していました。子供が3歳を迎えた時、常勤でいるには夜勤も必須となり、夜勤時に子供を見てもらえる体制がとれなかったことが決定打となり転職を決意しました。

交替勤務や休日出勤がなく常勤で勤務できる職場を探していた所、育児支援に力を入れている訪問看護ステーションの求人を見つけました。初めての訪問看護で「私にできるかな?」という不安もありましたが、実際働いてみると、育児と仕事を両立しながらやりがいも得られる働きやすい職場でした。仕事と子育ての両立に行き詰まり、思い切って病院勤務から訪問看護へ転職し、理想の職場に出会えた私の経験をご紹介したいと思います。

1.子育てに理解がある訪問看護の職場とは

子育て 理解がある職場

結婚・出産を経て、育児休暇明けで復帰した際には、夜勤は免除だったものの、早番・遅番・休日出勤は必須でした。ですので夫が休みの日に早番・遅番・休日出勤をすることにしました。また、保育園のお迎えが間に合わないため残業も出来ず、休日も病院に行き、受け持ちの仕事をこなしていました。そんな生活を1年続けた結果、慢性疲労で心身ともにきつくなり、夫も育児で休息できずに疲れ果て、交替勤務や休日出勤が必須な病院勤務に限界を感じ始めていました。そんな生活を変えてくれたのが今の職場です。

 

訪問看護は勤務体系がママさん看護師に理想的

転職先の訪問看護ステーションは、職員のワークライフバランスを重視しており、オンコールがありません。小さい子供がいて、オンコール対応は難しいため、非常にありがたいです。また、子供が小学校3年生になるまで時短を使えるため、現在は8時間分の時短を1日分の勤務に当てて、週4日出勤の常勤として勤務しています。土日+平日1日休めるため、疲れも十分とれます。さらに土日は子供と過ごし平日は自分の時間として使えるため、リフレッシュもできています。

 

同僚は自分と同じママ看護師が多い

育児支援に力を入れている職場だけに、ママ看護師が多くいるので、行事やこどもの病気でお休みするときも「お互い様」と理解があり、みんなで休みの人の訪問をカバーするなど協力しあいながら働いています。先輩ママに育児の相談をしたり、家事の工夫を聞けたりして、仕事以外でもサポートしてもらっています。

 

2.子育て中のママ看護師には訪問看護がオススメ

訪問介護 オススメ 理由

病院勤務時代も苦手な患者様やご家族がいたこともありありますが、訪問看護でも当然ながら関わりが難しい利用者様やご家族がいます。病院から訪問介護への転職は勇気が必要ですが、訪問介護は病院と違い、ナースコールで呼ばれて訪室しないといけないなんてことはありません。訪問看護は、訪問時間が終われば帰ることができます。その他にもオススメする理由がありますのでご紹介いたします。

 

訪問介護は利用者とじっくりと関わることができる

訪問看護の魅力は何と言っても、1人の利用者様にじっくりと関われることではないでしょうか?わたしは急性期病棟に勤務しているとき、ケアに追われ流れ作業のように業務をこなしている自分にジレンマを感じていました。また、病院の規則や決まりなどケアに縛りがあり、患者様が本当に望むケアをしてあげられないこともつらいと感じたことがありました。その点、訪問看護は1人1人オーダーメイドの看護が提供できます。訪問時間内であれば、するべき処置やケアに加えてプラスαのケアが提供できます。例えば、足がだるいと訴えている日には、足浴をして念入りにマッサージをしたり、足のリハビリを行って血行を促したりと、その日の状態に合わせた看護を提供しています。

 

看護以外の業務も経験できる

勤務先には事務の方がいるため、レセプトや細かい事務作業は行ってもらっていますが、電話応対やカルテづくり、パソコン入力など簡単な事務作業は、空き時間に訪問スタッフが手伝っています。特に、月末には報告書や看護計画を作成し、かかりつけ医やケアマネジャーに郵送する作業があります。大量の書類になるため、みんなで協力して作業しています。また、小規模な事業所なので、掃除や訪問着の洗濯も自分たちで行っています。看護以外の業務ができることは、勉強にもなるし気分転換にもなっています

 

訪問時の移動時間にリフレッシュできる

私の勤務先では、利用者様の自宅への移動は主に車を使います。都市部では、自転車や原付を使う事業所もあるようです。運転が好きなので、移動時間は季節を感じながら、ドライブ気分を楽しんでいます。ラジオを聞いたり、好きな音楽を流したり、車内でアロマを楽しんだりと移動時間を満喫しています。通りがかりにおいしそうなお店を見つけたり、先輩に教えてもらったりしたときには、ちょっと寄り道してお昼ごはんを調達することもあり、これも楽しみの1つです。また、時間通り訪問するために、先輩たちは裏道や抜け道をよく知っています。知らなかった道を覚えられるので、休日に出掛ける時、役に立っています。

 

3.訪問看護師へ転職成功するために必要な条件

転職 成功 必要条件

転職を成功させるにあたり、もちろん仕事内容は重要ですが、同時にその他の条件も必要になってきます。目先の仕事内容だけにとらわれず、視野を広げて転職先を探すことができればきっと運命の職場が見つかるでしょう。

 

勤務地は自宅から近いこと

前の職場は、渋滞する道を通らざるを得ず片道車で1時間かかっていました。渋滞した道での運転はストレスが溜まり、神経も使いました。保育園のお迎えも何度となく間に合わず、保育園にも迷惑をかけていました。今の職場は、片道20分で着くので通勤はとても楽になりました。震災の時、帰宅難民になった経験があるので、歩いても帰れる今の職場に転職できたのはありがたいです。

また、今までは子供の体調が悪い時に病児保育を使おうにも、通勤時間の兼ね合いで大幅に遅刻・早退となり利用できませんでしたが、転職後は病児保育に預けても遅刻・早退せずに勤務できるようになりました。病児保育を利用できるようになったことで、子供の病気で有給を使い切ってしまうこともなくなり、有給で旅行に行くなどオフを充実させることができています。

 

サポート体制がしっかりしていること

訪問看護に転職が決まったとき、初めての分野、しかも1人でご自宅に伺って看護を提供するなんて「自分にできるかな?」と不安でした。しかし、1人で訪問することに慣れるまでは、先輩看護師が同行して一緒にケアをしてくれました。その中で、ご利用者様やご家族との関わり方、ご自宅の環境やご自宅までの道順、ケア方法を覚えることができました。徐々に慣れて、1人で訪問するようになっても、判断に困った時は先輩看護師に電話で相談し指示を仰ぎ、必要時は一緒に訪問してもらっています。また、訪問の様子をカンファレンス等で共有しているので、1人で看ているというより、みんなの代表として訪問しているという感覚です。

 

まとめ

病院から離れ、訪問看護に転職することは勇気がいりましたが、理想の就職先をみつけることができ、常勤として勤務しながら、仕事と育児を両立することができています。子供の手が離れたら、また病院で勤務したいという想いはありますが、今は子育てしながら働ける場所があることに感謝して訪問看護を楽しんでいます。これから高齢化がさらに進み、ますます訪問看護の需要は高まっていきます。看護が好きな方にはぴったりな職場だと思います。


(編集・構成・管理者:亀岡さくみ

看護師歴15年、アラフォーママナースです。急性期、回復期を経て、現在は訪問看護ステーションで勤務しています。ママ看護師の情報を配信してきます。

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1件の返信

  1. おうた より:

    回復期に興味があったので、勉強になりました!現在通勤時間が長く転職を考えているものです。また自分の頭を整理してから、ほかの記事も、読ませていただきたいと思います。ありがとうございます!

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