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デイサービスで働く看護師の仕事内容と1日のスケジュール

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デイサービスで働く看護師の仕事内容と1日

看護師の仕事の内容は様々あります。特に、看護師資格を活かした福祉関係の仕事は、病院よりも体力、精神的な負担が軽いことから、子育て中のママさんナースや、長く現場を離れていてブランクがある看護師からの支持を集めています。

今までは、採用人数も少なく、就業に一定の経験年数の規則が設けられていたため、就業者も少なかったものの、今では施設の増加に伴って、徐々に看護師を募集する福祉関係の施設が増えてきています。

その中でも、近年特に増加傾向にあるデイケアやデイサービス。今回は、そのうちのデイサービスについて、デイサービスでのお仕事はどのようなものなのかお伝えしていきます。

1.看護師にとってのデイケアとデイサービスの違いとは

デイケアとデイサービスの違いとは

まずは、デイケアとデイサービスの違いについてです。デイケアとデイサービス、病院で働いているとこの明確な違いについて、考えることがあまりないかと思います。デイって言葉が付くからどちらも似たようなものと考えて入職すると、後々思っていたものと違うと後悔することとなります。

後悔しないように、おさらいしていきたいと思います。

 

看護師にとってのデイケアとは

デイケアは別名、通所リハビリと言います。言葉の通り、リハビリが中心となります。脳卒中や、その他の病気で身体の機能が衰えてしまったものを回復させ、なるべく自分の持っている力を最大限に使って、在宅生活を送れるようにリハビリをしていきます。

基本的に、リハビリ、レクリエーション、食事をサービスの軸にしていますが、最近では入浴サービスも行っているデイケアもあるそうです。

また、リハビリ特化型デイといい、リハビリをメインに行えるよう、スポーツジムが経営母体となっているデイケアや、他にも、一般企業が経営母体となっているデイケアもあります。

 

ポイント!

ポイント

病院を退院したけどもっとリハビリをしたい!という方が多く来ることから、病院退院直後である人も多く、医療行為が必要となることが多く、介護色が薄いということが特徴です。

 

看護師にとってのデイサービスとは

デイサービスは別名通所介護といい、要介護認定を受けている高齢者のみが使用できます。上記のように食事、レクリエーションの他、入浴サービスも最初から含まれています。

施設に併設されているデイサービスであればリハビリを行うこともありますが、上記のようにリハビリによって身体機能の向上をさせるというよりも、身体機能を維持するというように考えていいと思います。

そのため、どちらかというと、家に引きこもりがちで、人との接触がなくなった高齢者がデイサービスの職員や利用者と触れ合って刺激を受け合うこと、家族の介護負担の軽減が目的になります。介護負担に至っては、近年、お泊まりデイというように、別料金で宿泊も可となっているところもあるため家族の介護負担軽減には一躍かっています。職員は介護士がメインとなっています。

 

2.デイサービスで働く看護師の1日について

デイサービスで働く看護師の1日

それでは、今回、デイサービスの1 日の流れを看護師の業務内容と絡めてお伝えしていきます。

 

8:00~出勤

出勤した時点では、まだ、利用者様は来ていません。今日の利用者様は誰が来るのかの確認や、介護士とともに設備の確認、掃除をします。

 

9:00~送迎

利用者様のご自宅に車でお迎えに行きます。専用のドライバーがいることがほとんどであるため、介護士、看護師が車を運転することはありません。

また、車に乗せるのも、ドライバーが行うため、ご家族より、利用者様の体調や、デイサービスにてやって欲しいこと、薬を預かるということをします。ほとんどの施設では介護士が同乗するため、看護師が行くということはほぼありません。

 

10:00~バイタルチェック

利用者様が見えたら、順々にバイタルチェックを行い、利用者様が持ってきている連絡ノートに記入します。発熱があったり、血圧が高かった場合は、ご家族へ連絡し、場合によっては家に帰って頂きます。

 

10:30~入浴

ほとんどの施設が、来所してすぐに入浴となります。入浴介助は基本的に介護士が行います。看護師は入浴後に外用薬、湿布を貼付すること、皮膚トラブルがある方への対応と記録、家族へ申し送ることが業務となります。

 

12:00~昼食

入浴が終わると昼食となります。昼食は施設に併設のところであれば、施設の調理室で作られた食事、単独のところであれば、介護士たちが実際に調理をします。昼食前には利用者の血糖測定やインスリン注射の介助、食後には内服薬の配膳を行います。

 

13:30~レクリエーション

レクリエーションは介護士がメインとなるため、看護師は一緒に楽しんだり、利用者の見守りをするのみとなります。トイレ介助なども基本的に介護士が行うため、看護師は介入することはほぼありません。

 

15:00~おやつの時間

こちらも、看護師は特にやることがありません。詰め込みすぎによる窒息、誤嚥などはないかという医療的な観点から見守りをするのみで良いでしょう。

 

16:30~送迎

帰宅する利用者の身なりを整え、お見送りをします。ここでも、介護士が送迎にいくため、看護師は見送りのみとなります。

 

17:00~掃除

全員の送迎が終わったら、施設内を掃除して業務終了となります。

 

ポイント!

ポイント

このように、医療的な処置をする機会はほぼ限られています。そのため、介護士を補助するということが業務として多くなります。また、異常時の対応や、皮膚トラブルの対処など、突発的な対応をしなければならない場面が比較的多くなります。

 

3.なぜ近年、デイケアやデイサービスが増加傾向なのか

デイケアやデイサービスが増加傾向なのか

デイケアやデイサービスは近年増加傾向にあります。理由としては、行政が老人保健施設を縮小傾向とし、入所できる条件を厳しくしていること、老人保健施設自体も在宅復帰を厳しく促しているため、3ヶ月前後で退所させなければならなくなっていることにあります。

病院自体も出来高払い方式となっているところが増え、早期に退院せざるを得ない状況となり、リハビリをもっと続けたくてもできない人が増えておりそういった人がいる背景からデイケアの需要は高まっています。

 

家族にデイサービスが重宝されるため

24時間つきっきりで介護を行っている家族からすれば、デイサービスは「息抜き」の時間を与えてくれるものです。家族にとって介護の負担、疲労が増強してしまうことで、介護される方も刺激が減り、メンタル面が低下してしまうことがあります。

そうなると、介護の負の連鎖が止まりません。だからこそデイサービスは家族に重宝されています。そのため、デイケアはますます増えることが予測され、それに伴い、看護師のニーズも高まることとなります。

4.デイケア、デイサービスの職場を決める上での注意点

注意点

それでは、デイケアやデイサービスを職場として決めるためにはどのようなことに注意していけば良いでしょうか。就職した後に「こんなはずじゃなかった」とおもわないよう、最低限のポイントをまとめました。

 

経営母体(会社・企業)をチェックすること

まず、なんといっても大切なのが経営母体はどこなのか。介護分野は、現在、企業や個人など様々なところが経営を始めており、今後、高齢化に伴って増加する傾向にあります。経営母体がしっかりとしていないと、当然、経営が傾いていつか潰れることも容易にありえます。

そして、そうならないためにも、経営者たちは必死となるため、明らかに自分たちのデイの対象者ではないような方でも受け入れてしまい、介護者側に大きな負担が出てしまうということもあります。

また、看護師がデイケアやデイサービスを選択する際にはだいたい、家庭の事情や、自身の体調などにより、病棟で働くことが難しいという方が多いです。しかし、経営母体が個人などで勉強意欲がある経営者だと、勉強会などの残業がやレクの準備などいわゆるサービス残業となるような業務が多く入ることがあります。

 

ポイント!

ポイント

就職を検討する際にはその施設のパンフレットやインターネットのサイトを見て情報収集をしっかりと行っておくことがお勧めです。

 

 

地域の特色をチェックする

デイサービスやデイケアは需要が増しており、現在どんどん設立されています。そのため、選択肢はたくさんあるかと思います。勤務地にこだわりがなければ、地域の特色を見極めて選ぶというのも1つの手かと思います。

例えば独居の方が多い、活性化している地域である、子どもが少ないなど、その地域の特徴によって、利用者様の特徴も大分変わってきます。その地域の特色を調べておくことも、どんな利用者様が利用されているかというヒントにもなります。

 

求人情報はどのくらいの頻度で出ているか

これはディサービスやディケアだけでなくどの施設、どの業界にも共通することかと思います。頻繁に求人が出ていたり、長いこと求人情報が変わらず出ているところでは、なかなか求人が決まらない、人の出入りが激しいということになり、職場としてあまりよくないという印象になります。

余裕があれば、常に求人情報に目を向け、どんな求人が出回っているのかをチェックしておいてもいいでしょう。

 

看護師専用の転職会社も利用しよう!

看護師専用の転職会社は、求人情報をまとめてピックアップ、自分の条件に合った施設を登録すると探し、求人紹介してくれる転職支援サービスです。完全無料で利用することができ、かつ手間なく求人を探せるのでおすすめです。(看護師、または准看護師資格を保有していれば利用できます。)

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3社とも全国対応です。無料で利用できるので、求人等を比較しながら3社利用しておきましょう。

まとめ

看護師がデイサービスでの仕事についておさえるポイントは以下の通りです。

  • デイサービスは要介護認定を受けている高齢者のみが使用できる
  • デイサービスでは利用者の健康チェックがメインの仕事になる
  • 求人を探す際は経営母体をしっかりチェックする必要がある

施設数の増加に伴い、看護師の求人が増えているデイサービスやデイケアですが、病棟のように、療養上の世話をすることが少ないため自分に合ったところを選べればライフワークバランスを維持することができるでしょう。

慎重に選択し、楽しく働いていけると良いと思います。

 

最後までご確認いただきましてありがとうございました。


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都内の大手総合病院で3年、その後保育園看護師として1年勤務し、パート看護師・派遣看護師として様々なジャンルを体験。現在は、今までの経験を活かして看護師ライターとして活動中です。現役看護師や潜在看護師の皆さんの転職成功をサポートできるような情報を発信していきたいと思います。

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カテゴリー:デイサービス(通所介護)


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この記事を書いた人:kameko
(公開日:)(編集日::2017年08月02日)

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3 コメント・感想

  1. […] また、デイサービスへの転職についてはデイサービスへの看護師転職6つの注意点、メリット・デメリットをご参照ください。 […]

  2. […] デイサービスで働く看護師についてこちら「デイサービスで働く看護師の仕事内容と1日のスケジュール」に参考ページがあります。 […]

  3. […] 詳しくは「デイサービスで働く看護師の仕事内容と1日のスケジュール」を参考にしてください。 […]

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